~消えた繁華街 雑餉隈 金と女に快楽とチンピラと薬~
俺は影真 令和二年で46歳になるバツ2の自営業者だ。
思い出せる事や、当時の風俗、暴力団や不良、そして警察の取締に寄る
人権や生活権の弾圧、つい20年ちょっと前の思い出
福岡の雑餉隈の繁栄と衰退、俺の逮捕、暴力団のフロント企業の興亡、元暴走族、元不良の半生を
書いて行こうと思う。出来るだけ当時の様子を細かく、面白く書くように努力する。
伏せるとこは伏せるが、分かる人には分かる。
みんなにも、こう言う人生も有るんだって知って欲しい
学歴無しの、所謂底辺人間の生き様を笑うもよし、反面教師にするもよし。
それでは当時の思い出を語るとしよう…
第一話 普通の少年が不良になるまで
福岡の底辺高校を中退した俺はパン工場や鳶職人、建設作業員
など転々と職を変わる。何をやっても続かない。上手く行かない。
小学生の時はガンプラに夢中になり、歴史の本や偉大な人物には興味が有った。
理由はファミコンやMSXと言うゲーム機で三国志や信長に触れた。ただそれだけだ。
中学の時にテストが有る。概ね偏差値で言うとこの45-48ぐらいだ。
成績は、下から数えた方が少し早い。手先は器用な方で、ノコギリや工具などは人並み以上に
使える。工作が得意だ。中学時代の部活動は柔道部だった。
中学2年の時、転機が来る。夏のある夜、10才以上離れた従兄弟の兄に、バイクの乗り方を教わった。
当然、無免許だ。だが、夜な夜な従兄弟の兄にバイクを乗らして貰ううちに、とても
この鉄の塊が好きになっていた。車種は2ストロークのヤマハRZ250。色は青白。
これが俺と従兄弟の愛機だ。三瀬峠や瑞梅寺ダム、百道浜や二見ヶ浦などを走り回る
中途半端に速い、中学生無免許バイク乗りが生まれる事になる。