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75話 知らんがな!

 

 わたしは今 港街に来ている


 港街小梅タウンも通常運転に戻り活気が戻った


「ほらほら危ないよ」「どいたどいた」


 神石で動くターレ?って言ったかな? …が其処ら中走り回っている


 港街と言うより大きな魚市場の様な喧騒だ


「小梅様此方です」わたしは赤レンガ倉庫の前に立っている…


「何者かがこの様な落書きを…」ユウジ&トオル参上!夜露死苦!


 一目瞭然…だよね此…そっか連れはトオルだったか…


「最近例の2人組は?」「現れなくなりました」


「そうですか 此れは此のままで良いです」


「宜しいのですか?」


「ええ 此れはこれで趣があって良いでしょ?」


「そうなんですね…」


「引き続き警備を夜露死苦!」「はっ!」


「小梅様!大漁でした!」


 架け橋隊だ みんな生き生き…日に焼けてダークエルフになってるな


 架け橋隊と雑談した後 海沿いの塀の上を歩いている


 マロン教国の海は一年中穏やかだが


 塀の海側にテトラポッドを置いた方が魚達にも良いよね


 わたしがやってしまっても良いけど


 此れも港街の 人々に任せよう


「ハハハハ此れは小梅様ハハハハ」


 ハハハは港街の海沿いを散歩するのが日課になった様だ 警戒も兼ねての様だが


「今日も良い天気で気持ち良いですね」


「ハハハハ本当にハハハハ」


 ****


 わたしは縁側で夕涼みを楽しんでいる


 此処から見る田園は最早わたしの一部に成りつつある


 あら?ホタル?…デカいし多いな!


「ほらほらみんな夕飯ですよ」「はーい」


 ふふ 夕暮れに公園に迎えに来るお母さんの様だよ サキちゃん


 …一匹残ってる?…どうした?…小夏?…


「ホタルはどう鳴くのじゃ」…知らんがな!



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