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オンラインゲームがデスゲームになったので、すすんで引きこもる  作者: 仲仁へび
第11章

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第101話 コツ



 レベリングにはコツがある。

 やみくもにモンスターを狩れば良いわけじゃないという事は、中級者以上のプレイやーなら誰でも知っているだろう。


 セオリー通りなら、効率よく経験値を手に入れるために、自分達よりも強い高レベルモンスターに戦闘をふっかけ、パーティーで集団戦をしかける。けれど、僕達の場合はそうはいかない。


 特にゲームを始めた初心者が、その方法でレベリングをするのは難しい所があった。


 だから僕は、そういった人達のために手軽に経験値を増やせる方法を選択。


 それは、連続攻撃回数を増やしたり、相手から攻撃を受けずに敵モンスターを撃破するという方法だ。

 そうするとボーナスとして、モンスター撃破時に入る経験値が元の数値より上がるのだ。


 そういうわけで、安全で堅実な方法を採用したんだけど……。


「らいか、ほら当たるぞ。避けろって」

「う、うん」


 戦闘中。

 らいかの構えた杖がモンスターにかすった。

 ぼこっとなぐろうとしたけど、擦り傷程度のダメージにしかならなかったようだ。

 ちょっとおしい。手こずってるみたいだ。


 相手は草地に出現する俊敏なモンスター……ウルフだから、早く動いた方がいい。

 僕は何か改善点が見つかったら、その都度らいかに伝えていったけど、デスゲーム世界に来てしまった環境を意識してるのか、動きが若干ぎこちない。


 で、そんなだから、急に別のタイプのモンスターが現れたりすると、危なくなってしまう。

 どうにも来夏に対処できなさそうなのが現れると……。


 僕の出番だ。


「仕方ないなぁ」


 現れたのは、黄色と黒の警戒色を身に纏ったモンスター、ワイルドビー。

 30センチくらいの蜂みたいなモンスター数体を剣で切りふせていく。


 でも、これでも順調な方。

 戦闘時のらいかは、ちょっと腰が引けてるところがあるものの、中級者程度のプレイヤーと比べても見劣りしないくらいの実力があった。


 おかしいな。

 らいかは剣道とかした事ないし、棒術とかも習った事はない。

 普通の中学生だったはずで、ケンカもした事は無かったはずだ。




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