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零地帯  作者: 三間 久士
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バカブ神その8(愛しい貴方)

8・愛しい貴方


愛しい貴方

愛しい貴方


眠る貴方に寄り添い

幾つの夜を越えただろう

眠る貴方と引き離され

幾つの星々の生死を数えただろう


愛しい貴方

その両の瞳に初めて映ったものはなんですか?

その両の瞳に映る私は貴方の想像通りですか?


神でなくていい

人でなくていい

花に群れる羽虫でも

谷間を駆け巡る風でもいい

愛を語る口が無くてもいい

貴方を見つめる瞳がなくてもいい

こうして貴方と繋がってさえいられれば

このまま眠れれば

私はそれだけでいい


愛しい貴方

愛しい貴方


もう

私を離さないでください

私には貴方しかいない

私には貴方しか見えない

私には貴方の温もりしかない


愛しい貴方

さぁ共に眠りましょう・・・


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