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95話 番外編 バラ色の未来 09 神の術

 

「俺のバイブル、ユーリ日記には」


 いやいや誰よ、ユーリって。


「神法とは、イメージする事が大切、と書かれている」


「ユーリってのは誰?」


「なんて畏れ多いいことを、マロン教国のユーリ皇帝だ」


「先先代の皇帝ね」


「神と会話が出来たって話だぞ」


 胡散臭いわ!


 イメージかぁ…確かにそうみたいだけどね。胡散臭いわ。


「メイビはどうやって、防御結界を張っているの?」


「俺は壁をイメージしてるな」


 壁か…やってみるか


「ちちんぷいぷい」


 …。


「ボコボコボコ」


「入口が壁で、塞がっちまったぞ」


「本当の壁を作るとわ…信じられないわ」


「これって凄いことなの?」


「凄いわよ!物質創造よ!」


「俺のバイブルには、神の術と記されている」


 神の術?


「今も昔も、出来たのは神だけってことね」


「私は神じゃあないわ、それだけは確かよ」


「神は物質創造のチカラで、建物から街迄も作ったと書かれている」


 それは流石にチートが過ぎない。


「うーん、防御結界はひとまず置いておいて、物質創造のチカラをあげて行った方が良いな」


「取り敢えず、入口を矢で開けてくれぬか」


「ちちんぷいぷい」「ドカーンッ!」


「おいおい、俺の結界ごとぶち抜いたよ」


「楓の魔法は凄まじいわ」


 神法?魔法とは違うのかな?


「神法って言っていたけど、魔法とは違うの?」


「いつしか、魔法と呼ばれるようになったらしいが、同じ物だと言う話だ」


「そうなんだね」


「ぴよぴよ…ぴよぴよ…」


 また、魔物が復活して来たよ、取り敢えず矢で一掃しておく。


「楓、中が空洞の四角い箱を、イメージして見てくれるか」


 四角い箱ね「ちちんぷいぷい」


 …中が空洞か、外からじゃわからなくない?


「シャキン!スパッ!」


 おう!切ったよ箱の角を、どれどれ。


「出来てるな。次は小さな家をイメージできるか」


「ちちんぷいぷい」


「ドドドドドッ」


「おう!メイビ此れに結界を張ってくれ」


「それじゃひとまず、朝飯にしよう」


 そうだったよ、ダンジョンの中だと、時間の感覚がわからないよ。


 初めてこの世界の食べ物を、口にした時も思ったけど、やはり味が薄いよね、不味い訳ではないのだけれど。


「食事の後は、迫って来る魔物に対して、壁を作って防ぐ練習をしよう」


 私はなん10回となく壁を作った。


「楓、それだけ魔法を連発して、なんともないの?」


「…?なんともないけど」


「魔力も凄まじいわね」


 その後、魔物を四角い箱で閉じ込めたり、自分の足元に壁を作り上に上がったりを繰り返した。


「でわ、今日は此処までにして、楓が作った家で休もうとしよう」


 あれ?お昼だべてないけど…?


「お昼は?」


「もう夕方の時間だぞ」


「楓は、集中力も凄いわね」



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