二度寝の幸せ?(二百文字お題小説)
沢木先生のお題「二度寝の幸せ」に基づいて書いてみました。
目覚まし時計が鳴る前に目が覚めた。
ふと時刻を確認するとまだ四時。
もう一度寝る。
これも二度寝かな?
もう一度ハッとして目を覚ます。
ちょうど七時になるところだ。
そろそろ会社に行くかな。
いつもより早く起きたので、余裕で支度ができる。
普段より早く会社に着く事ができた。
あれれ? 妙だな。知ってる顔がいないぞ。
「どちらさまですか?」
そう尋ねる受付の子の後ろに見えた小さなカレンダーに、
「2050年」
と記されていた。
お粗末様でした。