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64話 サテライトの王

 

 シャーゼが戻って3日 わたしは小声で〔リーゼ〕〔はい なんでしょう〕空気の読める良い子


〔シャーゼ 綺麗になったよね〕〔そうですね〕元々綺麗だったのだか一段と綺麗になっている


〔これはそうゆうことだよね〕〔そうゆうことですね〕おう憧れだった恋ばな…前世では無縁でしたよ


「ううん…お茶にしましょう」「はい 只今」


「今日はわたしが入れるわ 3人はソファに座っていて」


 紅茶を淹れソファを見やる 何時もの様にシャーゼとリーゼが隣同士で座り


 わたしが座る側の後ろに鬼平が立っている


 わたしはソファに腰掛けリーゼを此方に呼び 鬼平も座りなさいと


「…わたしは…」「命令です」「はっ」


 頬を染めるシャーゼ 目を晒す鬼平…ニヤリ!


「ふたり…」コンコンコン…恋ばなが…


「どうぞ」「サテライトの王が衛兵を連れてダンジョンに現れました 神様に御目通りをとの事です」


 わたしはみんなと共にダンジョンへ


 サテライトの者と思われる一団が一斉に膝ま付き頭を下げた


 王らしき人がいやエルフの血が混ざってるね


「この度は内の者が大変なご無礼を致しました 何卒御怒りを鎮め下さい」


 怒ったのは小夏だけどね…


『小夏』『なんじゃ』


『サテライトの王が来たダンジョンに』『わかった』


「久しいな」「此れはマ…はっ ご無沙汰しています」


 粗方ディランから聞いているのかな?


「小夏様の姉君小梅様に大変なご無礼をしてしまい申し訳御座いません」


「で 何の用じゃ」


「小梅様に忠誠を願わくばサテライトにご加護を」


「己の立場も理解できぬ者達に加護などやらぬ」


「仰せの通りで御座います 先日の者たちは 神の怒りをかった罪で公開処刑しました 現在のサテライトは国の形は留めておりますが私が治る東と反王政貴族達の西とに別れております 反王政貴族達は神球の状況もわかっておらず 己の私利私欲ばかりを欲している有り様 既に貨幣に価値などないと言うのに…既にドラード帝国が怪しい動きを見せており」


「わしらには関係無い話じゃ」


 いやいやわたしが全て関係してるよね


「どうか私共に慈愛を」


『小梅どうする』


『助けを求める者は助けたいよ』


『そっか 後は好きにせい』


『ありがとう』


「リーゼ」「はい 会議室に幹部達を」「はい」


 わたしはサテライトの王たちを引き連れ柵の中に


「此れは…神の国…美しい」


 衛兵達を警備隊に任せて「近くの喫茶店でお茶でも飲ませて」


 王と宰相を引き連れ会議室に


「みんな紹介するわ 此方…」


「サルハン王とライト宰相です」


「そうサテライトの王サルハンと宰相のライトです」


「サルハン此処に内の幹部が全員いるわ」


「此れは神の神使(しんし)の皆様にお会いでき光栄の極み 私サルハン神小梅様に慈愛を頂戴致したく 恥ずかしながら此方にお伺いしました どうかサテライトの民をお救い下さい」


「小梅様はもう決まっているんだよね」「ええ」


「じゃあ何も問題無いな」


「ガハハハハ良かったのうサテライトの王よガハハハハ」


「で 俺たちはどう動く」


「そうですね…王族派の者たちは何人いるのですか?」


「大分亡くなりまして今は50万人程に」


「其の人達は今は何処に」


「王族派の者達は塀に囲まれた王族の都に身を寄せています」


「そうですか…今回は出動の必要はありません」「え」


「ドームの西に其の都を置きますので 警備班は塀の周りの警備を お願いします」「はい」


 わたしは想像した…スキル遠視を獲得しました おひさー!


