異世界転生者の子がたどる物語
転生者が通常の人間の100倍の力を持ち転生しその子は50倍の力を持って生まれてくる世界で勇者の望まれないで生まれてきた子供の冒険物語
全103話
産まれたのはダンジョンだった地面に落ち上から胎盤が覆い被さってきた
すぐさま優しい手が胎盤を取り除き魔法で赤子は宙に浮かばされた
そこには既に適温になった水球が浮かんでおりその中へダイブする形で
飛び込んだ。プール出産と同じ感じでひとしきり泳ぐと体に纏わりつく
血が波紋の様に洗い流されていくのが解った。
水球から出され一泣きしようかと思ったらし~と口に手をあてられた
布を巻き背中に異次元収納に子供を隠し胎盤は魔法でスーと浮かべた後
谷底の上まで運ばれ谷底に堕とされた。
衰弱しきった顔の少女はテントの自室に戻り眠りについた。
時は遡り突然この世界に魔王の門が出現する。国王は勇者償還する事にした。
召喚された金髪碧眼の若者を歓迎する為、毎夜宴が繰り広げられた。
勇者は王女や貴族の少女達全てに手をつけた。その上挙句の果てには、
「魔王退治に行きたくない」と言い始めた。
転生者は異世界から転送された際一般人の100倍の力と異能を与えられた
女神の恩恵という奴である。
女神の恩恵で100倍の力を手に入れる訳だが?恩恵はその子孫にまで与えられる
その子供も一般人の50倍の力が得られるのである。その事を知った若き勇者は
「自分が沢山子種を宿すから。私の代わりに子供が征伐に行けばいい」と言いだした。
「どうしても行ってくれないか?」と諭す様に言う王。勇者は近くの兵士から剣を奪い
王に斬りかかっていた。
こうなるのを予想していていたが如く弓兵が敏速に動き四方から矢が放たれる、
若き勇者は致命傷を受けこと切れる事となる。
若き勇者で召喚に失敗した事を悟った王は「若者ではダメだ中年を召喚しよう」
と言いはじめる。今度は召喚されて来る召喚者が中年である事を願い召喚を命令する。
金髪碧眼の中年が召喚されたのだが?召喚者はグレッグ銃を両手に持ち空に目掛けて
一発はなち「俺を元いた場所に返せ」と叫んだ。
若き勇者と同様?又弓兵が四方から現れ四方から矢が放たれる?かと思ったが?
金髪碧眼の中年がグレック銃を両手に構え連射した状態で体を半周した頃には
中年に歯向かおうとする者はいなかった。
王座からずり落ちて座りなおした王が「元いた世界に戻す手立ては無いのだが
こちらで領地・貴族の爵位・毎年の給金を提示する」と申し出る。
金髪碧眼の中年の銃の勇者はこの好待遇で気分がよくなったのか?喜んで魔王退治を引き受けた。
王の説明を話半分で聞いたと思うと、支度金を鷲づかみにして南にある始まりの街へ
旅支度を始める。王が「勇者の鎧はいらないか?」と聞いてみると「これがあれば大丈夫」
とグレッグを上に構えて見せて王城を出て行った。とりあえず話を聞かない人である。
勇者の鎧はパーティが全滅してパーティメンバーが亡くなっても勇者だけを生き返らせる
特別なアイテムである。
それを拒否する銃の勇者に対していろいろ不安になった王は銃が無い社会で生活していて
中年の男が召喚できる様に神に願った。願った通りの男が召喚され登場した訳だが黒目
黒髪で目の小さなこの国にはいないタイプの男が召喚されてきた。
異国風のこの男性を女性陣が嫌がった事もあり前者二人と違い宴やら性接待はしないと
なったが異世界に来た事で有頂天の男は三日かけて打ち合わせと
対策を王城関係者と会議した。
ダンジョンの近い北の街では既にパーティが定着していて
パーティメンを集めるのが難しい。南の街で集めるのが通例となって
いるのだが、一度南に行って王都に戻り北に行くのでは無駄が多い
王城のコネを最大限いかしてパーティ編成をしてもらう事を提案した
王城の女性陣の反応をみる限りこの世界で自分はあまりもてないだろう
では異種族の女性で人間との間に子供ができない女性ならどうだろう?
その上で自分と情交できる女性が適しているのではないか?
