一本槍のダニエルと宵闇の女神の物語
「今日が俺たちの婚礼だ、エリサ……」
七年前に突如滅ぼされたシニツァ村。家族も恋人も失い、友とふたりだけで生き残ったダニエルは、隣国バイスラントで騎士として身を立てながらも周囲に心を閉ざしたままだった。喪失の悲しみから部下を持つことを拒み、いつしかダニエルは『一本槍』と渾名されるようになった。
他国との戦争の気配が強まる中、故郷を滅ぼしたのと同じ黒炎が燃え盛る街へ出向いたダニエルは、そこで亡き恋人の面影を持つ謎の女に遭遇する。女は国際犯罪組織の一員らしく、仲間から『女神』などと称されていた。
果たして彼女は何者なのか。愛した女が生きていたのか、それとも他人の空似なのか。
女神とは一体何なのか、困惑するダニエルの元に幼顔の科学者が現れ、「女神を止められるのはダニエルだけ」と囁く……。
*サークルに寄稿した最後の小説です。詳しくはプロローグ前書きにて。
(原案:紅佩音、他/シリアスに見せた電波小説/テーマは「寄せ集めた厨二設定をどうまとめるか」結局まとまりませんでした。笑/挿絵あり=タイトルコールあり、です。本文中に挿絵はありません)
七年前に突如滅ぼされたシニツァ村。家族も恋人も失い、友とふたりだけで生き残ったダニエルは、隣国バイスラントで騎士として身を立てながらも周囲に心を閉ざしたままだった。喪失の悲しみから部下を持つことを拒み、いつしかダニエルは『一本槍』と渾名されるようになった。
他国との戦争の気配が強まる中、故郷を滅ぼしたのと同じ黒炎が燃え盛る街へ出向いたダニエルは、そこで亡き恋人の面影を持つ謎の女に遭遇する。女は国際犯罪組織の一員らしく、仲間から『女神』などと称されていた。
果たして彼女は何者なのか。愛した女が生きていたのか、それとも他人の空似なのか。
女神とは一体何なのか、困惑するダニエルの元に幼顔の科学者が現れ、「女神を止められるのはダニエルだけ」と囁く……。
*サークルに寄稿した最後の小説です。詳しくはプロローグ前書きにて。
(原案:紅佩音、他/シリアスに見せた電波小説/テーマは「寄せ集めた厨二設定をどうまとめるか」結局まとまりませんでした。笑/挿絵あり=タイトルコールあり、です。本文中に挿絵はありません)
0、昔話
2013/05/01 19:00
1、一本槍を負う男
2013/05/02 19:00
2、ノールザルツの女
2013/05/03 19:00
3、ゾマからの最後通牒
2013/05/04 19:00
4、双極星との邂逅
2013/05/05 19:00
5、受け入れがたい真実
2013/05/06 19:00
6、女神の涙
2013/05/07 19:00
7、ダニエルの決意
2013/05/08 19:00
8、アイネクライネナハトムジーク
2013/05/09 19:00
(改)
9、彼の世界に私はいない
2013/05/10 19:00
10、血だまりの一本槍
2013/05/11 19:00
11、女神を創りし者
2013/05/12 19:00
12、フレデリクの想い
2013/05/13 19:00
(改)
13、女神を手繰る歌
2013/05/14 19:00
(改)
14、息苦しい探究の果て
2013/05/15 19:00
15、婚礼
2013/05/16 19:00
了、かくて炎は燃え尽きぬ
2013/05/16 19:00
おまけ 資料集?
2013/05/16 19:00