 更に空間移動で都ごと移動


「終わりました」「なにが?」「都の移動」


「おいおいおいおい!」「ガハハハハ流石は我 神!」


「小梅様は…私の…」はいはい


「都のものはまだ気づいて無いでしょう 暫くは閉門し都の中で 今後の暮らしについて学んで貰います 出来ますよね サラハン?」


「…今後の暮らしと言いますと」そうだった


 別に此処で暮らしたいと言ってる訳ではなかった…やってしまった


「ガハハハハサテライトの王よ神の国の民になるつもりで来たのでは無いのか?」


「ハハハハ此れは愉快慈愛を求め忠誠を誓い王である事を捨てられぬかハハハハ」「…」


 困った王族だもんね 其れ迄の暮らしを捨ててまで


「お待ちを私が神の国の民に…」


 …震えてるよ王様!大丈夫か?


「私サラハンこの様な日が来るとは…」


 泣いてるよサルハン…此れは


「感激の余り…涙が止まりませぬ」


 やばい奴だったよ!


「ガハハハハ良かったのうサテライトの王よ…じゃが土地を捨て新たな暮らしに身を置く事に其方の国の者が納得するのかのう」


「一度戻り今後をよく話された方が良いんでわないかハハハ」


 ガハハとハハハが居て良かったよ


 ボー達警備隊に連れられてサテライト一行はゴンドラに揺られ都に戻った… が


 早々に大聖堂にサラハンが来て わたしの前世を模した彫像を磨きながら


 私の仕事は決まりましたぞ…と いやいや やりたい事をやらせてあげたいのだけど


 知識と経験を無駄に出来ないから…の前にサテライトの者達はどうした!


 サラハンが言うには サテライトの王族派はエルフとの血が濃く


 其の血の本能なのか 質素な暮らしを好む者ばかりだったそうだ


 エルフの血を持たない者たちがエルフの集落を探しチカラを手に入れようとして居たと言う


 なので王族派の民が狙われる事も多く近年は塀で行き来を出来ない様にして居たそうだ


会議室


「サテライトの住人が正式にマロン教国の民になる事になりました」


「ガハハハハ良かったのうサテライトの王よ」


「いえ私は既に王ではございません…」


 其の先は言わなくてもわかるから!


「ハハハ所でサラハン我が姉君は元気にしてますか」


 …?


「元気も元気今も孫達の尻を追いかけ回して居りますぞ」


「ハハハハ姉君らしいハハハハ」


 ハハハの姉はサラハンの妻だそうな…聞いて無いんですけど


「すみません小梅様」シャーゼ…「私も知らされてなかったもので」


 …国に歴史ありって事かな?


 …てことはサテライトの王族派は美男美女なのか…大丈夫か内の男共わ


 サラハンは 当然新たな街サテライトの長として ライトも副長として職に就かせた


 サテライト街にあった金品は全て回収しドアーフに有効利用する様命じた


 多少のアクセサリーならともかく 行き過ぎた装飾品はマロン教国には不要なのだ


 サテライトの開門と共にサラハンとライトを 新たな幹部として招いた


「わたくし共などが幹部などと恐れ多い わたしは神の彫像を磨かれば…」


 サラハンは事あるごとに彫像磨きを仕事にしょうとするのだ…王から解放されたからかな?


 そういえば以前ジョゼフがサテライトのダンジョンに多くのドアーフとエルフが逃げ込んだ様な事を…


「鬼平」「はっ」


「魔球でエルフとドアーフを見聞きした事はありませんか?」


「ありません」


「…と言う事はダンジョンないに居る可能性も…」


 その日の夕食時


「ラーメンラーメン」ご機嫌だな小夏


「私は冷えたラーメンにしてくれにゃん」そうだよね…


「小夏」「なんじゃ」


「サテライトのダンジョンに入ったドアーフとエルフは生き残っていると思う?」


「可能性はあるじゃろな 其の組み合わせならば」


 そうだよねドアーフは鉱山も掘り進める エルフは精霊と会話が出来る


「探索チームを組んで一度探してみようかと…」


 探索チームに反応したよ小夏


「わしも行こう」「あらあら」「楽しそう」「私に任せるにゃん」



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