第128話 フラワースライム
アリッサは心配してたけど、幸いにもすぐに花は見つかった。
洞窟の一番奥に生えてて、キラキラ光ってた。
黄金の花ってどんななの?
ってお思ったけど、思ったより豪華って感じじゃないかも。
ちょっと光をまとっているせいか、繊細って感じがぴったりかな。
近づくと蛍みたいに光がまって、幻想的な景色が見られた。
面倒くさいってのが僕の総評ではあるけど、この景色が見られたのは
、まあ悪くはないと思う。
「わぁ、素敵ですね!」
「おおー、眼福眼福」
「すごいねお兄ちゃん、蛍みたい」
シロナ達もすごく喜んでるみたいだし。
適当な数を摘み取ったらクエストが進んだけど、ここで注意。
ここまで探しものクエストだから油断してたけど、一応モンスターもでてるんだよ。
雑魚だったから、描写しなかっただけでさ。
つまり何が言いたいかというと。
出た。
モンスターが。
それも今までとは違って、ちょっと特別な個体が。
アリッサから聞いたクエストの内容には、特別なモンスターとの戦闘はないはずだったから、ただの偶然?
らいかが「あれって、ゲームのモンスターで有名な奴だね」と言ってる。
オンラインゲームどころかおそらくゲーム全般に詳しくないシロナでも、あれ系のモンスターは知っているらしく「どうして有名になったんでしょうね」とささやかな疑問を口にする。
「かわいいからじゃなーい? 見た目が。それにぷよぷよしてるし」
なんて適当なことを言っているのはアリッサ。
そんな話題の主となっているのはスライムだ。
たてよこ10メートルくらいありそうな。金色の巨大な。




