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小人忍者の勇者  作者: 平野貴久
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剣の勇者オークのトラップにはまる

さて今回は窮地です彼らは生き延びられるでしょうか?

三男が産まれた金髪碧眼の男の子であるウェルメス家はお祭り騒ぎである

次男に続き三男もこの二人は同じ部屋にされ他の三人は奥のヒトケが無い

処に子供部屋を与えられた。

音が大人たちに聞こえないのをいいことにピアノを置きヴァイオリンや

剣などを壁掛けをつけて設置した。

勝手にピアノで遊んでると長女が興味を持ち始める長女が興味を持つと

次女も興味をもつという連鎖反応でいつの間にか家庭教師アークが

お手本となって二人の素養が上がっていった。

母が北の街に戻るといつもの回復役の魔術師が骨と皮に近い顔で

「よくぞ戻ってきてくれた」と泣きついている

今回戻るとパーティ内の話ではオークが小型化してきているという。

とうとうオークの密集地を抜けるチャンスがきた

のかもしれない。

確かに180cm近くあったオークが160cm代に代わっていた。動き

も鈍く直ぐに逃げようとする。

オークを追って進むとL字路にさしかかるしかも道の細さが半分に

なっていた。

ここで本来の道路は蔦で隠されL字路にみせているのである

背中にいる僕にはどうする事も出来ず母に伝えようか悩んでいると

吹き矢の飛ぶ音がする。母も数か所傷がついたビキニアーマー

の二人はそこら中に蚊にさされた様に細かい傷がつく

どうも飛ばしているのが針ではなくトゲのある小枝の様だ

どうも母の目がうつろなようだこの枝に毒系か幻覚系の作用を

及ぼす効果があるようだ。

ここまできてギルマスの娘が誘拐された状況と同じである事に気づき

はじめる。後ろから吹き矢棒を投げ捨てこん棒に持ち替える180cm

近いオーク達が続々と現れはじめた。

どんずまりに来た勇者はいつの間にか追いかけていたオークが消えて

いる事に気づくドアの様なものが壁にある様で叩いても蹴っても

びくともしなかった。

全員うつろでふらふらしだした全くあてにできない。アークは

久しぶりにファイアーボールを打とうとした。撃ったらかなり

デカいファイアーボールになった。

通路一杯のでかさで5発撃つとそこには何もなかった

通路の壁に見えたのは生垣でスゴイ勢いで燃えている山火事だ

ダンジョン内で雨も降らずかなり乾燥していたのだろう

凄い勢いで広がっていく。右でもない左でもないふらふらしていた

母が正気を取り戻したのは丸一日たってからだった。

母が気づくと水の障壁が四方を囲んでいた。

「こんな魔法存在しない筈なのにどうやっているのかしら」と触る

とバチって音で指がはじかれそれと共に指が骨折していた。痛さで

声もでなかった様で、即座に怒りがこみ上げ「あーちゃん」と怒っている

障壁は無くなり見渡す限り焼野原になっていた。

「ととりあえずテントの処に戻してくれるかしら」と言うので

母以外をお風呂に落とし母だけソファに座らせる。

母が見た事が間違いで無かったら五千匹以上のオークの丸焼きが

あったかしら?...と考えていると

傷口に温泉の湯がしみたのか三人共正気を取り戻した


この時僕は分身分身を繰り返して人数を増やし全ての丸焦げの

オークから魔石を摘出して肉を収納にしまった

転移で王都に行き早便の馬車を見つけ南の街へ向かった

冒険者ギルドの解体所に飛び込みオークの丸焼きが一体

いくらか聞いた相場を聞いてから広い場所にオーク約

1万匹を放出した。

16話です

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