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新しい武器

3階層。

適正レベルは、ランク2の200〜300。

俺達のレベルは・・・


オーディン ランク2 レベル118

リパー ランク2 レベル74

エイプリル ランク2 レベル119

ジリアン ランク2 レベル72


まだ適正レベルに達していないが、狩りに来ている。

俺とエイプリルのレベルが高いのは、迷っていたせいだ。


この世界では、経験の大きさが経験値となる・・・雑魚を乱獲しても、経験値の上がりは低いようだ。

つまり、レベル差による経験値減衰が大きい。


正規ルートからあまり外れない範囲で、狩りを行う。

外れ過ぎると多くの魔物に襲われたり、更に高レベルの敵が出る可能性がある。

とは言え、正規ルートで狩りをしていると、湧きも少ないし、人通りも多い。


「3階層・・・緊張します」


リパーがぎゅっと俺の服を握ってくる。

可愛いけど、敵が出たら対処し辛いのでどうしたものか。


「流石に怖いね、大丈夫かな・・・」


ジリアンがぎゅっと俺の服を握ってくる。

待て。


「二人とも、申し訳ないが離れてくれ。敵が出た時に咄嗟に反応出来ない」


しぶしぶ離れる二人。


「そろそろ正規ルートのから外れるわよ」


エイプリルがそう告げる。


そして・・・


がばぁあ


大口を開けたワームが地面からポップ、エイプリルに襲いかかる。


ガシュッ!


俺は突進と共に槍でワームを貫いた。


「有り難う・・・でも、今やけに反応良くなかったかしら?」


エイプリルが半眼で言う。


「エイプリルが狙われるのは予想出来ていたからな」


俺は胸を張って宣言する。


「来る途中も、エイプリルやけに狙われてたよねぇ」


ジリアンがうんうん、と頷く。


「ぐ・・・偶然ですよ!」


リパーがフォローする。


「今ので適正レベルが200くらい。この階層では弱い方ですね」


リパーが鑑定結果を言う。


「300近い敵になると、恐らく一撃では倒せないと思う。気をつけよう」


俺は注意を促し、先へと進む。


ギギギ


飛んできた1m程のキラービーに対し、俺が槍を突き入れる。


ガシュガシュ!


リパーが放った矢が突き刺さる。


ガッ


ジリアンの鎚がキラービーの頭部を吹き飛ばす。


ゴウッ


エイプリルが放った炎がキラービーを包む。


コトン


キラービーが消え魔石が落ちる。


「今ので250くらいですね」


リパーが言う。


10体程倒し、休憩を入れる。

ウォータースポットではないので、安全には気を配りながら。


「お弁当作ってきました」


リパーがニコニコして、お弁当を取り出す。


「お、美味しそうだな。有り難う」


礼を述べる。

サンドイッチにチキン、サラダにポテト・・・

リパーはきっと良いお嫁さんになるな。


「有り難う」


ジリアンがぱくぱく食べる。

サンドイッチを両手に持ったり・・・片手が空いたら鶏肉を掴んで・・・

何時も思うけど、本当に良く食べるなあ。


「美味しいわ」


エイプリルが上品に、少しずつ食べる。


「まだまだ有るのでどんどん食べて下さいね」


リパーがニコニコして言う。


「後これがスープです」


リパーが熱々のスープを取り出す。

?!


「何で熱々なんだ・・・?」


俺が尋ねると、


「私の虚空に消える財宝(シークレットスペース)は、一部分は時間が止まっているので・・・他に、時間は止まっていないけど温度が低いスペースとかも有ります」


リパーが微笑みながら答える。


「本当に便利だなあ・・・」


感心して言う。


「みんな新しい武器が様になってるね」


ジリアンが言う。


「弓は近づく必要が無いので、かなり楽になりました」


リパーが言う。


「私は錫杖、便利なような、余り変わってないような、微妙な気がするわ」


エイプリルが言う。


「敵を突いて距離を取ったり、魔力を込めたり・・・それなりに上手く使えてそうだけど」


ジリアンが言うと、


「微妙に使えてるのよねえ・・・」


エイプリルが杖をぷらぷらさせる。


「ジリアンもハンマーになってから戦いやすそうだな」


「うん、無理に剣を使おうとしてたけど、やっぱり鈍器が楽だったね。特にこの武器は強い」


大きく変わったのはジリアンとリパー。

微妙に変わったのがエイプリル。

全く変わってないのが俺。


「エイプリル、魔力はどうだ?」


エイプリルに尋ねる。


「8割って所ね。まだ行けるわよ」


「了解、心許なくなったら言ってくれ」


「分かってるわ」


マッピングはリパーに任せているが、仕掛けの探知はリパーとエイプリル両方が行っている。

一定確率で失敗する可能性があるからだ。

尚、リパーのマッピングや探知は、魔力を消費しないらしい。


「よし、行こう」


立ち上がり、移動を開始。


「ん、オーディン、ちょっと待つ」


エイプリルが止める。

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