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49話 おれはアル

 

 おれはアル、サテライトの森の中で なかまのピート ミッチ アーリー パティの5人で大人達から隠れて生きている


 あの日は貴族の兵士が大勢 森にやって来ていた 食い物を沢山持って


 何をしに来るのかはわからないが 定期的に奴等はやってくる


 おれ達は いつもの様に食い物が置いてあるテントに忍び込み 詰め込めるだけ袋に詰め込みテントから走り出した


「きゃっ!」「捕まえたぞガキ共!ハハハ良い小遣いになりそうだ!」


 パティが兵士に捕まってしまった おれは兵士の腕にかじりついた


「痛てててて 何しやがる」ガツン!…


 おれは急激な吐き気に目を覚ました 大きく目の前が揺らぐ


 きしむ大きな音 ここはどこだろう…


 みんなは…縛られてはいるが無事の様だ


「アル みんなごめん」パティだ…


 いつかは終わる時が来ると思っていた…


「謝る事はないぞ!おれ達はいつまでも一緒だ こうしてみんな生きてる」


「そうよパティみんなが一緒だから大丈夫よ」


「…うん」おれ達はどこかへ運ばれてる様だ…気持ち悪い


 何日が過ぎたのだろう 2日いや3日かその間僅かな水と一口二口のパンを与えられた


 ここは船と言う乗り物で 海と言う大量の水の上を進んでいるらしい


 数日が過ぎ おれ達は船から降ろされた 眩しい どうやら夜では無いようだ


「さっさと歩け!」ミッチが蹴飛ばされた…「グッ…」


 大きな橋を渡ってる周りは水だらけだ これが海と言う物か 目の前には巨大な崖が立ちはだかり

巨大な建物が立っていた


 おれ達は 大人にしては小柄だが体格の良い髭面の男に引き渡された


 そこにいた男達はみんな髭面だった…


 ドアーフと言う種族だそうだ おれ達はジョゼフと言う男の前に連れて行かれ


「うーん…取り敢えず縄を解いてやれ」


「うーん…オーウェン ナムジを読んできてくれ」


「そう睨むで無い 取って食ったりはせんガハハハハ」


 おれ達はナムジと言うドアーフの女に預けられる事になった…


 食事をみんなに運ぶことがおれ達の仕事だ ここに連れて来られて何年たったかは わからないが


 いつもと変わらずパンをみんなに配る準備をしていた…


 辺りが騒がしい…ナムジがおれ達を建物の上に連れて来た…


 外は風が強くいつもなら寒いはずなのだが 物凄い人で溢れかえっていて暑い位だった


 訳もわからずみんなで寄り添っていた


 ナムジが大丈夫よと声を掛けてくれるが ナムジも不安そうだった

 

 夜が明けてきた頃 遠くで物凄い音がした


 暫くして空に槍が降って来るのが見えたが何かに弾け飛ばされた…


 また大きな音が響いた後 暖かい何かに包まれた


 明るかった外が急に暗くなった…おれ達は空を見上げた …


 とてつもない大きな物体が光を放ち おれ達の頭上にいたと思ったら辺りの景色が変わった?


 気がした


 不気味な音がなり響く中 けたたましい轟音が2回…おれ達は土の上に立っていた

 

 目の前には綺麗な街が…後からナムジが教えてくれた


 おれ達は神 小梅様に助けられたのだと 今いる場所は小梅様が治る国 マロン教国と言うらしい


 お腹一杯に食べられるようになると…それから柵の外に出ると魔物に食われると


 神などと言う存在が本当にいたのか その神がおれ達を助けだし神の国に住まわせてくれる


 訳がわからない

 

 それからひと月ほど過ぎただろうか 大人達は忙しそうに出掛けていた おれ達はナムジと一緒に

監獄の掃除をする毎日だ


 ここへ来た日にステイタスカードと言う物を渡された


 外にある食堂でこれをかざすと食事が出来るのだ


 この食事が超!美味しいんだ!


 ピートもミッチもパティもアーリーも日に日に笑顔が増えた 勿論おれもだ


 そんなある日ナムジが神様御一行が視察に来ると言う


 おれ達は一目神様を見たいと走り出していた


 おれ達の前には人また人 これじゃ見えやしない!


 遠くの方から歓声が聞こえ始めた ここからも歓声の先が見えた


 動く何かに乗った人達が手を振っている…


 ジョゼフのおやじもいるよ…


 おれ達と変わらない位の女の子達に囲まれて少し年上の女の子が手を振っていた


 周りの大人達がその女の子に向かって「小梅様小梅様」と叫んでいる


 あの女の子が小梅様なのか おれは固まってしまった…


「アル…アル…おーい」…ん?アーリーか


「なに見惚れてるの?」…「痛っ!」


 パティにつねられた


 おれは仲間たち4人さえ助けられなかった…小梅様はこんなに大勢の…自分の不甲斐なさに…


 それから数日後監獄の隣に監獄よりデカい建物?なのか?が立っていた


 ナムジが言うには 3日後に 小梅様の妹君の催し物が行われると言う


 おれ達も招待されていて そこで小梅様とお会いすると言うのだ…


 な なんと言う事だ…何を話せば良いんだ…黙ってれば良いか?


 …アーリーか誰かが話してくれるだろう…そうだな…


「アル 私がどうしたの?」…口に出ていた…


「いや 小梅様に会うのに何か話さなければいけないかと…」


「なに言ってんの 神様に話しかけるなんてバチが当たるわよ」


「そうだよなハハ」…その通りだ…


 当日おれ達とナムジはドーム?


 ドームと言うらしいこの建物の一室で小梅様をお待ちしていた


 ノックと共にドアが開かれ ジョゼフのおやじが入って来た


 お前かよ!


 幹部と言われる人がみんな入ってきて最後に小梅様姉妹が入って来た


 小梅様が先ずナムジに


「今日は来てくれてありがとうね」


「君達がナムジの所の子供達ね わたしは小梅です よろしくね」


「よ よろしくお願いします」


 何をお願いするんだよ 神頼みか!


「明日からは わたしの家の敷地内にある ルル小屋でお勉強をして貰うわ」


「ルルお願いね」「ルル頑張る」


「今日はうちの小夏が頑張ってくれたから 最後まで楽しんで行ってね」


 そう言って行ってしまった あっという間の出来事だった


 おれ達は皆呆然としているとナムジが


「子供の仕事は勉強と遊ぶ事と仰っていたわ」


 そうだおれ達は明日からルル小屋とやらでお勉強?ってなんだ?


 …それより小梅様の家の敷地⁉


 …その後おれ達は惚けたままLive会場に…


 圧倒された…なんだろこの感情は…


 みんなの歓喜の中それは始まった


「PAN!PAN!」「「「きゃ――!」」」「「「わ―――!」」」


 翌日ジョゼフのいる建物の中にある ここだけドア?から


 詰所と言う所で入場許可を得てルル小屋に


 今日はナムジの他にジョゼフとオーウェンまで付いてきている


 此れから今此処で勉強している子供達に紹介される様だ


 ドアを開け中に入る こんなに子供達がいるのか…


 予想もして居なかった まずい緊張してきた


 ルル先生がみんなに紹介してくれた 良かった


 ルル先生は幹部なんだよな


 これからおれは小梅様の為に 何をするべきなのか…


 今はわからないが とにかく頑張ろう…


 ドアの隙間から此方をみやる3人…過保護か!


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