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1-3 第32話 童明寺と白井さん

side優也


「次は歴史館?」


 次は噂の歴史館である。


 悠真に教えてもらっていたので提案したらそのまま通ったと言うことだ。


 ちなみに悠真との時間はずらしておいた。


 どうして悠真の時間がわかったのかって?


 (つて)があるんですよ。伝が


 俺に友達が居るのかって?何いってるんですか…友達は結羽達を含めて五人(結羽、悠真、星野さん、童明寺、白井さん)だけにに決まってるじゃないですか?


 え?白波さんと咲峰さん?


 咲峰さんは輝きすぎて俺では釣り合わないと言いますか…白波さん?知らない人ですね。


 悠真のグループメンバーだと名乗る人物に接触して教えてもらったんですよ。


 友達じゃない人に教えてくれるなんてやっさしーっ!


 はぁ…辛い


 って言うか綺麗に俺達四人はクラスが別れてるんだな。


 クラスが違うもの同士仲良くなるのってすごくね?部活とかもやってないんだぜ?


 そして歩いていると歴史館に着いた。


 予想通りのよくある歴史館って感じがするな。


 と言うかホテルにめっちゃ近いな。徒歩5分だ。


 ホテルに集合だが、ちょっとは寄り道しても問題無さそうだな。何か近くで土産でも買っていくか。


 そうおもいながら俺達は歴史館に入っていった。


 結果から言うと悠真との接触は避けれたが、何とそこには結羽が居た。


「ゆゆゆ、優也!ひ、久しぶり」


「久しぶりって、今朝学校で会ったばかりだろ」


 これが久しぶりと言うならばどんだけ久しぶりの範囲狭いんだよ。


「そ、そんなことはどうでも良いのっ!」


 何でこいつこんなにも動揺してるんだ?


 だけど前のめりになって腕を真っ直ぐしたに下ろしてこっちに抗議してきている姿は可愛いかもしれん。


「夫婦漫才?」


 と、ニヤニヤしながら咲峰さんは言ってきた。


「え、え?」


 と、おどおどし始める結羽。


 それじゃ肯定してるみたいじゃないか。


「ふ、ふうふぅ」


 と、目を回す結羽


 反応は可愛いけどここはちゃんと否定してくれ


 それじゃないと俺が困る。


 でも結羽に期待は出来ないか…


 なら


「違うわ!」


 と、俺が否定した。


 すると、結羽は『え?』と言った。


「は?」


「あ、い、いや。違うの!うん!私達は何でも無いから!」


 と、意味深な反応をしながら言った。


 何その反応。


「結羽行くよ」


「あ、うん。わかった」


 そして結羽は結羽の友人と思わしき人物に呼ばれてたたたと少し走ってからこっちに振り替えって立ち止まった。


「じゃーね」


 そう言って微笑んでから友達の方に向かった。


 すると、童明寺が口を開いた。


「何であれで付き合わないかね…」


 と、やれやれと言った様子で言った。


「いや、結羽には好きな人が居るらしいし」


 すると、皆がやれやれと俺から目をそらした。


 なに!?これって俺が悪いのか?


「まぁ、そんな鈍感男は置いておいて行くか」


 と、童明寺は進行方向に体を向ける。


「って、お前も鈍感だろ」


 俺も童明寺に言い返す。


 実は白井さんは童明寺の事が好きらしいのだが、童明寺は全く気がついた様子を見せない。


 ちょっと白井さんが可愛そうだと思ったり


「違うよ」


 と童明寺は静かに言った。


「俺はお前とは違って鈍感じゃない。そう!お前とは違って…な」


 うざい!言い方がうざい!


 ってか鈍感じゃないってどういう意味だ?


「俺は今のこの関係が好きなんだな」


 ああ、なるほど…好意には気がついてはいるがこの関係を保っていたいってことね…


 って白井さん!あなた遠回しにフラれてますよ!


 俺は見ていられなくなって白井さんの事を一瞬見てから目をそらした。


「何で今、一瞬見たん、ですか!」


 これまでに聞いたことの無いような白井さんの大声だった。


「さて、この話はこれくらいにして中を見ていくぞ!」


 そして童明寺の後を着いていく。


 やはり中は小難しい内容ばかりで人によっては退屈に感じる内容だっただろう。


 でも大変勉強になった。


 途中白井さんがうとうとして倒れかけたところを童明寺が受け止めて、それに気がついた白井さんが真っ赤になりながら謝ってたのはちょっと面白かったかな。


「ふぃ~。見応えあったな」


 童明寺は歴史系の物が好きらしい。


 それもあって一番得意な強化は世界史や日本史らしい。


 満足げにうなずく童明寺


 さて、色々中を見て回ったけど時間はたっぷり余ってるな。


 どうしようか…


 ってか今更だけど寒いな。


 ホットコーヒーでも飲みたい。


 と、手頃なところにホットコーヒー有りの自販機見つけた。


 だから、俺が買いに行こうとすると


「あ、優也。俺らも宜しく」


 と、頼まれてしまった。


 しょうがねーな。


 と、ホットコーヒーを四人分買った。


 そして皆の所に戻って皆にホットコーヒーを渡す。


「サンキュー…って何だその手は」


 渡したあと童明寺に手を差し出す。


 その手に童明寺は手を重ねる。


「ちげーよ!何重ねてんだよ!」


「え!?そういう流れじゃなかった?」


 何いってんだ…


「代金200円になります」


「おい!あそこにちゃんと140円って書いてあるだろうが!60円どうしたんだ!ぼったくりか!?」


 って何でこいつちょっと離れた位置から代金見えてんだよ。目良すぎかよ。


「バイト代」


 と、俺は淡々と言った。


「何のバイトだよ」


「パシリ代」


「パシリ代って何だよ!」


 うん。一回ボケってやってみたかったんだよね。俺がボケてもちゃんと童明寺がつっこんでくれるから安心?だな。


 と、渋々俺に200円渡す童明寺


「はい。お釣60円になります」


「返すんかい!ってかただの両替だよな?」


 そこに気がつくとは貴様…天才か!


 いやー。ちょっと100円玉の枚数が心持たなくなってきててな。


 そして俺は買ってきた缶タイプのホットコーヒーを開けて飲む。


 うん。やっぱり冬はホットコーヒーだよな。暖まる。


「んじゃ。何かお土産でも選ぶか」


 と、俺達はコンビニに入ってお土産を選ぶ。


 俺はクッキーにした。


 そして俺達はコンビニを後にして少し早いがホテルの集合場所に向かった。

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