買い出しと教育
朝日が昇り…ちょっと怠い体を無理やり起こす。
二人に搾り取られるような、激しい夜だった…これはまずい…もたない…
愛する二人の為だ…いくらでも頑張るつもりだが……そういえば闇魔法にそういうのがあった気もするな…
調べておこう…主導権を握られっぱなしは、男として廃る…
「んっ…おはよう…ツバサ…」
と横で裸のミーシャが起きる。
「おはよう。ミーシャ」
と軽いキスをする。
「んっ…先に降りとくわね…」
ミーシャが服を着て、部屋から出ていく。
「シャル?朝だよ」
とシャルの頭を撫でながら起こしてあげる。
「つばしゃ~?んー」
とシャルに押し倒されて、唇を奪われる。
「ひゃる‥んっ…あむぅ…」
ペチャクチャとシャルの舌が僕の口内を嘗め回すが…シャルの肩を持って無理やり離す。
「ツバサのいじわる…」
むうと膨らんでるシャルは可愛いが…
「夜だけにしよう…?じゃないとここから動けなくなるし?」
と苦笑いでシャルの頭を撫でたげる。
「…じゃあギュッてして?」
「はいはい‥」裸のシャルをギュッと優しく、力強く抱きしめてあげる。シャルも僕の後ろに手を回しギュッと抱きしめる。
そうしてちょっとの間、お互いの体温を確認し合うのだった…
朝ごはんに僕とナギでスープとパンとサラダを作り。朝ごはんを済ませる。
洗濯や掃除はシャルとミーシャ、アミとミカに任せる。
その後僕とナギは、町で買い物と、買い食いしながらレシピを考察したり、おいしいものがあるとレシピを買い取ったりする。
「昨日まで、死ぬのを淡々と待つだけだったのに…なんか信じられませんね。これは夢でしょうか?」
ナギが自分のほっぺを抓っている。手にはさっき買ったスープを持っている。
「僕の快適な生活のために、生きてもらわないとね。できればナギも幸せにね」
そう言ってナギの頭を撫でる。
「ご主人様のお役に立てるよう、死ぬ気で頑張ります!」
「いや…死ぬ気になられても…次は仕立て屋さんに行くよ」
「はい!」
生活に必要なもの、あとはメイドたちの衣服類や下着、そしてメイドといえば…
「メイド服はいるよね」
「オーダメイドで服とかって頼めるんですか?」
服を仕立ててくれるという、お店で店主に聞く。
「どんな服をお望みだ?」
「こんなやつを…」
出かける前に、奴隷3人の服のサイズは取ってある。デザインも紙に書き込んでおいた。割と絵は得意な方だ。
「ほほう?なかなかいいデザインだ…んじゃあこれに使う布を選んでくれ」
そして布を選び、2着づつ頼んでおく。1着銀貨20枚した。安いもんだな…金銭感覚が狂ってる可能性もあるが…
僕の家の場所を教えて、後日できたら届けてもらうようにした。
「後はナギの私服と‥3人が自由に動けるように手を打たないとな」
奴隷が自由に町中で動けるようにするためには…
「んじゃあこれがナギの服ね」
衣服屋で見繕ってもらった服をナギに渡してやる。
「あの…?奴隷に服なんて…」
「まあ僕の所で働くなら、みすぼらしい恰好は禁止だよ?あと仕事着は、頼んであるからもうちょっと待ってね?」
「ありがとうございます…」
俯いて受け取るナギ
「女の子らしい服を着ないと、せっかく可愛い顔してるんだからね」
「そ‥そんな…可愛いなんて…」
「んじゃあ最後にアクセサリーかな」
三日月という僕の名前をモチーフに、三日月のマークを刻印した、ペンダントを3つ発注する。
この子たちは僕の物であるという証明だ。
最初はいろいろ問題になるかもしれないが、これを付けてる子に手を出したら痛い目に合う。という印象を首都でこれからつけていけばいい。
僕に敵対するやつには容赦しないからね。
メイド服と同時くらいにできそうなので、3日後の休みには間に合うかな?
