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利き腕
明ける前に。
明けの空が、
見えた。
あたたかく、
くるまれ。
いつのまにか、
開いていた目で。
鮮明に残っている、
様子を眺める。
明るい灰色の。
広がる雲に。
直線から、
左に向かって。
カーブしていく、
茜色の帯。
右腕の一本など、
くれてやれ。
軋んでいる、
守り抜け。
どちらかなんて、さ。
わかっている。
方向転換、
しなきゃならない、
ときなら。
従う。
大事なのは、
これ。
ひとつ。
突き進みたい、
気持ちも。
こう、
在りたいという、
思いも。
大事にしたいけど、さ。
もやもやの中から、
選りすぐり。
ひとつだけ。
いちばん大事なものを。
取り出して、見る。
2024.12.14
373 m(_ _)m 39




