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板橋橋

 真夜中の三時。正確には三時十二分。

 板橋橋という言いにくいレインボーブリッチなみの橋の下。

 そこはゴミがうようよと流れている川。だが、これも正確に言えば真下にあるのは、ホームレスたちがダンボールの中で住む石の道だ。その隣がすぐ川となっている。

 橋の真下なので、夜は真っ暗と思いきや、ここは東京。川の向こうに見えるビルやらの光が、ホームレスたちのダンボールを照らすので、丁度いい。皮が綺麗で臭いもよければ、少し住みやすい物件だ。

 板橋橋は、車が多く走っているが、歩道もあることにはある。

 その歩道から、革に続く階段が一個だけある。これは本来業務用だが、ホームレスたちが使うことが非常に多い。

 そこの階段で、こんな時間に二人の若い男性がホームレスの場所に降りてきた。

 二人の右手には、プロ野球で使うような金属バットがギュっと掴まれていた。

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