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いま、不倫をしているあなたへ

作者: たかやな

知人が不倫していると聞いて、あふれでた推敲無しの一発書きです。

不倫している人が少しでも我に返ってくれることを願います。

不倫。

婚姻している人間が婚姻関係にある相手以外と性的行為を行うこと。

法律的にはこう言ったことだろうと捉えていますが、私が声を大にして止めたいのは、既婚者へ好意を表すこと。


好意を持つまでは仕方のないことだと思うのです。

止めようとすれば、ますます燃え上がり深みにはまるのが恋心というものでしょうし。

そこまでなら、好きになってしまった本人の心のなかだけのこと、で済ませられるのです。


いやいや、相手の既婚者がたとえ告白されたって誘惑されたって、しっかり断れば不貞行為には結びつかないイコール、不倫にならないでしょとお思いのあなた。

現実的にはおっしゃる通り。

でも、行動に出て自分の心を形にしてしまったら。

上手くいこうがいくまいが、他でもない自分自身で、既婚者を不貞行為に誘いかねない最低の自分を直視することになるんですよ。

それに、断られてすぐ諦められるくらいの潔さがあるなら、行動に移したりしないでしょう。


それでも気持ちは止められない、愛してるから伝えたいの!

わかってほしいんだ、俺の気持ちを…っ!

なーんて自分の恋心だけを可愛がって酔っぱらっているあなたは、相手の方のことを本当に愛してなんかいませんよ。

愛していたら、既婚者のその方に、不倫なんて最低なことをするように持ちかけられない。本当に大事なら、その方の家庭を壊すような真似できるはずがないんです。


相手の方は家庭のことに悩んでいて、私が助けてあげたいの!私なら、彼を救えるの!

彼女の旦那はとてもひどい人らしくて、そんな彼女の力になりたいんだ!

直ちにカウンセラーあるいは弁護士を紹介して差し上げてください。

お相手の方を他でもない自分が救いたい、実際に必要とされる専門家の方よりも自分こそが、と思うのでなければ。

自分が自分が、と思うならそれはせいぜい恋で愛にはなりえないものなのでしょうね。


出会う順序が違っただけなんだ!

そうかもしれませんね。

でも、だからと言っていまある家庭を、いま恋しているお相手の方を支えるその伴侶の方を切り捨てさせるなんていいんでしょうか。




ここまで読んで、それでも自分達は愛し合ってる!でも不貞はいけないからプラトニックでお相手の伴侶の方にすべて正直に話し頭を地面に擦り付け何度でも謝罪に飛んでいき求められるなら会社や親族にも経緯の全てを説明し、言い値で慰謝料及びお子さんがいるなら養育費も公正証書を交わし誠実に支払っていくのなら。

それはもしかすると、本当に出会いの順序が違っただけの運命の相手なのかもしれません。

そこまでできるなら、二人とも離婚成立して再婚したあとも一生悔いるでしょうしひとつの形なのかもしれないと納得できるのです。

夫を持つ身で、もし自分にこのようなことが起こったらと仮定してみても。


でも、やっぱり、それはそれ、これはこれだとも思うのです。

結婚したなら、既婚者なら、恋は恋で終わらせるべきです。成就させたいと思ってはいけない。

その恋がもし叶うのなら。その時、誰かの愛は家庭は現在は粉々に粉砕され消えない傷痕になるのだから。


まあ万が一略奪できたとしても、最後に述べた本物でないなら疑心暗鬼になって上手くいかないと思うんですがね。

知人が結婚までいたらないことを祈ります。

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