用事は大まか終わったので、馬車で家に帰る。御者はナギにお願いする。動物にはあんまり好かれないんだよなぁ…
家に帰り、みんなを呼んで荷物を運んでもらう。
お昼ご飯は、町で買ってきた物をみんなで食べる。
「家事とかは覚えられそう?」と僕はアミとミカに聞く。
「もちろん!それがご主人様に買われた理由なら頑張っちゃいます!」
と元気がいいのがアミだ
「これだけしていただいて…少しでもお返しできるよう努めさせていただきます…」
お淑やかなほうがミカだ。
「シャルとミーシャ的には?」
「大丈夫じゃない?魔石の魔力補充は私とシャルでやるし…」
「アミはげんきいっぱい!なんでもできるよ?」
うまくはやってくれてるみたいだな。
午後からは、勉強の時間だ。しっかり覚えてもらおう。
語学と教養をミーシャ。計算が僕。歴史、魔法をシャルが担当し、1時間づつ休憩を入れて勉強させる。
僕は頭がよくないから…四則計算くらいしか覚えさせられないよ?
午後の勉強が終わり、僕とナギで夕食を作る。今日もらったレシピを見ながら、二人で四苦八苦する。
定番のマヨネーズとかつくるか?…作れないけど…なんでみんな当然のようにマヨネーズのレシピ知ってるんだろうな…普通知らないよね…天使のマヨで事足りるじゃん…
と理不尽に嘆きながらも、ナギはやっぱり才能は有るようで、結構おいしく作れたんではないだろうか?
みんなで夕食を食べ、お風呂に入る前に、メイド3人はちょっと呼び出す。
「夜伽でしょうか…?」
「ご主人様なら喜んで!」
「自分でよければ…」
と服を脱ごうとする3人。
「ストップ…嫁の二人だけでも僕は精一杯だからね…」
勘弁してくれ…闇魔法と回復用の光魔法を覚えるまではそんなにできない…
「明日はアミとシャル、次の日はミカとミーシャで町に出てもらう」
御者の練習は庭でさせてある。
「だから…僕の愛する二人を守ってほしいんだよ…そのための力を3人に与える」
「「「はい?」」」
「僕のパーティーは割と秘密が多いから他言無用で頼むね?3人ともおいで?」
と3人を両腕で抱きしめる。
1500くらいづつでいいかなっと‥
「こ‥れは…んっ‥」
「ごしゅじ‥さ‥まがはいって‥あっ…」
「…んんっ!?」
こんなところかな…
「もういいよー…おわったよ?」
3人が離してくれない…
「すいませんご主人様…んっ‥もうちょっとこのままでお願いします…」
「がまん‥奥様方に…もうしわけ‥なっんんい‥」
「……」
そういえばミーシャの時もこんな感じだったな…
「やりすぎたかな…」
ひとしきり僕の胸でもぞもぞして、満足したのか、3人ともお風呂に消えていった。
僕は5人がお風呂から出るまで、魔法書を読み漁りながら、魔力操作を練習する。
多分身体能力が高すぎるせいで、魔力を感じにくかったと思うんだよね、最近は何とか水に魔力を溶かすところまで来た…あとはこれを自在に動かすだけだ…
お風呂からあがり、ベットに入る前に、二人に渡すものがあった。
「シャル、ミーシャ…これからも僕と一緒に人生を共に歩いてくれますか?」
「もちろんよ?急にどうしたの?」
「ツバサどうしたの?」
僕は2つの箱を出して中身を見せる。
「赤い方はミーシャに、銀の方はシャルに。シャルは僕から買ったものを渡してなかったからね」
二人の左手の薬指に指輪をはめてあげる…
「僕の名前ツバサ…つまりシャルの背中に生えてる翼、の刻印をしてあるんだよ。僕がずっと一緒にいられるようにね」
「ふふふ…ありがとうツバサ…私は生涯あなたと共に歩いていくことを誓います」
笑顔でミーシャが僕に言う。
「シャルはもうツバサの物なんだから…ツバサの好きにしていいよ?」
「ありがとうシャル…ミーシャ…」
「まったくツバサは!」
とミーシャに押し倒される
「我慢できなくなっちゃうじゃない…」と艶やかに笑う…
「ミーシャずるいよ!」とシャルも重なって…
また3人で夜を明かす…
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