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黒死白雪・一節
投稿したい欲が出たので投稿( •௰• )
【黒死白雪】
尻餅を搗く状態で視線は二体の方へ向く。目前には長年に渡り探し続け見付けた者が男へ向き立ち、男は先の事で距離が開き、近付いて来る様子は無く此方を見る。
スノウは剣を持つ男に何故か警戒せず反応が遅れた事へ疑問を抱く、男を見た時点で剣は手に有り警戒には十分な理由の筈だが原因は不明だ。
幾ら思考を仕様が謎の解明は出来ず、まだ『不可思議』な力が存在する方が納得する。非日常な状況から非現実的に考えて仕舞うが、経過時間は数秒で男が口を開く。
「貴様は……」
「『故神零』だ」
男の言葉に黒衣の者は外観から想像が出来ない程に良く響き低い男と分る声を出し、自身を故神零と名乗り姓名から日本人だと判明する。
「……俺と同じ『月の吸血鬼』の『王族』愚弟『アリュキラド・ザカルベク』よ」
スノウは男の言葉を聞き月の吸血鬼とは何か疑問に思い一般的な吸血鬼と違うのか、男に警戒が出来なかった理由は月の吸血鬼で在る為か。
もし本当に男が月の吸血鬼と言う存在なら納得が出来るが、故神零……彼も月の吸血鬼なら違う名を名乗り男と敵対する行動を取る理由は何だ。




