46話 神だけに
あれから一週間わたしは解放された 暫くは判子は見たくない…
小夏軍団(御庭番)其のお揃いの赤いスイングトップ…DEENだよねDEENだよね
襟を立てるな 首元が寒いのか!…
ちょっとカッコいいかも…判子に反抗?
今日は午後からお茶会を開いた ガハハおじさん達が加わり 賑やかな茶会になった
「ガハハハハ 神よ この様な場で申し訳ないが 早急に許可を頂きたい件があるのだが」
「はい なんでしょう?」
「材料が枯渇している山の探索発掘の許可を口頭で済まぬが頂きたい」
そうだよね これだけの街の発達だもの
「わかりました許可します」
「ありがとう 神よガハハハハ」
「小夏私達からもお願いがあるの」
「なにユーリ」
「小夏ちゃんと小春ちゃんに修行をまたお願いしたいの」
既にユーリ達は人外になってると思うけど…
「良いじゃろ」
「あらあら 頼もしくなったわね」
「ガハハハハ 神よ わしも参加させて貰っても構わぬかガハハハハ」
こうして幹部全員の修行が始まった
わたし達は滝に来ている
「小梅紹介する」
?
「サキュバスの玉ちゃんだ」
「あらー可愛い子ね 小夏から粗方の事は聞いてるわ よろしくね」
ウィンクしたよ…か 可愛い 小夏達より幼く見える
なに其の尻尾…さ 触りたい…いかんいかん
「小梅です よろしくお願いします」
はっ!ミハエルは…ぶれない男だ
デクとボーをわたしはジト目で見た…2人が青ざめ震えてる?
「男共は此方玉ちゃんの指示に従え!」
「女共は小春の指示に従え!以上」
女性陣は修行の成果を1日目から上げていた
男性陣はあれから10日 姿を消した
「これ美味しい」
「なんて言う食べ物なの?」
「ピザよ」
みんなで詰所の食堂でランチをしている
「ガハハハハ良い匂いがするのう」
ガハハおじさんだ
「此方におりましたか 神 今帰りましたぞガハハハハ」
「お帰りなさい 皆さんも如何ですか?」
街の長が居なくて大変かと思ったが どの街も滞りなく稼働してた…
そんなもんなのかもしれない
「此れはまた旨いですな 神」
元気なのはガハハおじさんだけだった…他のみんなは 歩く亡霊の様に各々帰って行った…
「小春ちゃん小春ちゃん」
と呟く1人を除いて
「神よ 此れから一層 神のチカラに慣れそうですわいガハハハハ」
「それは頼もしいですわ」
半蔵も幹部だった筈なのに初日から小夏に連れて行かれた
何でも芝居の練習があるからとか…まあ小夏の相手をするのが一番修行になるからね
みんな修行の成果はあったようでなによりだ
「ただいまー」
ん?尻尾…ムギュ
「きゃっ!」
思わず掴んでしまった
「おうお帰り 玉ちゃんも此処で暮らしたいそうだが」
「わたしは構わないわよ」
「ありがとう小梅 よろしくお願いするわ きゃっ!」
いかんいかんどうも掴んでしまう
「あらあら 賑やかになりそうね」
翌日 ルル小屋で芝居をすると言うので わたしも覗きに来ている
「ででん!それはそれは…」
半蔵…練習って絵を抜く練習かよ 其のカッコ御庭番じゃなくて黒子だよね
「小梅は立ち去っていった…おしまいおしまい 神だけに紙芝居…」
子供達は喜んでいるしまあ良いか




