第3話
やっと新作のサバゲー物語を書き始めました。
今までの作品は3000文字を基準に書いていたのですが、YouTubeの動画作りにも始めたということもあり、新作の方は2000文字を目安に書いていこうと考えております。
大間な内容としてはサバゲーの説明に加えて、フィールドのルールや銃の構え方など基本的なこと中心に書いていこうと考えております。
なにはともあれ、お菓子がない状態でお茶会を続けた。そこまでは良かったんだけど・・・・・・。
「皆さん、なにをしているんですか?」
「なにって? 決まってるじゃない! パジャマパーティーの準備をしているのよ!」
「パジャマパーティー・・・・・・・ハッ!?」
まさか、この人達!
「私の家に泊まろうだなんて、そうはさせませんよ!」
「「「ええ〜!? いいじゃない別にぃ!」」」
「良くないですよ! 仕事はどうするんですか!」
「グエル団長には話をしているから、心配いらないわよ」
「こっちとしては問題がありますよ!」
こっちだって、くつろぐ時間が欲しいんだよ! だから大人しく帰ってくれよ!
「う〜ん。どうしようかしらぁ?」
「私達、グエル団長からエルちゃんと一緒にいる事を命じられたからぁ・・・・・・」
「このまま帰ったら、グエル団長になんて言われるのか、分からないわねぇ」
「え? 命じられた? 一緒にいる事をですか?」
そう言ったら、三人は頷いた。
「ちゃんとここに、紙があるから」
そう言って見せて来たのは、命令が書かれた手紙だった。
「これって、人に見せてはいけないものじゃないんですか?」
しかも内容には護衛と書かれているし。
「大した事は書かれていないから、心配しなくても良いわよ」
「そうそう。直訳すると、護衛をお願いね。って書かれているだけだからね」
色々と書かれているが、肝心なところだけ読むとそうなるな。って!
「それは最初に伝えるべき事じゃないんですかぁ!?」
「あ、確かにそうだったわね」
「お茶会に夢中になってたから、忘れてたわ」
わざとだ! 絶対わざと伝えてなかったんだ! だってミュリーナさんがニヤニヤしてるもん!
「そう言う事だから、良いよね?」
無理って言っても、帰りそうな人達じゃないもんなぁ。
「ハァ〜・・・・・・分かりました。良いですよ。空いている部屋を使って下さい」
「ありがとうエルライナ!」
「エルちゃん大好き!」
「アナタの優しいところが、好きよぉ!」
優しくしているって言うよりも、諦めたって言った方が合ってるんだけどな。
「あ、私達の他にも、人を呼んでみようかしら?」
「そうね。確か勇者達がいるって言うから、呼んでみようかしら?」
あれ? 大輝くん達、まだこっちの方にいたの?
「あ、でも忙しいって話をしていたから、こっちに来られるかなぁ?」
「その辺はエルライナに確認を取って貰えば、良いんじゃないかしら?」
「え? 私? 大輝くん達の泊まっている宿の場所なんて、知りませんよ」
まさかこの人達、その宿まで行け。なんて言わないよね?
「行かなくても、いつでもエルちゃんと連絡を取れる道具を、あの子達は持ってるって聞いたわよ」
聞いたって、おいおいおいおいっ!?
「誰からそんな事を聞いたんですか?」
「ダイキって子が黒い板でなにかやってる時に、話してくれたのよ。これを使えば、どんな時でもエルライナさんと連絡がすぐに取れるって」
なにをやってんだよ、アイツはああああああああああああっ!?
「そう言う事だから、お願い。エルちゃん」
グッ!? そんなキラキラした目で見つめられても・・・・・・。
「四人よりも六人で遊んだ方が面白いと思わない?」
「いいえ、人数オーバーなので二人はお呼びしませんよ」
「ええ〜っ!?」
「そんな事を言わないでよぉ!」
「エルちゃん優しいんだからぁ! お願いぃ〜!?」
三人がそう言って抱き付いて来たので、上を向いた。
「空が青くて綺麗だなぁ〜」
「なにを言っているの! ここは室内なんだから、空がある訳ないでしょう!」
「現実逃避しないでよ!」
揺さぶったって無駄だよ。俺の決意はチタンよりも堅いのだから!
