1-1 第3話 いつのまにか友達で
はい!どうもみなさん!ミズヤです
今回もこちらに乗せて行きます!
それでは本編行きましょう!
では!
第3話スタート
学校
「なぜに無視するんですか!」
「俺はあんまり他人とつるむ気は無い。それだけだ!」
俺に友人なんか要らない。もう親しい人があんな目に合うところなんか見たくない。
「なんか今、悲しそうな表情になりました! なりましたよね! どうしてですか! 私の顔を見てどうして悲しくなるんですか!」
正直鬱陶しい……しかもほとんど初対面の人に話す義理は無いだろう。
「別に、何でもねーよ!」
「それなら良いのですが……どうして他人とつるまないのですか?どうして
俺は彼女が言い終わる前に壁ドンをしていた。
「関係ないだろ! 俺とお前はほとんどお互いの事を知らない赤の他人だ! どうしてそこまで俺に付きまとって俺の事情に踏み込んで来るんだ! どうして……」
俺は気づいたら目から涙が出てきていた。
俺はなぜだかこいつを見ると七海を思い出して悲しくなる…
そうして俺は彼女から離れた。
その瞬間、彼女は走ってどこかに行った。
あーやっちまった……。
ついつい感情的になって色々と言ってしまった……自分でも今のはさすがに……って思うところがある。
「……」
そうして俺は俯きながら無言で自分の教室に帰った。
そして俺は授業中も彼女の事が気になって授業に集中出来なかった。
自分でもどうしてここまで彼女の事を気にかけるのか? 正直分からない……ただ1つ分かっていることは
「俺が結羽を傷つけた……」
ただその事実だけが俺の背中に重くのし掛かる。
しかし、何で俺はこんなにも彼女の事を気にかけているのだろうか?
それは分からない……だが心配だ……
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
帰路
俺は今、自宅への帰路を歩いていた。
歩いていても彼女の事が気になって仕方が無い
その時
キキィィン
すぐ横を見るとトラックが迫ってきていた。
次の瞬間、誰かに抱きつかれた感覚が襲って前方に力強く押された俺は前の方に倒れて、歩道までたどり着けた。
ガタン
トラックが止まる音が聞こえた。
「あぶねーな! 死にてーのか!」
運転手はそう文句を言ってまた走り出した。
俺が後方を見るとそこには抱きついた結羽が居た。
普段は分からないけど、抱きつかれて初めて分かる女の子特有の柔らかさと胸の感触にドキドキした。
暫くして結羽が避けてくれたため俺も起き上がった。
その瞬間
バチン
俺の頬を結羽は力一杯ひっぱたいてきた。
「危ないでしょ! 何でちゃんと信号を見ないの! どうして! 私はあなたの事を友達だと思ってるから! あなたにとっては赤の他人かも知れないけど! 私にとっては友達だから居なくなられたら困るの! 悲しいの!」
結羽は泣いている。
なぜ泣いてるのかは俺には分からない。
俺は高校1年生のロリっ子に助けられ、高校1年生のロリっ子に説教されて……情けないな俺は……
でも……
「良かった……」
「何が良かったのよ! 全然良くないよ!」
「俺はお前に嫌われちゃったかと思ったから……」
自分から突き放しといて人の温もりを欲してるってわがままだよな……
「ほんっとバカみたい……自分から赤の他人呼ばわりしといて、赤の他人なら嫌われても関係ないんじゃない?」
彼女は少し笑顔になってそう言ってきた。
「ああ、あの頃の俺がバカみたいだ! 俺達は赤の他人じゃない! 俺達は友達だな!」
「最初っからそうやって素直になってれば良いんです!」
俺達は向き合ったまま無言になってしまった。
気まずい
「そう言えば、結羽は俺の事を知りたがってたよな?」
「うん、まぁ……」
「ならさ、友達なら俺の昔の事を教えてやるよ。俺にはな年が4つ離れた妹が居るんだ」
「妹さんですか?」
「元気な子でさ! 元々インドア派の俺とは真反対の性格の女の子だ」
結羽は、うんうんと頷きながら俺の話を聞いている。
「名前は、絆成 七海。いつも俺を連れ回そうとするはた迷惑な妹だ」
そんなある日だった……
「いつも通りに俺は連れ回されて家に帰る途中の出来事だった」
それは一瞬だった。
「居眠りしていた車が手を繋いでいた俺のすぐ横を通りすぎたんだ」
通りすぎたなら、ぎりぎりで危なかったけど良かったとなるはずだ! しかし注目すべき所は手を繋いでいたという所だ!
そう……俺は七海と手を繋いでいたのだ!
「俺は衝撃で少し後ろに飛ばされた」
そして隣を見ると七海は居なかったんだ。
そしてもっと遠くを見てみるとそこには血だらけになって倒れている七海が居た。
「これは俺が中学1年生の時の話だから……3年前の話だ」
そして俺と父さんは病院を当たったがこのまま一生植物人間になる可能性がある……ってよ。
「そんで、自分で治療法を研究するために医療研究会に入部したかったんだが……落ちちゃってな……ダメだった……」
「そう……だったんだ……」
結羽はすごく悲しそうな声でそう言った。
「まぁこんな暗い話は終わりにして帰ろう!」
そして俺と結羽は立ち上がって歩き出した。
そしてなぜか、結羽が俺の手を握ってきた。
そうして俺に、結羽という友達が出来ました。
なぜ手を握って来たかは結羽にしか分からない。
「ほんっと、そう言う鈍感な所……ラブコメ主人公にそっくり……私、頑張るから」
はい!第3話終了
今回は優也さんと結羽さんが友達になる話でした。
それでは今回はここまで!
次回もよろしくお願いします!
ではでは!
さようなら




