乙女ゲームの攻略者の姉に転生した場合
プロットから投稿まで3日程の作品です。
誤字脱字やご意見ご感想とうお気軽に戴けると幸いです。
皆様のおかげでPv35,000以上、ユニーク21,000人以上になり、一時週間ランキングの下の方に入らせていただきました。ありがとうございます。
人とのすれ違い様腹部に激痛が走る。視線の先には街灯の光りに反射する赤と銀。
(刺されたままの方が出血しないんだっけ……)
「ヒウッ……ゴホッ……」
痛いのに意識が遠のいて行く。
――――ああ、こんなにあっさり死ぬんだったらもっとはっちゃけとくんだった。
私がロデイン国の現王太子の第一子にして、第一王女ヴェロニカ・ローズ・ロデインに転生して早2年と少し、父の側室が産み月を迎えた。
「はろるど、おとうさまはこどものなまえをおきめになられたかしら?」
此方の世界の言葉で喋るが、まだまだ舌ったらずだ。まだ2歳なのだからしょうがないとはいえ、成人した記憶が在ると苛立つ。
全体的に中世ヨーロッパ風の世界で、男尊女卑の風合いがする。魔法があり克つ女性の方が適正が高い! 等というご都合主義はなく、基本男性優先である。男子に恵まれない場合を除き、女性が女王として国のトップに着くことはない。女王になりたくて弟が、とかではなく名前が知りたいのだ、名前が。大事なので2回言った。
「御産まれになるのは王子殿下です。御名前はカーロン様となるようですマイレディー」
「あなたがあるじあつかいすると、よけいめをつけられるからきをつけてちょうだい」
「御意」
私の占族執事が優雅に腰を折る。
占族とはこの世界での不思議種族で、強靭な肉体だけでなく、占いや呪い、読心術(まんま心を読む)から未来視という未来を見る力を持ち、仲間や大事な存在に手を出さない限り温和な種族と云われている。この話を聞いた時『そんな温和な種族が国の中枢で働く基盤造る訳ないじゃん。召し使いって言ったって見張りの意味合いあるんじゃない』と迂闊にも此方のの言葉で考えてしまい、あっさり心を読まれた。心を読むには自身の知っている言葉でなければならないらしい。その後、心を読まれるのは嫌ですか? という問いに『心を読むのが仕事でしょ? 私は楽で良いんだけど、寧ろ疲れない?』思った事をポロッと言ったら笑ったのだ。こんなに暖かい笑顔一度も見たことがなく、ついまじまじ観ていたら肉食獣が獲物を見つけた様な眼で見詰められ、あっさり主従契約が終わった。私はイエスともノーとも言わずハロルドの誓約を聞いただけだ。ついでとばかりに『通常でしたら早くとも年齢が二桁行ってからするのですが』と笑って言われた時には、腹黒系ドSだろと内心で突っ込んでいた。……同属嫌悪にならない様に気を付けよう。
支配階級に置いて占族と主従契約を結ぶのは、大きなステータスになる。此方が主になるとはいえ主人を選ぶのは占族の方な為、ハロルドが仮契約でやって来た時、1歳半の私は話題を提供しただけではなく、目を付けられた。それを2歳前に主従契約結んだとばれたら厄介事が舞い込みまくる事だろう。それより問題はこれからだ。
「はろるど、じょうほうしゅうしゅうをおねがいします」
どうやらこの世界は、【私の王子様を見つけましょう】という乙女ゲームの世界らしい。設定としてはこの後弟3人妹1人、計4人の弟妹が産まれる予定だ。
既に産み月を迎えている側室の子である第一王子。その1年後に産まれる王妃を母に持つ第二王子、をダブルメインヒーローとして、15~18歳の貴族の子息息女を中心に入学する、国立教育機関【国立アシュターク学園】在学中の内、1年間に亘る王位継承をかけた茶番げ……ラブストーリーである。ヒロインは自身と王子を成長させて行く。そして成長した(選んだ)王子が王太子になり次期国王となる。因みに両王子を育てられない場合のバッドエンドに私が王位に着くスチルがあった。物語の時期だけ見るなら良いかも知れないが、自分の過ごす国のトップが小娘独りの選択で選ばれるとか許せない。他国から見たらいい笑い者だ。他の攻略対象者の意識改革をしなければならない、もしあんなのが国の中枢を担う事になったら国が潰れる前に、プチっと潰し兼ねない。1人は他国に居るので自分でどうにかしてくれ。その為にも情報収集は必要である。
プレーしていた割に辛辣? 乙女ゲームは聞く専門(読書に忙しかった)で、時々ミニゲームだけ遣らされただけのRPGや戦略シミュレーション派に何を言う。乙女ゲームは親友が好きだったのだ、話相手になる確率の高かったのが私だったのだ。親友は兄は居ても姉も妹も居なかったし、家が近かった私の所に来た。あれ? R15の内容の他にR18版も出ていた様な。基本的な内容は変わるまい。
そんなこんなで現在8歳になっている。弟妹の教育と他の攻略対象者の変な鼻っ柱や甘い考えを修正し、情報収集及び自身の研鑽を積みつつ現在スラムの縮小を行っている。表向き孤児院の増築で、現在視察中です。孤児院の子供達に紛れ服装だけなら平民、その他貴族のボンボンがお忍びで来ている感満載の美少年がいる。癖1つ無いストレートの銀髪に切れ長で存在感のある黄金の瞳が私の事を睨んでいた。私の1つ歳上のゲームの隠しキャラだ。
(そんな目で普通の令嬢を見たら泣かれますよ)
ニッコリ微笑んでおく、その際向けた目線は細めるだけ。私を試していらっしゃるのでしょう?
