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私の世界にようこそ  作者: てけと
第一幕『魔女王』
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魔法しゅごい

 私が一人で動いても何もできないので、侍女さんを付けてもらった。メイドさんいいよね!

 メイドさんが二名と、アミルさんで私は王都を観光する。

 私がこの国を一言でいうと…


「すごい…すごーーい!!」


 である…(語彙力&一言とは?)


 棒に突き刺さった生肉を、その下にある魔法陣に魔力を流すことで火をおこし焼いていたり、風魔法で家の中の埃を飛ばしてたり、水魔法を駆使して馬車を洗っていたり…

 生活の中に魔法があふれているのだ!日常に魔法があるなんて…!なんてすばらしいんだろう!


「マオ様」

 

 メイドのルイさんが話しかけてくる


「どうしたの?」

「その…こんな下町に出ずとも、貴族様方のお住まいの上の方の町を観光したほうがよろしいかと?」

「ええ~…」


 貴族はめんどくさいのだ…ひっきりなしに挨拶されるわ、なんだっけ?交友関係?とかつながり?そういうめんどくさい貴族のお付き合いはできれば勘弁していただきたい…


「マオ様が嫌がってるなら別にいいと思うけどなー私は」


 彼女はもう一人のメイドさんのルルさん 因みに双子だそうだ。どちらもおんなじ顔をしているけど、わかりやすいよう髪の長さを変えていただいた(鬼畜)

 ルイさんはロングのストレートヘアー、ルルさんは肩上くらいのショートヘア―、髪の色は薄い赤色?だ。胸はルイさんのほうが多分大きい?推定Dカップ也、ルルさんはCくらいかな?可愛いおなごは目の保養になるのぉ~私の身長が160cmくらいだから ルイさんとルルさんは大体165cmくらいだろうか?アミルさんは180cmくらいだね!


「ルルさんの言う通りだよ!私は貴族に興味がないし!拠点についたら私は引きこもるし!」

「ですが…」

「どうしてそんなにこだわるの?ルイさん…私にわかるようにいい点と悪い点を教えてくれる?」

「はい…では僭越ながら…」


 簡単に要約すると、私が拠点とするところはまさに辺境で、しかも少し南西に行くと獣人の国土になるる。

 私は貴族位を得ずに、その辺境の主となるわけらしい。つまり貴族ではないので、その拠点の防衛の義務はない。でもそれではその町の人は不安になるよね?なにせ隣は違う国なのだ。だからその土地を統括していた貴族さんが、防衛の義務は持ったまま私が土地をもらうというわけだ。

 そうなると貴族さんはいい顔はしないよね?私を亡きものにしようとなんかしてくるかもしれない。税などの徴収も揉めると思う。


 そういう話を加味して…私は考える。


「じゃあその辺境は私の国にしてもいいんじゃないかな?」

「ええっ!?」と驚くルイさん。

「マオ国の誕生ですね~」と特に何も考えていないルルさん

「マオ様の御心のままに…」と膝跪き、手を胸に当てるアミルさん。


 アミルさんの忠誠心が高すぎる…


「無理かな?」

「マオ様は発想が飛びすぎるというか…もしすぐに魔人国が攻めてきたらどうするんですか…」

「そっか…いろいろめんどくさいんだね…」


 貴族さんと付き合いたくないし、かといって揉めるのはもっといやだし…いい手がないか…


「アミルさん!」

「はっ!」

「あの周辺のを納める貴族になれない?」

「マオ様の御心のままに…」


 そういうとアミルさんはどこかへ行ってしまった…


「マオ様…」

「マオ様~さすがにそれはちょっと無理じゃないかなぁ…」


 ルイはあきれたようにこちらを見て、ルルも苦笑いしていた。


「いい案だと思ったんだけどなあ~」


 とはいえとりあえず今日は観光するのだ!ワクワクしながら下町を一通り回るのだった。



 

 そして仮住まいしている部屋で魔法書(入門編)を読み漁る。

 魔法の属性は 火 水 土 風 雷 光 闇 の7属性に当たるそうだ。

 例外として隷属の魔法を上げておこう。これは神代の魔法で血統によって語り継がれるそうだ。その魔法については原理も解明されてなくて不明だそうだ。

 

