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膜の外
夜霧の向こうに、
日がのぼって。
水が、たっぷり、
あると、わかる。
さえぎる、白い膜が。
薄まって、散っていく。
向こう側から、
ひかりが、抜けてくる。
ずっと、
こちら側から。
ひかりを当てようと、
していた。
ひかりは、膜に。
はねかえるばかり。
目を凝らしても、
なんにも、見えない。
わかっているのに、
何度も、くりかえす。
なみなみとある、水が。
日に照らされて、
金色にひかる。
待つ時が、ある。
方法が、無いこともある。
ただ、立っているしか。
無いことも、よく、ある。
ほとんど、いつも。
無力だ。
2024.5.4
373 m(_ _)m 39




