51話 冬はこれよね
「お母さん お腹…ううんなんでもない 」
「寒くないかい」
「うん あ母さんがぎゅーってしてくれるから寒くないもん お母さんあったかいね」
…
…
… …あっあっ… 暑いわ!
わたしの布団の中に4匹…なんかあたたかい夢を観てたんだけど?
だいぶ寒くなって来たからね 小梅の家。
あ~寒い寒い…詰所へ
「ユーリおはよう」「おはよう小梅」
「ルル小屋に来る子供達に 此れを着せてくれる」
「此れは何?」「半纏って言って温かいのよ」
「小梅の家はだいぶ寒くなったものね…?ね!」
「はいはい ユーリ達の分もあるわよ」
「ありがとう 私達も初めての経験だから」
そうだエントールは1年通して暖かいから…
雪でも降れば子供達も喜ぶかな ふふ
****
幹部定例会議
「此れより幹部定例会議を始める どうぞ」
「今日はわたしからは特にありませんが 何かありますか?」
…静寂…「でわ 近況報告をお願いします」
「ユーリお願い」
「はい 各詰所支所も滞りなく順調に機能してます」
「デクお願い」
「料理人達の数は1万人を超えて 店を構える者も増え独自のメニューを作る者も出て来てるぜ」
「ボーお願い」
「警番が住民に親しまれて地域の情報なども持たされて来ています 特にユーリの所の騎士団はドルドで行われたLive以来若い女性の憧れになっています」
みんな国の規模に合わせて都度対応してくれてる様だ
「シャーゼ エルフの里の様子はどうかしら?」
「子供達や御庭番がもたらす話に随分と興味を持つ者が増えている様です」
「そう」
「でわ 最後に半蔵今回追放した者の人数をお願い」
「はい 108人になります」
この人数が多いのか少ないのか
「朝晩の祈りを今一度住民達には徹底して」
感謝の気持ちがあれば追放になどなる筈が無いのだ
会議終了後会議室で其のままお茶会だ
寒くなって来たので裏庭のお茶会は暫くお預けだ
暖かい紅茶にレアチーズケーキだ
「また新しいケーキね」「美味しそうなのです」
「此れ美味しいんですよね」… ←_← …
自爆しましたよカミラ…みんなで和気藹々と話していると
オリビアが横に来た 「どうかした?」
もじもじするオリビア「お母様」と後を追うように来たヴィクトリア
「小梅様…私も小梅の家に住みたいです」
「構わないですが バッカスはどうするの?」
「あの人は邸宅で暮らしていれば良いです」…あれ?
「喧嘩でもしましたか」「いえ仲は良いです」でわ なぜ?
「私もみなさんとご一緒したいのです」
そうかそうだよね 仲間はずれ感があったのか…
今幹部で小梅の家に住んでないのは クラウン夫妻と炉利エルにガハハとオーウェンか…
幹部は全員 小梅の家住まいの方が都合が良いかもね
「わかりました明日にでも夫婦で越して来て下さい」
「炉利エル」あっ違った
「ミハエルとジョゼフ オーウェンも明日から小梅の家に家を用意しときますから越してきて下さいね」
「有り難き幸せ此れも一重にマロン様の導き…」はいはい
「わしは今まで通りでは駄目かのう」
おやおや…絶対服従のガハハが…
「何か不都合でも?」
「ガハハハハ子供達が気掛りでのうガハハハハ」
?子供達が気掛かりなら返って…おやおや
「あっナムジ」わたしの視線に反応するガハハ…決まりだね
しかしどうしようかなわたし達の家とルル小屋は繋がってるからな…
ルル小屋は小梅の家の別区画として其処にナムジと子供達それとガハハで良いかな
こうして小梅の家に新たな住人が加わった
寒い寒い「ただいまー」
「おかえり」「おかえり小梅」「小夏わ?」
「今日は縁側の部屋で鍋にしようかと 先に向こうへ行ってるわ 運ぶのを手伝ってくれる」
「はーい」
カチャ…其処にはコタツを挟んで回りながら威嚇し合う2匹
「ニャーヴ グルグルグル」「シャーッ」
…コタツだぁーやっぱ日本人の冬はこれよね




