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魔王達の非日常  作者: 真っ黒チェイサー
1/8

静寂の図書室にて

ある日、彼は1人で本を読んでいた。ミステリー作品に異能物のライトノベル、探検小説などジャンルを問わず読み漁っていた。

「・・・・・・・・・・・・。」

広い図書室に、ページをめくる音が時折響く。それ以外は何も聞こえない、静寂の空間。

と、その静寂を破るものがあった。扉を開け、彼を呼ぶ声だ。

「主様ー?・・・何処にいると思ったら、こんな所にいましたか。」

彼はようやく本から顔を上げ、声の主に応えた。

「ああ、ごめん。今行くよ。」

「もう、ちゃんと何処に行くとか言って下さいよ。探すの大変なんですからね?」

愚痴る声の主。それに苦笑しながら、彼は本を抱えて立ち上がった。


これは彼と彼らの物語。善ではない、しかし悪でもない者たちの物語。

魔王達の物語である。

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