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旅立ち

メージスト帝国編

第3話 旅立ち


「う、う〜ん、、、もう朝か、、早く支度しなくちゃな」


いつもは朝に弱い俺でも今日は違う、そう今日は記念すべき自由への1日なのだ。


「よし、支度はできたし朝ごはんでも食べに行くか。」


ちなみにこの宿は俺が魔力無しだと知っていても泊めてくれた良心的な宿だ、一泊銀貨2枚で食事は別料金で銅貨50枚である。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


銅貨1枚=1ガルド


銅貨100枚=銀貨1枚


銀貨1枚=100ガルド


銀貨100枚=金貨1枚


金貨1枚=10000ガルド


金貨100枚=白金貨1枚


白金貨1枚=1000000ガルド



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




食堂に着くと朝ごはんを食べようと多くの人がごった返している。



「おっちゃーん、もう朝ご飯食べれる?」


「おう!ちょっと待ってな。」


こういう雰囲気は嫌いじゃない。一応は貴族だったしご飯を食べる時は作法や家族の目を気にしながら食べていたから味なんてわかりゃしなかった。


「お待ちどうさん!」


「旨そう、早速いただこう。」


「旨そうじゃなくて美味いんだよ。」


こういう主人との掛け合いも嫌いじゃない。


今日の献立は黒パンとスープとサラダか、朝にはピッタシだな。


「おっちゃーん!昼の弁当って頼べは作ってくれる?」


「おう!俺の愛情タップリの弁当は銅貨50枚だ。」


「「「じゃあ、俺らは愛情抜きで!」」」


「愛情抜きは銀貨1枚だ!」


「「「しょうがない愛情ありで!」」」


「ぶっ飛ばすぞ、テメーら!」


「じゃあ、おっちゃんその弁当一つお願い。」


そう言って銅貨を50枚出す。


「確かに、朝ごはん食べてる間に作るから待ってな。」


そう言うと厨房に向かって行くおっちゃん。


「まだ時間もあるしゆっくり食べるか。」


そう言えばライオット王国まで2週間の旅か〜。まだ、出発してもいないのにドキドキしてる。俺は向こうに行って冒険者として成功して、家族を見返して、それで綺麗な奥さんと子供仲良く暮らしていけたら文句無しだな〜、、、綺麗な奥さんは言い過ぎかもしれないが、この際奴隷でもいいか。


そんな事を考えている内に朝ごはんを食べ終えて弁当もできたようだ。支度もできているし後は馬車が来る正門の前で待つか。


ゴーン、、、ゴーン、、ゴーン、


朝の8時の鐘が鳴り馬車が正門まで来たのでチケットを御者に見せ乗りこむ、見る限りここから乗るのは俺1人らしい、次の止まる場所まで貸し切り状態なのでラッキーだと思うアストラル、この後の惨劇は知るよしもない。


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