「もぉ〜。勇者達になにか言われても、私達知らないわよ」
「きっと笑って許してくれると思いますよ」
美羽さん達とは、この間遊んでいたしさ。
そんな事を言っていたら、ドアを叩く音が聞こえて来た。
「ちょっと見て来ますね」
「はぁ〜い!」
エイミーさん達にそう言ってから玄関へと向かい、玄関の扉を開く。
「ヤッホー、エルライナ!」
「一昨日ぶり」
「ああ、うん・・・・・・お久しぶり」
なんてこった。こんな時に限って二人がくるなんて。
「どしたの? そんな顔をして」
「ああ、いや。ちょっとタイミングが悪かったと言う感じで」
「もしかして、部屋汚れてるの?」
「あ、そんな感じです」
もちろんウソだ。そんな事よりも平常心を持たないと。
「で、今日はどうしたんですか?」
「家の前を通ったから、挨拶をしに来た」
「あ、そうなんですか」
お! これはもしや、家に上がらず帰ってくれるパターンでは?
「そうなんですか。わざわざ声をかけてくださって、ありがとうございます」
そう言ったら、美羽さん達の顔が怪しい人を見つめる目になった。
「えっとぉ〜・・・・・・どうしたんですか?」
「怪しい」
「怪しいわね」
うっ、疑われている。ここは自然に接っする事にしよう。
「怪しいなんて、そんな事は・・・・・・」
「エルちゃん。まだ誰か話しているの?」
「あっ!?」
「あ? 今 あっ!? って言ったよね?」
「え? あっ!?」
二重の意味でヤバい状況になったぁ!
「えっと、これはですね。ちょうどリズリナさん達が来て・・・・・・」
「あっ! ちょうど良いところに来たね! 私達、今日お泊まり会をやろうと思ってるんだけど、一緒にどう?」
「面白そうですね」
おいっ!? 住人の許可なしで話を進めるな!
「でも美羽・・・・・・今日は大輝と一緒にいるって約束したよね」
「ああ〜、そうね。なんだかんだ言って、大輝に寂しい思いをさせてるもんね」
おっ!? これは帰ってくれるパターンか?
「でもこっちの方が面白そうだから、約束を破っても良さそうな気がする」
「そうね。荷物が宿の方にあるから、それを取りに行って良いかしら?」
なんでそうなるんだよ!
「いやぁ、私のお家は狭いので、美羽さんと伊織ちゃんの寝る場所があるかどうか」
「そう? 結構ある様な気がするんだけど」
「そうよ。二部屋ほど客間にしてるんだから、三人と三人で分かれれば良いんじゃない?」
「なんでそんな事知ってるんですか?」
「私達に家の管理を任せたじゃない。もしかして忘れたの?」
そうだった。俺が別の国に行く時にエイミーさん達に任せたんだった。その時にベッドの数も増やしておいたんだ。
俺のバカァアアアアアアッ!?
「もしかして、私達の事が嫌いなの?」
なんですか、その悲しそうな顔は? 止めて、俺そういう顔に弱いからさ!
「私達と一緒が、ヤダ?」
「いや、そういう訳じゃないんですよ」
「じゃあ、どういう訳?」
え〜っと。そのなぁ〜・・・・・・。
「客間のベッドが一つずつしかないので、誰かを雑魚寝させる感じになってしまうのではないかと」
「それなら、エルライナの部屋を使えば良いと思う」
「へ?」
「そうね。アナタの部屋のベッドは大きいのだから、余裕で三人は寝れそうね」
確かに。バルデック公爵様達が置いたやつは、キングサイズでデカいんだった。
てか、あのサイズをどうやって部屋に入れたんだ?
「今度撤去する予定です」
「そんな事をしたら、バルデック公爵様達が怒るわよ」
「せっかく高いお金を出して買ったのにぃ〜! って」
イヤイヤ、こっちは大きなシーツを洗うのに苦労しているんだよ。
「で、結局どうするの?」
「イオリさん達がOKなら、来ても良いわよ」
「私達はOKだから、そっちに泊まる」
「私の意見は!? って、ちょっと! 爽やかな顔で、帰らないで下さいよ!」
「・・・・・・よろしく」
よろしくって、何がよろしくなんだよ!
俺の声を無視して、二人はそのまま宿へと帰って行くのであった。
モンハンライズの方はやっと上級クエストに行けるようになり、現在スラアクに相性がいいナルガシリーズを揃えようとナルガクルガを狩まくっています。
それはそれでいいのですが、資金の方が足りなくなりそうなので、リオレウスとかを狩って逆燐以外の素材を売る計画を……何でもないです。はい。
アカム銀行やウカム銀行時代が懐かしい気がして来た(ボソッ)




