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句読点 採集編  作者: 川進


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紙 一重でなく 一枚





やはり朝日は。

きちんとのぼる。


いつも通りに、

小さな鳥たちは。

屋根の上で、

足音を立てる。



大切なひとが、

消えても。

毎日は、

続いていく。


不思議すぎると、

思うのだけれど。

当たり前のように、

動いていく。



誰が助かり、

助からなくても。


今ここに、

居るけれども。


居なくなっていたとしても、

何の不自然さもない。



太陽の光が。

当たるところは、昼。

当たらないところは、夜。

それくらいの、違い。


そこに。

どんな境目や、段差が。

あるものか。



丸いものの表面は。

紙一枚にくるまれて。

つながっている。


反対側まで、

突き抜けているような。

裂け目は、どこにも無い。







2024.6.19

373 m(_ _)m 39

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