1-1 第1話 僕に彼女は要らない
はい!どうもみなさん!ミズヤです
今回、こちらの作品は小説家になろうで投稿させていただきました。
こちらでは小説投稿がなれていないので間違いやアドバイスなどがあったら教えてください!
それでは本編へ!
第1話スタート
カリカリカリカリ
えんぴつ・シャーペンを走らせる音が聞こえる。
今は受験の真っ最中
俺はこの日のためにありとあらゆる娯楽を無視して、学校行事と受験勉強だけに尽くしてきた。
すべてはこの日のために……
来る日も来る日も、友人など作らず、『恋愛』なんて『れ』の字も無い。
「終了!」
そしてすべてのテストが終わった。
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そして後日
合格発表は校舎の外にある掲示板に貼ってあるそうだ。
えーっと俺の名前は……
「あった!」
俺の名前、絆成 優也の名前がそこにはあった。
順位は1位、主席だ。
今までの努力が今報われた。
そんな瞬間だった。
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主席で入ったと言う事は入学式にスピーチをしなくてはならない。
俺はあまり人前に立って話すのは得意じゃない。
今は入学式、そろそろ
「絆成 優也君!」
ついに出番だ。
そして俺はステージに上がって
「俺は1年A組の絆成 優也です」
そして、スピーチを開始した。
「これで終わります」
そして俺はステージから下りる。
今日はそれで終わり、下校した。
この伊真舞高校は、町一番の進学校と言われているだけあって、勉強の内容もすごく難しいと言われている。
そのため今の学力を維持するためには今まで以上に勉強をしなくてはならない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そして俺は家に帰ってからも部屋に篭って勉強をしていた。
コンコン
ノックの音が聞こえた。
「父さんだ。入るぞ」
それだけ言って父さんは静かに俺の部屋に入ってきた。
「頑張ってるな」
「成績を維持したいからな」
「そう言えばどうしてあの学校を志望したんだ?」
そう、俺には理由がある。
ただ単に制服が好きだとか、先輩が可愛いからとか言う理由じゃない明確な理由が。
その理由とは、
「俺はあの学校にしか無いと言う医療研究会に入ろうと思っている。だから志望した」
なぜその部に入りたいかと言うのにも理由がある。
「もしかして、まだ七海の事を気にしてるのか?あれはお前のせいじゃないと」
「いや、俺がしくじったからこんなことになったんだ」
俺には4歳年下の妹が居る。
名前は七海……絆成 七海だ。
しかし数年前、俺がしくじったことによって、七海は寝たきりになってしまった。
命に支障は無いらしいが、このまま一生目を覚まさないかもしれない。
現代の医療では、それを治すことは出来ないらしい。
なら、俺が作り出す! その治療法をあみだす! だからあの高校を志望した。
「まぁ、お前が七海の為に自分の時間を削って色々行動をしてくれているのは嬉しく思う…だけどな、父さんはお前にも幸せになってほしいんだ。それが父さんの最大の幸せなんだ」
「俺の幸せは七海が目を覚ますことだよ。だから俺は七海が目を覚ますまで最大限の力を尽くすんだ」
そう、俺の幸せは七海が目を覚ますこと。
それ以外の幸せなど要らない。
七海が目を覚ますなら死んでも良いとすら思っている。
俺はあの頃の楽しかった日々を取り戻したい。
あの、楽しかった日々を……
「だけどな、父さんは本音を言うとな、お前に折角の青春時代を謳歌してほしい。だからな、優也」
父さんは一息ついてからこう言った。
「お前は頑張っている。だからこそ恋愛の1つや2つしてほしい」
は? 俺が恋愛?
