表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/15

第8話

次の日、タイガフライドチキンショップの開店日だった。朝11時から夕方5時までの営業時間だった。


タイガは、チキンショップでの服装を決めていた。2階の自室のクローゼットから衣装を手にした。元の喫茶店のものだと思われる洋服だった。タイガは、日本からずっと着ていた上下の紺色のジャージの服を脱ぎ、シャツもズボンもキャップもブルー色で、白いデニムエプロンの衣装に着替えた。


これがタイガフライドチキンショップのユニホームになった。


リアは、いつも通りの洋服にタイガと同じ、白いデニムエプロンを付けていた。


開店すると、大勢のお客で、店はあふれていた。珍しさもあって、店は盛況だった。


カウンターの受付で、リアが応対し、タイガが調理した。メニューは、今のところ、食べ物は、フライドチキンのみだが、徐々に増やす予定だ。ドリンクは、コーラとオレンジジュースとアップルジュースだった。


リアは「いらっしゃいませ!店内でお召し上がりですか?それとも、お持ち帰りですか?」


ケモ耳の女性客は「持って帰るわ!フライドチキンを2つ!楽しみだわ!」


エルフの女性客は「私も、フライドチキン3つね!」


2人の女性客は、代金を支払い、商品を受け取ると、嬉しそうに、帰って行った。


次々と、お客は、やってきた。


手ぬぐいを首に巻いたおじいさんは「可愛いねえちゃん(リア)!フライドチキン4つ頼むよ!急いでね!」


リアは「少しお待ちくださいね!」


手ぬぐいじいさんは「じゃあ、待つよ!次の買い物もあるので、なるべく早く頼むよ!朝から晩まで、嫁さんの用事なんだよ!ワシ、婿養子は、つらいよ!」


リアは、気の毒だったが、つい笑ってしまった。


そして、ショートカットで、偏屈な顔の女性客が現れた。手には、大きながま口財布を手に持っていた。


がま口財布の女性客は「フライドチキンを買おうと思って来たけど、財布を持ってきたけど、お金を入れるのを忘れた!また来るから!ずっと、行列に並んで、時間をつかってしまった!1日何回も買い物に来るので、また来るわ!」


リアは「長い時間、お待たせして、結局買えなくて、すいませんでした。」と謝って、頭を下げた。


がま口財布の女性客は「ねえちゃん!若いのに、応対は良い!じゃあまた来る!」


女性客は、この後も、この調子だった。


やっと、閉店の時間がやってきた。ちょうど、客もいなくなった。


タイガは「リアちゃん、お疲れ様!」


リアは「タイガさんこそ、お疲れ様でした!」


タイガは「楽しかったよ!今までの日本の仕事より、楽しいよ!ちょっと、忙しかったけど、適当にやれて、面白かったよ!」


ケゾワルドは「盛況だっただな!俺は、このラファエル国のやつらからは、姿が見えるので、隠れていたんだな!ダンナの生きていた、死んだ日本では、俺の姿は見えないから、ちょうど都合がいいんだな!ダンナの経営する、この店が軌道に乗ったら、俺は、ダンナのために、日本にダンナの敵討ちに行くんだな!復讐のために頑張るだな!」


タイガは「この異世界は、ラファエル国っていうんだね!じゃあ、頼むよ!それはそうと、夕食は、どうしようかなぁ?昨日の夜からずっとフライドチキン食べてるしな!」


ケゾワルドは「昨日からフライドチキンを食べて、美味かっただな!今日の夕食もフライドチキンでも俺は、構わないんだな!」


リアは「もしよかったら、私が夕食を作りますよ!材料を売っている商店街、この近くにありましたよ!」


タイガは「結構、儲かったし、じゃあ、俺も行くよ!」


ケゾワルドは「カップルだなあ!うらやましいだな!俺は、ダンナの復讐のために力を蓄えておくから、留守番だな!いきなり動くと幽霊でも疲れるだな!」


タイガは「そりゃそうだ!ドラキュラも昼間は寝てるらしいからね!」


ケゾワルドは「ふーん。そうなんだな!」


そして、タイガとリアは、買い物に出かけた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