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60話 エルフの里長老

 

「ぴ ぴよぴよ…ぴよぴよ…」

 …

   …

     …

「う うーん?ぴよぴよ?」


 そうかダンジョンを近くに作ったから 其処から出て来たんだな…


 ぴよぴよの鳴き声で起きる朝は久々だ


 連れてきた魔人達 (もとい)神人達 ドラゴンの腹心だったオーガが彼等のリーダーに治っている


 彼等には個々の名と言う概念が無いらしい リーダー位には名がないと困るので鬼平と名付けた


 言うまでもなく小夏が食いついて来た


 鬼平達には今後 ダンジョンの運営を任せる


 取り敢えずは朝ご飯だ!


「おはよう みんな」「おうおはよう」


「あらあらよく寝てたわね おはよう」


「おっはー」


「おはようニャン」…ニャン?


 何時かはこうなると思ってましたとも こうして5才位の新たな妹が誕生した…


 神様いわく 「自分の居場所を見つけたって事じゃろな」そうか…なんだか嬉しいね


会議室


「此れより幹部定例会議を始める…どうぞ」はいはい


「今日は新しい仲間 新しい幹部を紹介します」


 ミハエルが落ち着きがないよ…


「此方が新しく幹部入りした鬼平君です」


「新しく魔王様の僕《しもべ》になった鬼平だ よろしく頼む」


「天使様…」ミハエル其れは違うから


「びっくりしたぜ 俺はてっきり小梅の新しい男かと思ったぜ」


 古い男は誰だよ!


「小梅様…魔王って何?」


「…ま 魔王は…魔物をも()じ伏せる王ってこと…かな」


「ガハハハハ納得ですぞ 神よ神魔王って事ですなガハハハハ」


「それからわたしの末の妹」


「猫ちゃんよね」


 …?みんな当たり前の様に受け入れている?


「どうした小梅改まって」


「小梅様姉妹は5人姉妹」


 …あら…それならそれで いっかな


「みなさんにお知らせです 今回柵の外にダンジョンを作りました基本的には外から来る者に対してのダンジョンですが マロン教国の住人も挑戦頂いて結構です 但し命の保証はありません」


「ダンジョンって話では聞くが 実際どう言う物か知らないんだが」


「そうですねこの星の人達は知らないですよね」


「ダンジョンとは夢と冒険の地…デク達は冒険者でしょ?」


「そうだった…いや冒険者の前に小梅親衛隊だ!」


「はは ひと月後に公開予定ですので詳しくわまた後日に」


 其の後 各所の状況を聞いて会議は終了した


「シャーゼ」「はい なんでしょう」


「貴方のお爺さんに頼みたい事があるのだけど ご都合を聞いておいてくれますか?」


「わかりました今日にでも」


「お願いしますね」


縁側


 今日も此処から見る景色は平和其のものだ…


 あれは小夏と子供達 缶ぽっくり(缶下駄)で走り回ってる…


 こけた!「ピンポーン」


「シャーゼと長老さんが来たニャン」「あら」


 わたしから出向くつもりで居たのに


「わざわざ足を運んで頂きありがとうございます わたしが小梅です」


「此れは此れは お目に描かれて光栄ですエルフの里長老のディランです 何時も孫のシャーゼやメイソン達がお世話になっております」


 …?メイソン?「此処では何ですので此方へ」


 縁側に2人を案内した


「此れは また何とも風情がある場所ですな」


「ありがとう御座います」


「で わしに頼み事があるとお伺いしておりますが」


「はい この度ダンジョンを作りまして 其処の管理者をお任せしたいのですが 如何でしょう」


「…こん老廃で宜しければ 是非 神の御心のままに」…おや?


 全然年寄りに見えないんだけどね やはりダンジョンを切り盛りするには 経験と知識 実力が必要と思うのだ


「宜しく頼みますね」


 わたしは桜の伊吹(扇子)をディランに授けた


「此れは精霊様の 宜しいのですか この様な物を」


 精霊の持ち物を持てるエルフなど居ないらしい


「長生きはして観るものですなハハハハ」


 おや?ガハハの友はハハハか?


「メイソン達も神様姉妹に支える事が嬉しい様で最近では殆んど里に戻らんですわ ハハハハ」


 …メイソン?…あー半蔵の名前だ


「半蔵!」もこ もこもこ


「および…」ガサガサガサ…戻りやがった


「…今のは…メイ…」「蝉の幼虫です!」


「ハハハハ蝉の幼虫でしたかハハハハ」


 ジョゼフの所に今日は厄介になるとの事なので 小梅酒を持たせた


 ダンジョン公開前に一度わたしも挑戦してみるか


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