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黒死白雪・二節
スノウの月の吸血鬼が対象な熟思を余所に男は発言する。
「貴様誘い出し姿が現る迄に俺は何人も殺した、全く以て詰まらん作業だった」
「……無意味に殺す『戦争』が」
「意味なら有る、貴様が出て来るだろう?」
スノウ以外にも男の標的な者が幾人も居り殺害され、零が此の場に来無い場合スノウ自身も殺害され、死亡した事は確実でスノウが自身を除き彼、彼女等の死亡した事実に背筋から体が凍る感覚だ。
「出て来るだと? 頭ん中で『核』が爆発したか? 手前が殺す理由は己を敵視して居るからだ」
零は然う言葉の後、或る事を聞く為に男へ問う。
「何人殺した『アルカード・ザカルベク』」
「言っただろう、何人もだ」
「手前……」
零が男をアルカード・ザカルベクと呼称、質問から返答され怒気を内包した声の零に、アルカードは続行して発言する。
「貴様が同族を殺した数と比べれば少ないだろう」
「殺した? 違う」
何故か不明だが零は幾体もの同族を殺害した様だが、アルカードの言葉に零が殺害『は』否定した。