所で、シュッティルト帝国の第一皇子にして皇太子になったばかりの病弱で寝込んでいるはずのユーリッヒ・ラインハルト・シュッティルト皇太子殿下が何故に連絡もなく隣国の孤児院に紛れ込んでいるのですか!? 問題起こしたら診断書とセットで、中立の帝国貴族の居る邸に放り込みますわよ! どう動くか楽しみですわ。ハロルドそこで顔を引きつらせている占族と込みで見張っていなさい。護衛ではなく、見 張 り でしてよ!
ハロルドが、蟀谷を揉みつつ軽く頭を下げる。……現在帝国が内乱寸前で本国に居るよりは、と思うのは勝手ですけど病弱設定なら療養で良いでしょうに、全く。
微笑んだ後は孤児院の院長に挨拶をしている。内心で占族に指示を出していようとも。
ここで死なれた場合国際問題まっしぐらではないですか!
ユーリッヒ様が帝国に帰国された後、お祖父様が内々に婚約が決まったと言われました。正式に発表しないのは、ユーリッヒ様が内乱でどの様な立場になるか分からないから、と申しておりましたが、ユーリッヒ様に発破かけられましたね? 内乱から五体満足で生き残る事、皇太子位を磐石にする事でしたか。他の些細な事はどうでもいいですが、その2点にかんしては私同意です。ですが、10歳に満たない子供に容赦無いですね。さすが腹黒狸王と言われているだけあります。
主要メンバーの情報は揃いましたし、観察させていただきます。
これは物語の吸引力だろうか、ハロルド達も未来が定まっていないと言ってはいたが、さすがにこれは無い……。
「……しばらく監視の強化を」
『御意』
私は現在19歳になっている。ユーリッヒ様とは内乱鎮圧と同時に正式に婚約し、そろそろ結婚を、と話が来ている。
弟妹も若干甘さはあるものの、この国を盛り上げる能力は有しているし、それぞれの婚約者とも上手く行っている様だ。
気にしていたヒロイン、リアナ・シリテ子爵令嬢も転生者で、逆ハーレムを作る! 等というお約束ではなく、ごく平凡な下級貴族の令嬢といった感じで、裏表が余り無い。
私付きの占族が4人に増え、情報収集能力が上がったのは嬉しい誤算だ、デメリットとすれば『トップに立つのが御辛いようでしたら、是非占族の養成所に』と言われた事か、"王族としての立場"では無くトップという事は、女王として立つかどこぞの国の王妃(皇后)になれという事だ。うっかり降嫁する羽目になったら問答無用で拉致されかねない。心が読め、身体能力の高い占族の養成所に入れようとは、さすがにゾッとする。ユーリッヒ様婚約していただいてありがとう御座います。
若干の罪悪感に蓋をしてリアナ嬢を占族の手を借り、日夜監視していたら、その結果がこの様な事になろうとは……。
「まさか、ベッドから落ちた拍子に頭を打って人格が入れ替わるとは思わなかったわ……」
今日はヒロイン達の入学式の日である。まさか、その日の夜更け前にこんな事になるとは本当に思わなかった。様子を伺わせておいて良かった。都合が悪いというか、何らかの引力か、入れ替わった人格は【私の王子様を見つけましょう】をプレーしていた子だ。しかも入学式の日に入れ替わったせいで"自分に取って最高の夢"状態になっている。幼少期等に入れ替わっていれば現実と受け入れさせるなり、もう一度入れ替えるなり手を考えたのだが……。
今は様子を見るしか無い。
「殿下、アルフ様がお越しです」
ハロルドの声を聞き、読んでいた本に栞を挟む。
学園の入学式から5カ月、弟妹達がユーリッヒ様を巻き込み色々動いている。本日、断罪するらしい。夢と思ったまま意固地になった結果ではあるが。