パーティに男性を入れるのは?この女性にモテナイ現状を見ると
あまり適切とは言えないだろう。女性の取り合いで自分の
コンプレックスに火がついた時パーティ崩壊につながると悟ったからである。
その旨を説明して国にメンバー招集をお願いした。
招集されたのは?エルフと巨人のハーフのバーサーカー職の女性。
本来はエルフの王女として産まれたアーチャー職の女性。彼女は双子として産まれ
エルフの王族で双子は縁起が悪いと言われ追放されたエルフ族の王女様らしい。
彼女の子が追放された恨みを持って帰国される事を恐れたエルフの魔法使いは
魔法で彼女に子が出来ない様魔法をかけたのである。
最後に魔導士の元6歳から10年間修行したエルフと人間のハーフの子である。つい先日
16歳で成人したばかりではあるが?回復魔法も魔力量により回復魔法は中までかけられ
火系はファイアーボール ファイアーランス ファイアーボムと使えるらしいこの子だけ
妊娠する可能性がある。
さて、男の目指すパーティとはハーレムではあるが?忍者の頭とくノ一
の様な裏切らない男女関係を求めているのである。
エルフは気位が高いと聞いていたので情交はスムーズに行かないと思われたが?
生娘では無いらしくあっさりうまくいった。
王城の女性より美しい女性だから無理かなと半分諦めきみだった剣の勇者は
良い方に裏切られた。
16歳の魔法少女は生娘だった。彼女の師匠の魔導士がロリ変態だった
「魔法が早く使える様になる」と言って裸同士で同じベットに寝かされたりとしていたらしい。
この国には勇者教という宗教集団がある。16歳までは性交禁止とされ
大事な部分を糸と針で縫い付けられる儀式がある。
勇者と情交するまでは糸が着いていた為、初めてだった。
人間とのハーフという事で耳が尖ってない只の少女である。
元の世界で言えばJKブランドの美少女とでもいうのだろ。
まあさておき北の街へ出発した。ここで予想外の事が起こる
貴族の妾の娘が馬車がパーティに付いてきたのである。
妾の子という手前上平民な訳だが子が出来れば金髪なら貴族
黒髪なら男爵となれる訳で貴族としても自分の血筋に貴族が
増える事をなによりうれしく思っているところもあり援助していた
女日照りの心配は一切ないらしい。
もちろん貴族の娘は銃の勇者の後を追った訳だが...
貴族は街道沿いに宿舎を複数持っている様で泊まる場所も確保されてるし
宿代も貴族持ちだった。その代償としてひたすら子造りをさせられた。
とかく日本人のあそこは西洋人に比べるとと言われるが?勇者に関しては
いつか外人さんとこんな事があるのだろうと勝手に夢見バッキュームXなる
製品を20年以上使い続け25cmという外人サイズを達成していた為
ここぞとばかりフル回転して使いまくった。結局北の街に着くまでに
エルフのパーティメンの女性達を相手する事は一回もなかった。
北の街に着くと勇者教会を訪れ勇者の鎧にまじないをかけてもらう
このまじないをかけてもらうと、全員死にそうな時でさえ勇者だけぎりぎり
の生命力を残した状態でまじないをかけた教会に転送されるのである。
「勇者死んでしまうとは情けない」というどっかのゲームと同じである
ダンジョンは複数個あるのだが国に行けと指定された場所は三か所ある
このダンジョン、ラスボスを倒すと四大精霊の鎧が手に入るらしい。
魔王を倒すのにはこの四大精霊の鎧が切り札になるのではないかと
国の関係者は考えているらしい。
タダ、一か所のダンジョンでは?二つの鎧が出る場所がある。このダンジョン
においては、中ボスも鎧と宝箱を落とすとの情報である。
「強いラスボスよりこの中ボスを倒すのが宝箱を手に入れる最短の道でしょう」
と宰相のおすすめのダンジョンである。とりあえずここを目指す事にした。
ここにきて16歳の魔法少女が便利である。背中に収納があるらしく
かさばるテントをたたまず収納できるらしい。時間が止まった空間さえもある
らしい。焚火や煮炊きした鍋ごと朝のままの温度で昼出す事ができたりするので
ある。
彼女が言うには二人の天使と契約している。一人は輪となって背中に付き
一人は白い外套の様な形をとり体を包むらしい。
背中の輪の中が修行を重ねると収納にかわるとかなんとか
普通の魔法使いにはできないという。又、魔導士の弟子にしか渡されない