「あはは、父さんも面白いジョーク言うんだね! 昔から俺には『恋愛』の『れ』の字すら無かったこと知ってるでしょ?」
しかも今は恋愛どころじゃない! 俺にはそんな時間も無い。
俺には彼女など必要は無い。
「まぁ考えとく事だな」
それだけ言い残したら、父さんは立ち上がって、部屋から出ていった。
「恋愛……ね……」
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次の日
今日は学校で自己紹介がある日。
そして部活動を決める大事な日。
残念なことに医療研究会は定員が決まっており、くじ引きで決めるらしい。
俺は運はあまり良くないから不安がつどる。
この高校に入る人のほとんどが医療研究会目的だ。
研究会と名前はなっているが、これは正式な部活だ。
この部活で発見した医療技術で世界に出回っている物は沢山ある。
最初に言った通り、定員が決まっていて更にはほとんどの生徒が医療研究会目当て、そうなるとこの学校の生徒全員が敵だ。
考え方が片寄ってるなどどうとでも言うが良い。
「俺は、本田 龍輝です」
今は自己紹介の最中。
昨日の父さんの言葉を思い返していた。
優也「恋人……か」
実は昨日言った事は建前だったりする。
本音を言うと、また大切な人を失うのが怖いと言った所だ。
先生「えーっと次は絆成!」
しかし俺の耳には届かず、まだ恋愛の事について考えていた。
先生「絆成!」
少しイラついた声で呼んできた。
優也「は、はい!」
やっと俺の耳に届き俺は自己紹介を始める。
優也「俺は絆成 優也。好きなものは他人の幸せ、特技は無し」
そう言って俺は自己紹介を終えた。
好きなものでクラス中がざわついた。まぁ他人の幸せだからな。
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「では、部活を決めます! 自分のネームプレートを黒板に貼ってください!」
そして俺は迷わず医療研究会に立候補した。
案の定、クラスの8割が医療研究会に立候補した。
「では、医療研究会は昼休みに視聴覚室でくじ引きがあるので忘れずに行ってください!」
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昼休み
俺は今、視聴覚室に来ていた。
これは一種の戦闘だ。
ドキドキ
そして俺は当たりとハズレが書いてある割り箸を引いた。
この学校の全校生徒は300人強
立候補者は250人強
枠は10人
つまり、240人入れないことになる。
俺はその10人になってやる!
そして俺は割り箸を見た。
それにはこう書いていた。
『ハズレでした~残念~m9(^д^)プギャー』
ムカつく
バキッ
俺は思いっきりその割り箸を折った。
「当たりだった人はこちらへ来てください!」
しかし、俺は当たりを引くことが出来なかった。
その事で今までの努力はなんだったんだ…という気持ちになる。
「あはは……ほんっとついてねー……」
俺はいざというときに勝負弱い。
そして午後の授業に戻ったが、いまいち内容が入って来なかった。
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帰宅
カリカリカリカリ
俺は今自棄になって勉強をしていた。
俺が今まで頑張ったのは一瞬で否定された気分だ。
俺は七海の為にあの学校に入ったんだ。
そう言えば俺は昔、何になりたかったんだろうか?
「優也、息抜きにコーヒーでも飲みな」
「置いといて」
「優也! いつまでも引きずってないで、先の事を考えろ!」
先の事……か。
「父さんはな、お前の本当の幸せを願ってるんだ!」
それだけ言ったら父さんは部屋から出ていった。
「余計な……お世話だ」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
朝
俺は目を覚まして時計を見た。
「って、ヤバイ!」
どう考えても遅刻の時間だった。
俺は急いで準備して家から飛び出した。
そして十字路を走って行こうとしたとき、脇道から走ってきた女の子とぶつかった。
「いてて……」
「いっ! 大丈夫か?」
「は、はい! 大丈夫です!」
中々元気な女の子だ。
中学生位だろうか?かなりの童顔だ。
「あ、遅刻する!」
「ほんとだ!」
そして俺は学校に向かって走り出した。
はい!第1話終了
どうでしたか?楽しんでいただけましたか?
ハーメルンの方が更新頻度が高いので早く読みたい方はそちらで読むことをオススメします!
では、今回はここまで!
次回もよろしくお願いします!
ではでは!
さようなら