現シリテ子爵は善良で、次期子爵であるアルフ・シリテは有能なのだ。まさか同い年の私に教えを乞いたいと言って来るとは、そして今現在なお食らい付いて来る。子爵位を継ぐまでと王宮で官吏を勤めているが、上役がこのまま王宮で働いて欲しいと言うほどだ。それにリアナ・シリテ自身、人格が入れ替わらなければ父親に似た善良な人間なのだから。今の子爵家に泥を被せられたら困る。
学園に着き、ハロルドとアルフを連れ王族専用のサロンに向かう。他の生徒の耳目に触れないよう、このサロンで断罪するのは良いが、その人数で威圧するのはどうかと思う。情報が集まらず、警戒と苛立ちの性か……。
扉が開くとヒステリックな声が聞こえる。
「お遊戯は終わったのかしら?」
『!?』
「ごきげんよう。リアナ嬢は体調不良により自宅療養よ、書類は通っていてよ。……治るまで自宅から出る事を禁じます、アルフ連れて行きなさい」
アルフが喚こうとしたリアナ嬢を眠らせると、抱き上げ礼をして出ていく。それを見て固まっていた者達が動き出す。
「ローズ‼ あの娘は危険だ。占族の読心術を防ぐ」
占族の読心術は、訓練すれば私達でも一時的に防ぐ事は可能だ。占族の知っている語源でなければ読めない。ならばと、編み出されたのが個人で作る暗号だ。回りに教えれば、占族にもバレる為独りで造り管理しなければならない。それを常時暗号で考えている状態の人間を警戒するなとは言えない。
「あれは病気の様な物ですわ、頭をぶつけた拍子にですが、子爵家にいる占族にも確認させましたから」
「しかし!?」
「皆は私を心配してくれたのでしょう? 大丈夫ですわ、私はここに居るのですから。……これで心配事は片付きましたし、貴方様の求婚にやっと答えられますのに」
「ローズ‼ ……本当だな、取り下げさせぬぞ」
「取り下げなぞいたしませんわ。どうぞこれからよ……ッン、……最後まで言わせて下さいませ」
ユーリッヒ様の張り詰めていた空気が柔らかくなり、私の元までやって来て強く抱き締められる。私もユーリッヒ様の背にそっと腕を回した。普段あれだけ俺様系狼が、私に対してだけ大型犬の様に懐いて来る。いつからだろうか、そんな貴方が可愛くて愛おしく感じたのは。もう、この国での心残りはありません。一生貴方に着いて行きます。
--第二王子視点--
気になる少女が表れた。
けして恋をしたという訳では無い。最初は出鱈目な噂を信じた、頭の弱い権力者に媚びを売る女。それがリアナ・シリテ子爵令嬢の第一印象だった。媚びを売られるのは王族に産まれた以上仕方のない事だ。適当にあしらってその場を離れると、俺付きの占族が表れ、リアナ嬢の心が読めなかったと言う。心を読ませなくする知識がある者が頭の弱い筈がない。俺独りでは役者不足かもしれない、兄上に相談すべきか。
歓迎会も終わり、兄上の部屋に入ると難しい顔をして考え混んでいた。話しを纏めると兄上もリアナ嬢と会い、その後占族に心が読めなかったと言われたそうだ。話し合いの結果、交代でリアナ嬢の事を調べる事になった。
調べ出して直ぐ、リアナ嬢が俺たちの他に4人に色目を使っているのが分かった。同時にリアナ嬢の心の一切が読めなかった事が分かり、その4人も巻き込む事にする。
少しでも情報を得るためにリアナ嬢と会話をしていると、まだ一般に知られていない事を話して来る。そして絶対的な違和感の正体に気付いた。リアナ嬢の話には姉上の存在感が希薄過ぎるのだ。まるで姉上が行動を起こさなかった時の話の様に。確かに姉上が何もしなければ、この娘の話しているシュレイン・テオ・ロデインになっていただろう。やっと辻褄が合った、この娘の中には"姉上"は存在しないのだ。最近では、俺達に内乱騒ぎでも起こさせるのではと話していたが、この娘の狙いは姉上だ、これからは完全な敵だ。リアナ・シリテ!
