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オンラインゲームがデスゲームになったので、すすんで引きこもる  作者: 仲仁へび
第13章

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第131話 三体同時撃破



 そういうわけで、三体同時攻撃でスライム撃破に再挑戦。


 最初はぎこちなかったけど、シロナが早めに攻撃したり他二人が遅めにテンポを合わせたりして、だんだん息があってきた。


 それで、最初から数えて10回目の攻撃でようやく撃破。


 三体スライムはぴぎぃ。


 なんて情けない悲鳴をあげて、ポリゴンの欠片になって消えていった。


 黄金色な体をしていただけに、その景色はちょっとだけ綺麗だ。


 これでもう、他にクエストはないよな。


 入口に戻って花を渡すと老夫婦にお礼を言われた。


 そして、クエスト達成のファンファーレがなると、ちょっとしたびっくり現象が。


 目の前で、消えていったんだよね。


 老夫婦が。


 バグとかシステムとかの関係じゃなくて、なんかこう見るからに儚さそうな感じで、空から光が降り注ぐっていう演出つきで。


 これってあれじゃん。


「えっ、あの人たちも幽霊だったの!?」

「亡くなられていたんですね」


 らいかとシロナも当然驚いていて、アリッサだけがしたり顔でうんうん頷いてる。


「アリッサ。君、知ってたでしょ?」

「まーね。情報屋ですから。でも、私も最初にきいた時はびっくりしたからお相子だよ。ちなみにちゃんとお墓はあって、花は瞬間移動して供えられてるよ」


 最後の情報シュールだな。


 幽霊が墓参りって普通は考えないだろ。

 最後になんかひねった展開きたな。

 イベント考えた奴だれだよ。

 このゲーム、たまに変なところで意外性つっこんでくるんだよな。

 最初にゲームやった時も、あれだったし。


「ちなみに、あの家族は、息子さんがモンスターにおそわれて、夫婦もモンスターに襲われてって感じみたい。他のおじいちゃんおばあちゃんとかはいない設定だよ」


 ていうか、一家全滅?

 になるのか、これって。

 いや、人間じゃないし、NPCだけど。


 そう考えると、なんかただのNPCなのにちょっと切ないというか、思うところが出てくるかな、なんて思ったり。


 僕達の場合、現実世界では両親が待ってるだろうなって思うけど、それでも帰れるのはいつになるのか分かんないし、帰った時には事故か病気で死んでるなんて事もあるかもしれないんだよな。


 帰る場所があって、帰りを待っていてくれる人がいるってのは当たり前だと思ってたけど、そういう可能性もゼロじゃない。


 そう考えると、ーーってかそう考えなくてもだけど、デスゲームって残酷だよな。



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