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ある退屈の日々1
いつも通りだった。
特に変わらない日々を俺は送っている。
目覚ましがなったら起きて作業着をきて仕事に行く。
仕事が終われば、夜飯で飲み食いの日々。
帰っても暗い部屋に明かりを点けて風呂に入る。
そして歯を磨き、スマホを開いてネットサーフィンをして眠りまた朝になる。
趣味も無く熱中することもない。
色恋の一つ二つあればこんな日々を送らないで済むのだが。
生憎、俺にそんな相手もいない。
32歳の俺は、この日々を15年も送ってる。
何も刺激もない地球で俺は誰でもできる仕事をして過ごしている。
この世界は、本当に平和だ。
娯楽も多く、事件も少ない。
戦争が起こっても死者なんて1万人も死なない。
本当に平和だ。
俺が向こうの世界で望んだ平和。
あいつら元気かな?
ちゃんと飯食ってるかな?
俺の事忘れてねーかな?
俺は、あの日。あの時。あの瞬間を今でも思ってる。