心の中で宣戦布告をした後、推測を話し父上と末弟のライルに連絡を取り義兄候補筆頭の、ユーリッヒに手紙を出した。姉上は強いが、だからと言って狙われている事を言いたくはなかった。
夏の長期休みの終わった今日、リアナ・シリテを呼び出し断罪する。
今まで集めた罪状を突きつけると、ヒステリックに喚き出した。曰く、自分に選ばれないと王位に着けない、最悪姉上が女王になるのだと。姉上に王位を望む人間はかなりの数が居る。しかし下に俺達男子が居る限り、姉上が王位に付けば他国に付け入る隙を与える事になる。それに子爵令嬢ごときに選ばれなければ、王位に着けないとは俺達を馬鹿にし過ぎだ。つい感情的に怒鳴りそうになった時、誰も開けられないはずの王族専用サロンの扉が開いた。
「お遊戯は終わったのかしら?」
艶然と微笑み優雅にサロンに入って来たのは、ロデイン王国第一王女ウェロニカ・ローズ・ロデイン。俺達の姉上だった。
呆気に取られながら回りを見れば、皆同じように戸惑った顔をしている。誰かが教えた訳では無いらしい。姉上にいつまでも秘密にはできないのは分かっていたが、バレていた様だ。
「ごきげんよう。リアナ嬢は体調不良により自宅療養よ、書類は通っていてよ。……治るまで自宅から出る事を禁じます、アルフ連れて行きなさい」
姉上の後ろにいたリアナ・シリテと同じ色彩を持つ青年、アルフ・シリテがリアナ・シリテを眠らせると、抱き上げ礼をして出ていく。それより書類!? 聞いて無いぞ。この中で唯一の教職員に目を向けると、静かに首を横に振る。
「ローズ‼ あの娘は危険だ。占族の読心術を防ぐ」
ユーリッヒが姉上を怒鳴る。放って置けば何をするか分からない娘を自宅謹慎とは、危ないなんて物ではない。
怒鳴られている状況下でなお笑みを深める。姉上の恐怖心は麻痺しているのだろうか。
「あれは病気の様な物ですわ、頭をぶつけた拍子にですが、子爵家にいる占族にも確認させましたから」
頭をぶつけた拍子の病気? 記憶喪失? いやいや、普通に過ごしていましたよ。確かに人格が変わり過ぎてる様だけど。それより子爵家の占族に何を聞いたんですか!? 仮契約だったとしても情報教えたりしないのが占族なんですが……。いったい何時から動いていたんですか姉上ェ~!
「しかし!?」
「皆は私を心配してくれたのでしょう? 大丈夫ですわ、私はここに居るのですから。……これで心配事は片付きましたし、貴方様の求婚にやっと答えられますのに」
姉上が頬を赤らめながら言うと、ユーリッヒの張り積めていた表情が、驚愕に変わる。
心配事ってこれだったんですか? 姉上が心配事を理由に婚約期間長めたのは1年以上前ではなかったか。リアナ・シリテの人格が変わったのは入学式の日だったはずでは? まだ半年経っていませんが、ハロルドに未来読ませたんですか?
「ローズ‼ ……本当だな、取り下げさせぬぞ」
「取り下げなぞいたしませんわ。どうぞこれからよ……ッン、……最後まで言わせて下さいませ」
ユーリッヒが姉上を抱き締めると、部屋中にピンクの空気が溢れ出す。
姉上が結婚されるのは嫌ですが、この数ヵ月でユーリッヒに敵わないと思ったのも事実。姉上を幸せにしきれなかったら許さないからな。姉上が悲しみ暮れるなんて想像できないが、したとしたら演技でしかないが。……姉上、余りユーリッヒを掌の上で転がさないで下さい。俺達、束でかかって互角なんですが……。回りには同じ顔をした仲間がいた。
お読みいただきありがとうございました。
―占族―
人の心が読めたり、過去視や未来視、はたまた千里眼や透視まで持ち肉体も強靭。しかし出産率は低く、既に大半の占族はハーフやクウォーターになっている(ハロルドは純血)。力の強弱で見ている世界が違う。穏和な種族という名のプライドの高い腹黒一族
人物紹介
???(主人公の前世)
性別 女
髪 黒
瞳 黒
性格 その他~友人 ・大人しい優等生
親友&家族 ・猫被りな腹黒いS
(親友)「詐欺師にはならないで!」
