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オンラインゲームがデスゲームになったので、すすんで引きこもる  作者: 仲仁へび
第13章

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第126話 形見のペンダント



 そういうわけで、あの夫妻の息子の形見を探す事になった。


 洞窟の中をいったり、きたり。


 けどなかなか見つからないな。


 一度家に帰っちゃダメかな。


「あのお二人のためにも絶対に、見つけてあげましょう!」


 なんて思うけど、シロナがやる気を出してて無理っぽそう。


 君、相手が中身NPCだってこと忘れてない?


 普通ならありえないって一笑するところだけど、シロナだもんなあ。


 忘れてるどころか、NPCにも心があるとか言い出しそうだ。


「あ、あったー!」


 シロナをじっと見つめながら考え事してたら、反対の方向かららいかの声が。


 目当てのものが見つかったみたい。


 アイテム名は。形見のペンダント。


 いかにもそれっぽい見た目の金属の装飾品で、平たくて丸い部分がついてるんだけど開くようになってる。


 仲には当然あの夫婦の息子の写真。


 小学生くらいの年齢か?


 ちょっと気弱そうな印象の男の子だ。


 はしゃぐらいかと、そんな妹をねぎらうアリッサ&シロナ。


 あの夫妻は洞窟の入り口で待ってるらしいから、じゃあ三人でいってきてよって言おうとしたら、アリッサに心を読まれた。


「どうせまだクエスト続くんだから洞窟にお留守番しようって考えてるでしょ。ニルバっちわかりやすーい」

「わかりやすいようにしてたからな」


 だって、早く帰りたいし。


「だめー。ぶっぶー。あうとー。このクエストは、パーティーのみんなが揃って行動してないと、クエスト進まないんだよね」


 今までの行動履歴からそうだろうなって思ってたけど、やっぱりそうかあ。


 はぁ、面倒くさい。


 クエストによってはみんなで手分けして進められるものもあるんだけどなあ。


 らいかはあの写真で過去の記憶を掘り起こしたらしい。


「小さい頃のお兄ちゃんを思い出すなー」

「らいかの方が小さかっただろ」

「そういう意味じゃなくて。昔、お兄ちゃんだけ記念写真撮る時になかなか笑わなかったから、お父さんとお母さんが一生懸命に笑わせようとして、大変だったなって」

「あー、そんなことあったな」


 だって楽しくないのに笑えないし。


「あの写真、今でもお母さんたちの寝室に飾ってあるんだよ」

「へー、そうなんだ」



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