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80話 神界Ⅰ

  

 ぴょんぴょん…ぴょんぴょん…


 …

    …

       … ううーん …あっあっ… 暑いわ!


 わたし達が神界に来て 今日で半年になった


 ****


神界到着時…


「神界だー!眩しいー!」


「お腹すいたにゃん」


「あらあら」


「小夏は此処で独りで暮らしてたのか?」


「そうじゃ悪いか」


「ほらほら喧嘩しない」


 先ずは家を創らなくちゃね


 わたしは 縁側付きの古民家をイメージした…


 つもりだった だが…此れは…〇屋だよね 太鼓橋もあるし…


 神だから?…ま いっか!


「あらあら」


「こんなでかいもん創ってどうするのじゃ」


「大は小をかねる」


「どうでもよいから早くご飯にゃん」


 私達は太鼓橋を渡って〇屋の中へ


「お帰りなさいませ」ぴょんぴょん


「…」ぴょんぴょん


「えーっと…誰?」


「かぐやです わかりませんか?」


 ぴょんぴょん「…」ぴょん


「ごめんなさい わかりません」


「此奴はかぐや姫じゃ」


「小梅酒を提供してくれてたのは此奴じゃ」


「…で?」


「月に独りでいるのが辛いと言うからの 小梅酒を提供するという事であの竹藪に住まわせておったのじゃよ」


 ぴょんぴょん「…」ぴょん


「…で 後ろの兎は?」


「月と言ったら兎じゃろ」


「あらあら 沢山」


「兎鍋にゃん」


「猫 食べちゃダメだよー」…


 神界の縁側で5人静かに暮らすつもりだったのだけど…ま いっか!


「わぁ 美味しそう!」


 筍の精進料理だ「頂きます!」


「かぐや達は食べないの?」


「私達は…其の…先程チーズバーガーを頂きましたから…」


 いやいや恥じらっても俗物だよね 毒されてるよねかぐや姫!


 それにしても 落ち着かない…


『神様神様』


『広過ぎて落ち着かない』


『じゃな』


「ご馳走様でした」


「じゃあ 私達は裏庭に古民家を創るから かぐやはここで暮らして良いよ」


「…そんな」「…」


「私もご一緒させて下さい この〇屋は兎達に任せますから…」ぴょんぴょん


 わたし達6人は〇屋の裏に創った古民家で暮らす事にした


 お風呂は湯屋で入らないと兎達が拗ねるからと


 湯屋で入る事になった 広くて気持ちが良いのだが


 兎達が洗髪から身体まで洗ってくれる…


 堕落していくわたし達…そんな暮らしが3ヶ月をすぎた頃


 縁側で竹藪を眺めるわたし…流石に竹藪だけ見てるのは…


 ぴょんぴょん ぴょんぴょん太鼓橋に?


 此の3ヶ月で兎が伝えたい事がわかる様になってしまった


 兎が言うには太鼓橋に人間が居ると…


 神界に人間?わたし達は太鼓橋へ…


 其処には爺さんが独り…


「小梅!…小梅!…師匠達も」


「小梅知り合いか?」


「いやいや知らないし 師匠って言ってたよ」


「俺だよ俺 お前の男」コツッ!


「小梅はやらん!」


「…此のやり取りは…デク…?」


「はは 懐かしい痛み」


「デクよ 随分歳を取ったのう」


「そりゃあ師匠あれから40年も経ったんですから」


「40年…?」


「神様神様」


「なんじゃ」


「此処に来てまだ3ヶ月ちょっとだよね」


「じゃな」「40年…」


「言っておらんかったか 神界では2日で あ奴らの星の1年じゃ」


 聞いてないよ…ま いっか!


「で デクどうやって此処に来たの?」


「…どうやら死んだ様だ」「そっか」


「軽いにゃん」「軽いのう」「わたしはどうでも良いよー」


「あらあら」


「こっちに渡って来て」「ああ」


 太鼓橋を此方に近づくに連れデクが若返って行った…ま いっか!


 デクの話では神球は ユーリが神球の皇帝として君臨し神球の人口も10億を超えているって


 わたし達が神球を去った後 大陸が4つ増えたそうだ


 マロン教が神球中に広がり平和に皆が暮らしているそうだ


「デクも頑張ったんでしょ 湯屋でゆっくりして」


「ありがとう そうさせてもらうぜ で 此の可愛い御嬢さんは?」コツッ!


「かぐやもお前にはやらん!」


「痛たた かぐやちゃんか 俺はデク小梅の男だ!」ボッコ!ズドーン!…


「死んだんじゃ」「もう死んでおるじゃろ」「そっか」


「…かぁはっ!死んだかと思った!」いやいやもう死んでるからね


「小梅は6姉妹だったんだな」…えーっと?


「かぐやちゃんが末っ子か」いやいやどう見てもわたしより…


 あれ?小さくなってる…ま いっか!


 わたし達6姉妹たまにデクの暮らしが始まって2日…


「そろそろのはずなんだけどな…」


「デク何がそろそろなの?」


「ボーも俺より先に死んだとだ思ったんだが…俺も寝たきりだったからな」


「天国にでも行ったんじゃろ」「天国?」


「小梅が創ったと言っておったじゃろ」


「ああ そう言えば じゃあ」


「トゥルトゥル…トゥルトゥル」「はい 此方天国」


「あ 天国さん 此方小梅です」


「あっ!少々お待ち頂けますか…(神様!創造主小梅様からお電話です)」…


 聞こえてるから「此れは創造主小梅様! 御電話頂き悦の極み!」…


 神球の神は やばい奴だったよ!


「ちょっと聞きたいのだけど 其方にボーって言うのが言ってないかしら?」


「ボーですか…来てないですね」


「そうわかったわ ありがとうね」「あ あっ」カチャッ


「トゥルトゥル…トゥルトゥル」「はい閻魔じゃ誰だ」


 閻魔が出たよ暇なのか?


「小梅です」「小梅…」「創造主様!御電話頂き…」はいはい


「其方にボーって言うのが行ってない」


「来てますよ!小梅様のお知り合いでしたか」


「連れ去ってもいい?」「それはもうお願いします」


 鬼達を無双し修行と称して針山で鬼達に針山を歩かせていたそうだ…


 強くなったね わたしは針山に蜘蛛の糸を垂らした


「ボー!」「小梅たん!」このまま地獄に置いとくか …鬼達が可哀想か…しょうがない


「ボー此の糸に掴まりなさい」


 太鼓橋の前にボーが現れた…鬼より鬼らしくなったな…


「デク…あれがボーで間違え無い?」


「ああ 間違え無いな」「小梅たーん!」


 橋を駆け出すボー!パチン!神界の遥か彼方へ飛んでくボー!


「今のは鬼じゃろ」「ボーだって」


「あらあら 良く飛んでったわね」


「大丈夫かしら」


「あらあら 大丈夫よ あの子は根性あるから」はは


「ドドドドド!酷いじゃ無いですか小夏師匠!」


「おう悪い悪い鬼かと思ったのじゃ」


「ボーですよ!」


 太鼓橋を渡ったボーは わたし達の知ってるボーに戻っていた


  ふふ 神界も賑やかになりそうだ


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