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言霊  作者: けい
1/1

|久しぶりに訪れたそこは以前と変わらず居心地の悪い場所だった。


意を決して呼び鈴を鳴らす。


『はい。』


年配の女性の声はお手伝いさんの玉木さんだった。


希望(のぞみ)です。」


私がひと言告げると門のロックがはずされた。


『お待ちしておりました。どうぞお入り下さい。』


私は苦々しい思い出を胸にしまい、敷地内へ踏み入れた。


アプローチを歩み続けると玄関前で待つ玉木さんが見えた。

最後に見たのは10年前。


記憶の中の玉木さんよりかなり年をとっていた。


玉木さんはひと言『お嬢様、ご無沙汰しております。』とだけ発し、私を家の中へ招き入れた。


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