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八咫烏  作者: さくら
11/12

第11話少年編 蛇頭+紅蓮VS村田組+梶原組

山野組の幹部で村田組組長の村田修三(ムラタシュウゾウ)は蛇頭の拠点を何箇所か目星をつけ

襲撃の準備をしていた同時に紅蓮のキジマリュウイチに渡しをつけ、

けじめとして五千万と襲撃犯のリーダーでサントスを殺害した岡寺智規(オカデラトモキ)

引渡しを要求した。

9月7日神戸のユニバーサルホテルのエントランスにおいて村田組の若頭柳政敏(ヤナギマサトシ)

村田組組員3人と梶原組組長梶原徹(カジワラトオル)と梶原組組員4名

紅蓮の頭のキジマシュウイチとメンバー6人が集まって手打ちの話していた。

テーブルにはヤナギマサトシ・カジワラトオルとキジマリュウイチが対峙して座っていて

その周りにそれぞれの組員が待機していた。


「それで今回の事は話つけちゃる。お前のとこのは梶原組の傘下に入れ、それが条件や

返事は今から24時間後。明日の15時までや、それまで返事なかったら開始や」


紅蓮のキジマリュウイチら7名は2台のワンボックスに乗り込み走り出すと同時に

村田組と梶原組の組員ら乗り込んだ車3台に大型ダンプカーが突っ込み来た。

ダンプカーから降りてきた6人ほどの男たちが拳銃やサブマシンガンなどで襲撃する。

梶原組組員が2名射殺、村田組組員も2名射殺され

村田組若頭のヤナギ及び梶原組組長は重症。残りの組員3名も重軽傷を負った。

襲撃した男たちも村田組と梶原組組員らの激しい抵抗に会い

6名の内3名が死亡3名が逃亡した。

また、一般人も巻き込まれ1名が死亡、3名が重軽傷を負う大惨事となった。

これに怒り狂った村田組と梶原組は蛇頭の拠点や協力者及び

キジマリュウイチの自宅や紅蓮たまり場なども間を置かず次々と襲撃したが

事前に用意周到で感知しいた紅蓮と蛇頭はそのほとんどが幾度ともぬけの殻。

その上、警察が大々的に警備体制をひき

紅蓮や蛇頭の幹部が地下に潜ったため大きな成果は上げられずにいた。

そのため村田組と梶原組は5人一組で手当たり次第

紅蓮と蛇頭のメンバーなど手当たり次第、町の反グレ狩りに没頭して行くことになる。

その余波で町の治安は急激に悪化一途を辿る

侠極会のヤマノタツオは山野組から先鋭隊をつくり、

キジマと蛇頭のボスの朱楠(ヂュナン)の居所を探っていた。

そのキジマリュウイチは大型のキャンピングカーで移動していて、

名神高速で名古屋方面に向かっていた。

あらゆる方面に警備体制をひきキジマリュウイチとヂュナンの行方を捜していた警察は

Nシステムにより名神高速を移動中のキジマリュウイチを確認した。

捜査四課いわゆるマル暴の野崎健一(ノザキケンイチ)

新世界の商店街路地裏の雀荘で村田組若頭新山祐二(ニイヤマユウジ)に会っていた。


「グズ同士で殺し合うのは勝手にしたらええ、一般人を巻き込んだらわし等も

黙って見とるわけにはいかんのや、さっさと終わらせいや」


「ノザキさんの見合う様にさせてもらいます。」


「ええか、キジマリュウイチは名神高速***パーキグで確認しとる、

大型キャンピングカーで名古屋方面に向かっとる。

それとヂュナンは垂れ込みがあってもうへばりつい取る。

今日で関空で逮捕する手はずになっとるやギシマの(タマ)で終わりにせえ。」


「ありがとうございます。これを、矢口署長にもよろしゅう言うといてください。」


「弾きはあかんぞ。交通事故はようあることや、せやけど周りを巻き込んだらあかんちゃんと見やな

ええなそれであんじょうせいよ」


ノジマ刑事はニイヤマが出した封筒を受け取ると独り言の様にしゃべりながら

席を立って雀荘から出て行った。ニイヤマすぐさま各方面に連絡すると


「車をまわせ。」




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