第6話
ケゾワルドは、タイガに「じゃあ、俺とダンナは、結託したんだよな!俺は、いろいろスキルを持っているんだよな!ダンナの名前は、宝剣 大神だろ?日本では、東京都○○市××区出身だろ?」
タイガは「ええっ!?なんで、わかったんだ!?」
ケゾワルドは「俺は、相手の記憶を自分の頭にコピーできるんだぜ!どうだ?すごいだろう!」
タイガは「確かに、すごいスキルだなあ!ところで、俺のこと“ダンナ”って呼んでるけど、あんた、いくつなの?」
ケゾワルドは「18歳なんだな!」
タイガは「ええっ!?案外、若いんだな!俺、19歳だぜ!俺より、1歳若いのかよ!」
ケゾワルドは「ありがとうなんだな!」
タイガは「日本に、復讐してもらえるようだけど、どうやって、やるの?」
ケゾワルドは「それは、お楽しみに!ということなんだな!ところで、スマホ2台必要なんだな!」
タイガは「スマホ?でも、俺、ついさっき、おばあさんに銅貨1枚もらったのしか、持ち合わせが無いよ。これが、そうさ。」
タイガは、もらった銅貨を見せた。
ケゾワルドは「これは、1リザなんだな。日本円で、1円なんだな。」
タイガは「ええええええ!!!何も買えないなあ。」
ケゾワルドは「ここの物価は、日本の10分の1ぐらい安いので、お菓子ぐらい買えるんだな!」
タイガは「へぇー!そうなんだ!物価安いんだ!そりゃいいや!でも、スマホ、どうやって手に入れたらいいのかな?」
ケゾワルドは「ダンナ、大丈夫なんだな!以前、日本人の転生者が置いていったスマホが2台確保してあるんだな!」
タイガは「へぇー!意外と保管しているなんて、物持ちがいいんだな!几帳面なんだね!でも、インターネットなんかは、どうすんの?」
ケゾワルドは「ダイジョーブでーす!俺が電波を出すから、心配ご無用なんだな!こう見えて、俺は、幽霊なんだな!」
タイガは「ええええ!?電気操れるの?」
ケゾワルドは「ダンナ、知らないのか?ドライヤーが勝手にスイッチが入って、動き出したり、電球が急について、明かりを照らしたり、出来るんだな!」
タイガは「そんなこと、出来るの!?じゃあ、申し訳ないけど、それで、頼むよ!」
ケゾワルドは「じゃあ、俺、電磁波も出せるだな!ウオーミングアップのためにランニングして、体調を整えるだな!行ってくるだな!」
タイガは「気をつけて!」
ケゾワルドは「ダンナ、あんた、笑わせてんの?俺、幽霊なんだぜ!死んでるので、気をつける必要がないんだな!」
タイガは「それもそうでした!」
タイガとケゾワルドは、大笑いした。