魔道具があるらしい。八角形に中央に凸型の鏡がはまっている。これを
パズルの要領で隙間なくなく並べテントを囲むと魔物は近寄ってこれない
のである。この結界と収納。又は勇者の鎧の機能は鉄砲の勇者には
無いアドバンテージである。
鉄砲の勇者は火力こそ素晴らしいものがあるがダンジョン内に寝泊まり時
必ず火の番をたて守らなければならない。
剣の勇者側には結界がある。ぐっすり眠れるのである。
収納能力があるとリュックを背負わずに済む武器だけを持ち戦闘に集中
出来るのも大きい。人選を王城のみなさんに任せた事を感謝しなければなら
ない。
ダンジョンに入ると床一面びっしりとスライムがいた。鎧に自動修復機能が
あるのでスライムの吐き出す酸を鎧で受けてみた。酸が鎧を溶かす
速度より修復効果が上回っていた様だ。それが解るとスライムの蹂躙劇の
はじまりである。
ひたすら段ボールに入っているクッション材のプチプチを潰すがごとく
つぶしまくっていると、バーサーカーさんより「何遊んでんだい」と
声がかかる初のモンスター退治とあってパーティより数十メーター離れた
とこまで狩りにきていたらしい。
次はゴブリンの生息地帯を通ったが難なく進む事が出来た。アーチャーが
とりあえず敵を補足するのが早い、数百メートル離れていても外す事がなく
ほぼほぼ前衛の勇者とバーサーカーの処までくるゴブリンがいない
ゴブリンに傷をつけられても即魔法使いが回復をかけるものだから
傷ついた事すら感じずに傷は修復されてしまう。
ゴブリンの生息地帯を抜けると王城で教えられた広間に出た
なんでもゴブリンとオークの生息地帯の境界らしく両種族共近づかない
らしい。
オークの生態として雄しか存在しない様で人間の女性をハラませる事で
種を存続しているらしい。
この女性の多いパーティにおいて厄介な敵である。
王城の兵士が言うのにはこの場所でテントを構えオークを相手にレベルを
上げてみてはどうかという事だった
今日は初日という事で食事の後バーサーカーと身体を重ねる事にした。
重ね終えてからテントの自分の部屋へ裸で向かおうとする。ふと顔を挙げると
結界の外にオークが5匹立っていた。指をくわえ、よだれをたらしいる
股間をもぞもぞさせているのである。
勇者は「しまった」と思った。鎧を着ようとテントに入るよりも先にオークに
ゴブリン数十匹が襲い掛かっていた?ゴブリン達の生息地にオークが攻め入ったと
勘違いした様である。結界に守られ侵入される事はなかったが朝まで眠る事が
できなかった。
朝にはオーク5体とゴブリン15体の亡骸が放置されており
魔石だけ体内から回収して素材を時間が止まっている収納へ魔法使いが回収した
身長180cmはある巨体のオークを数体簡単に格納できる収納ってどれだけ
大きいのだろうか?
全員やっと寝れると午前中を睡眠でつぶし午後1~2体のオークと対戦し
夕食が終わり、今日はアーチャーの部屋に夜伽に行く勇者。しかし勇者の
部屋にアーチャーが先におとずれた。オークが侵入して来た時の事を考え
ると鎧のある部屋であんな事やこんな事をやった方がいいだろうと
あえて天幕を開放し外から見える様にして事をはじめようとしている。
「オークが来るのに天幕は下げられない」と言う事らしい。なるほど道理に
かなっている。
オークを誘うか如く大きな声を上げるアーチャー。事が始まるとオーク達は
すぐ集まって来た訳で、昨日の倍の数集まっている。秘め事が終わる頃には
ゴブリンの集団がオークに襲い掛かる瞬間だった。こんな事を数日重ねて町に戻ると
大騒ぎになった。
普通の冒険者は一体狩っても肉の一部しか持ち帰れない。その為オークの肉は高価である
それもオークの豚肉が新鮮なまま50体からの新鮮な肉が冒険者ギルドの解体所に
持ち込まれた訳である
オーク一体金貨100枚との値段がつき、金貨5000枚になったゴブリンの遺体は
二束三文にしかならず120体の遺体で金貨一枚にしかならなかった。
魔石だけでも金貨7000枚になった。エルフの女性は高級な宿のスイートに泊まる
事さえできたのである。
勇者は金貨500枚をバーサーカーに渡し宿代を先払いすると貴族の妾の娘たちに
何処かへ連れて行かれて行ったのである。
とりあえず投稿してみます