備考 極度の活字中毒患者、文字さえ読めれば何でも可、字を読むためだけに古い文字含めて11種類読める(喋る事はできない)、記憶力&理解力はそれなり、興味がある物に対して集中力が凄い
ウェロニカ・ローズ・ロデイン(主人公)
立場 ロデイン王国第一王女(王妃の娘)
性別 女
髪 プラチナブロンド
瞳 アメジスト
年齢(短編終了時)19歳
性格 腹黒い策士タイプ
備考 前世の性格に今世のスペックが合わさり超ハイスペックに
動物に例えるなら 優雅な狐
先代国王
備考 主人公の祖父、腹黒古狸
国王
備考 主人公の父親、さすが先代の息子
王妃
備考 主人公の母親、隣国王女、完璧主義、子供に甘いツンデレ系
側室
備考 父親の側室、公爵令嬢、プライドが高いが高すぎた鼻は折られている、主人公が苦手
カーロン・テオ・ロデイン(攻略キャラ)
立場 ロデイン王国第一王子(側室の子)
性別 男
髪 金茶
瞳 サファイア
年齢 17歳
性格 俺様系シスコン
備考 プライドはそれなりにあるが、主人公により王族教育という名のスパルタ教育をされた
シュレイン・テオ・ロデイン(攻略キャラ)
立場 ロデイン王国第二王子(王妃の子)
性別 男
髪 プラチナ混じりの金髪
瞳 エメラルド
年齢 16歳
性格 シスコン若干腹黒い
備考 兄と同じくスパルタ教育をされた(逆らってはいけない人=姉)
ユーリッヒ・ラインハルト・シュッティルト(隠し攻略キャラ)
立場 シュッティルト帝国皇太子
性別 男
髪 シルバー
瞳 ゴールド
年齢 20歳
性格 俺様系腹黒、ハイスペック
備考 主人公とロデインの先王により病みそうだった所を救われる。主人公=飴>鞭 先王=鞭 主人公に一途
ライル・テオ・ロデイン
立場 ロデイン王国第三王子(王妃の子、末っ子)
性別 男
髪 プラチナ
瞳 エメラルド
年齢 13歳
性格 腹黒小悪魔、シスコン
備考 姉弟の中で一番性格が主人公に似ている
リアナ・シリテ(ヒロイン)
立場 シリテ子爵令嬢
性別 女
髪 ピンク
瞳 茶
年齢 15歳
性格 考えが足りない、全体的に残念
備考 乙女ゲームの開始時(入学式の日の夜更け前)にベッドから落ち、頭をぶつけた事で人格が入れ替わる
アルフ・シリテ
立場 シリテ子爵家嫡男、アシュターク学園次席卒業生
性別 男
髪 ピンク
瞳 茶
年齢 19歳
性格 冷静沈着で我慢強く努力家
備考 学園で主人公に会い弟子入り? する→現在進行形。子爵位を継ぐまで中央で働いている、上司に子爵位継いでも中央で働かないか聞かれている
ハロルド(占族)
立場 ローズの占族執事
性別 男
髪 グレー
瞳 アイスブルー
年齢 32歳(見た目20代後半)
性格 主人絶対、怜悧冷徹
備考 占族としての才能は今代一、兄がユーリッヒの占族執事
--ゲーム設定--
主人公(第一王女)はハイスペック過ぎて出るのは、バットエンドスチルの即位式のみ【民衆「女王陛下万歳‼」】 名前無し
ヒロインと第一王子or第二王子が愛を育む事で成長し王太子になる。他のキャラ攻略する時はある程度二人を攻略してからでないとバットエンドルート
ゲーム内だと仲が悪い+残念さとお馬鹿さ有り
王妃 王女として育った為か愛情表現が苦手、完璧主義で極度の教育ママ
側室+第二王女 安定の悪役+悪役令嬢 最後は悲惨
第三王子 病弱で政務は無理
その他攻略キャラ
公爵家嫡男、第二王子の側近
侯爵家嫡男、第一王子の側近、側室の分家の家系
辺境伯爵家嫡男、中立、難易度ハード
公爵家子息、教師、宰相の末子、難易度ハード
皇太子、隠しキャラ、ヤンデレ、ハイスペック、難易度ルナティック
皇太子ルートではハッピーエンド時「俺の妃になってくれ」と言われますが"皇后"とは言わない。ハッピーエンド後のスチルも玉座ではありません。ハッピーエンドだよね? ってスチルです。
ゲーム会社 つ「お嫁さんになってますよ!」
修正
09.25
降下→降嫁
02.07
リアナの頭をぶつけて、人格が入れ替わった所が分かり辛いと、連絡がありましたので少々話を追加しました。
02.08
行間の手直しなど
03.28
誤字報告にあった物の手直し