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膨らむ

作者: 檸檬

風が冷たい丘からみる

溶けゆく太陽

赤く輝く芝山のベンチ

あのひとの微笑みと噛み締めた唇

愛しています、を胸の中にそっとしまおう

この胸にともる 

わたしはわたしを

わたしはあなたを、夕陽をみる

また、逢いたい


再びこの赤レンガの街で

あなたに抱きしめてほしい

雲間から差すあなたの笑顔

あたたかな涙

愛しています、を胸の中にそっとしまおう


あなたの手に導かれ

光るみちを歩きます


その先には ブランコが揺れる

光に包まれた子供達が遊んでる


 さよなら


  また明日


振り返ると揺れる


ブランコだけが光っていた


そうだよね


前を向いて深呼吸をする


すると一瞬にして目の前を少年がはしる


また私は振り返り


滑るようにブランコにいく少年と


フッと降り立ったかのような

犬を散歩する人の姿をみた


私の心が息吹で膨らんだきがした


また、夕陽をみてから前を向き


あなたが待つ 林にかけていった


新しい風を吸って吐いた


よしっと心から 笑顔になれた







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― 新着の感想 ―
[良い点] 赤く溶けゆく太陽と、赤レンガの街が、とても鮮やかでいて、ノスタルジックです。 地平線の彼方へゆく夕陽を見ながら、また、逢いたい、という一言が胸に響きました。 そして、光に包まれながらブ…
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