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幼い頃、祖母から盗っていたもの

作者: 桐原まどか



幼い私が祖母の家に行く度に、こっそり盗んでいたもの…オブラートです。私は何故かオブラートが大好きで大好きで大好きで。

きちんと私の分も与えられていたんですが、足りずに盗み食いしてたんですね。悪い子です。

でも祖母は決して怒らず、母にも「怒ってやるな」と言ってお金を出して「またオブラート買ってきてくれ」としてくれたそうです。

祖母が亡くなって、久しいですが、時々思い出すと「ばぁちゃん、ありがとう。オブラートばっかり食べる孫でごめんね」と反省するのです…。

それにしても何故、私はあんなにもオブラートが好きだったんだろうか…。二、三枚一気に口に入れて、ぐしゃりとなる感じがクセになってたんですよね。

ちなみにこれは余談ですが、大人になってから〈オブラート〉を買って、食べてみた事があります。

…うん!味がない!

本来の用途である、薬を飲むのに使いました。

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