68話 闘いが続いて
「ひゅーどん!ひゅーどん!」
今年もやって来たよ 第4回 マロンカーニバルDONDEN!だ !
回を重ねるたびに規模も大きくなり 出演希望者も殺到して
随時オーデションが行われるぐらいだ
国中に音楽が親しまれる様になり ドルドでドアーフとエルフによる楽器制作も盛んになった
元の楽器を提供してるのは わたしなんだけどね
この星にあるものから似たような物を作り出す
最初は真似からだ 何は色々な物を研究開発するチームを作っても良いね
何はともあれ 妹達は楽しそうで…わたしは朝から特別観覧席に座りっぱなしなのだ
流石にお尻が痛い だか国民達が頑張って演じているのだから わたしは全てを見るのだ
次の演目はオーケストラの演奏…指揮者はベートーベンベン…?
ライトが消えた静寂のなか タクトを振る…あれは小夏?
いやいや其のかつらは バッハだから バッハッハだから…
次がミュージカル 其の昔憧れたものだ アメリカの若者の…
あのリーゼント頭は…バッカスか 歌 上手いな
バッカスとなるとお相手はオリビアかニュートンだよ
おっリーゼントが伸びたよぴろぴろ笛か!
大盛況のなか やっぱり取りは
「PAN!PAN!」
「みんなーお待たせー」
「もうみんな知ってるわよね」
「PAN!PAN!」
「ここ惚れにゃんにゃん猫にゃんにゃ」「「「ギャー!」」」はいはい
帰りは姉妹で出店巡りをしながら帰路に着く
流石に鬼平と御庭番の護衛が居るから近寄ってくる者はいないが
どうなのだろう?まぁ仕方ないか…
漸く いつもの散歩道 わたしの周りは
「ぴーひょろぴーひょろ ぴーっ!」
…ぴろぴろ笛での闘いが続いていた