 魔法とはいえ意外にも私の世界の化学にも若干似ている。違う点は魔力という動力を使って現象を起こすそうだ。

 例えば火魔法は魔力を使って酸素濃度を圧縮して爆破させたり、分子振動によって物体を熱したりする。魔力によるイメージ補助のため呪文を唱えたり、イメージを固定させた魔法陣を使って、そこに魔力を流すことで発現したりするそうだ。

 水魔法は大気中の水素を固めたり、水に魔力を流して操ったりする。


「割とファンタジーしてないよなぁ~でも魔力って不思議な力がファンタジーしてるのかな?」

 なにぶん魔力の操作がカギを握るっぽいので感覚をつかむために、魔自分の魔力に集中する…

 因みに桶の水を使った水魔法の練習だ。前の世界で最後にできずに死んだからね!


 自分の中に得体のしれないエネルギーを感じる…これをまず右手に集中する…すると右手が光って見えるようになる。おぉ…

 そしてその魔力を桶の水に流すイメージで言葉を紡ぐ…


「水よ…我と混ざり自在にその姿を変えよ!」


 イメージする自分の意のままに操る水を、あのお兄さんの魔法のように!


「フリーウォーター!」


 そして…水を自分の思うように動かしてみる…

 ぐねぐねぐねぐねと自ら意志を持つかのように動く水!


「できたー!!」


 喜び飛んで跳ねる。私の夢見た魔法がいま目の前にできているのだ!


 調子に乗ってグネグネとひたすら動かし続ける。魔力量だけは桁違いなのだ、ならこの程度の魔法では魔力切れすることはないのだが…


 コンコン


「マオ様?入ってよろしいでしょうか?」

「どうぞ―…ってキャァッ!」

「どうしました!?」

 

 そういってルイさんがドアを開けて入ってくる。


 集中力がいきなり途切れて魔法が解除され…びちゃびちゃになったマオがそこにいた…


「水難の相でもあるのかなぁ…私…」

「着替えをすぐお持ちしますね」


 そういって踵を返すルイさん。私はびちゃびちゃになった服を、脱ぎ捨て、布で体を拭いておく…


 数分後ルイさんが衣服の替えを持ってきてくれて着替える。


「で?ルイさんなんか用事だったんでしょ?なにかな?」

「はい。僭越ながら今後の予定をマオ様とすり合わせできればと思います」

「もちろん!こちらこそよろしく!」

「では…」


 出立は明日、辺境の町までは馬車で10日。途中町を1つ経由していくそうだ。

 その際の護衛はどうするかという事だったが…ルイさんとルルさんの戦闘能力が高いのは知っているので、別にいらないんじゃないかな?と提案したところ、特に反対意見もなく承諾してくれた。

 あんまり変な人をそばに置いておきたくないし…


 そういえばルルさんとルイさんの出会いなんだけど…この国の住民は魔人種族といって、魔力が見える種族だそうだ。

 そしてルイさんとルルさんは、戦闘奴隷なんだけど…闘技場ってところで戦う奴隷さんだったんだ。貴族の娯楽って趣味が悪いよね…こんなかわいい女の子が戦う姿を見るとか…


 はいちょっと興奮しました!


 んで無理言ってこの子たちを買い取らせてもらって、私のメイドにしましたとさ!

 なお私の魔力が頭おかしい量らしくて、特にいざこざも無く従ってくれてます。ルイさんは教養があるみたいだけど、ルルさんは結構野生児みたいなので、その辺はおいおいという事で、私は嫌いじゃないんだけどな~。


「ではそのように準備しておきますね」

「お願いします!」

「マオ様はもうちょっと私たちのご主人様として…」

「むぅ…別に従える気はないよ!私の魔法研究の下地ができたら、好きにしていいって契約だし!」

「そうでしたね…ではその時まではしっかりマオ様に従わせていただきます」


 ルイさんは堅物なんだから…主人がくだけていいって言ってるんだからくだければいいのにね…

 因みにルイさんの闘技場の時の様子はね~おっと…なんでそんなにらんでるんですかね…

 



 私の心を読まないで!


 


 明日から馬車の旅、のんびりとはいかないだろうけど、私は管理者さんの言った通り、この世界を精一杯楽しむぞー!

 そして気になることが1個だけ…一人目の子にもし会えたら、伝言してほしいと…パッと見で分かるものなのかな…?

お読みいただきありがとうございます。

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