26話 ご機嫌だな、神!
会談を終え 今もまた 縁側で3人揃って呆けている…
「ぴぽーんぴぽーん」あれ、何の音?
「あらあら 誰か来たみたいね」
「忙しないのう」
「わたしが見てくるね」
「いってらーっ」完全に off mode だな、神!
「はいはい どなた?」
「あっ良かったユーリよ」
「どうしたの?」
「今日は現れなかったじゃない」
「あっそうだった 忙しくて顔出さなかった」
心配してくれたのかな?ふふ
「朝から神父さんが来てね…教会に押し寄せて来る人が後を絶たなくて 対応仕切れなく困ってるらしいのよ」
どうしたのかな?
「今 ミハエルは?」
「詰所に待たせているわ」
「わかった 直ぐに行きましょう」
「わたし、詰所に行ってくrわね」「いってらー」「あらあら」
****
「ミハエル」
「教祖様 この様な場所まで来てしまい 申し訳ありません」
「良いのよ、で何が有ったの?」
「実はですな、住民達が次の集会は何時行われるのかと 後が経たないのです」
集会?まだ何か話し合いたいことがあったのかな?
「私がその様な予定は無いと言っても聞かないのです 程々困りまして ご相談に来させて頂きました」
「何か話し合いたい事や要望があったのかしら?それは早々に切り上げてしまって悪いことしてしまったわね」
「いえ、その様な事はないです。ついこの間まで 生きる屍だった者たちが まぁ良くも あそこまで元気になりました。 其れは大変喜ばしいのですが…」
…チラッ
「如何したものでしょう」
…チラッ…
活気が出てきたのなら、それは確かに喜ばしいよね…?さっきからわたしの後ろをチラチラと…何?
「それは困りましたね」
チラッ…
だから後ろに何かいるの?
「わかりました考えて置きます。」「ありがとうございます。」チラッ…「…他にも何か?」
「いえいえ それでは宜しくお願いします」
チラッ…
なんだったのだろう?チラチラと
「ふふ神父様ったら」
「なに?」
「小春ちゃんが現れないか期待してたのよ」
えっ、な、なんと… あのロリ神父!
「…て言う事は集会って…」
「そうね多分、いえライブが目的で間違い無いわね ふふ わたしの廻りでも その話で持ちきりだもの」
…ふあー …でも 娯楽は必要よね…って、話し合いたい事があったんではないんかい!…はぁー
「ユーリ エントールには娯楽ってどう言う物があったの?」
「娯楽って 何?」
「…?」
いやいや何も無いって事は…そうだった またわたしは現代日本の感覚になっていたんだ
戦争中は娯楽何て言ってられなかったもの…ついつい忘れてしまうわね…?
忘れて良いのよね 此の国では そんな想いとは無縁の国にするのだから
****
「ただいまー」
「おかえりー」
「おかえりなさい」
2人並んで またゲームしてるよ
「小春はジャンプする度に何故自分までジャンプするのじゃ」
「あらあら ジャンプしなければジャンプ出来ませんですもの 小夏こそジャンプなさってますよ」
「してないもん!」
ないもん!って
そうだった神様のゲーム仲間を作るのが 当初の目的だったんだ…わたしって
忘れてばかりいるわ…今は小春がいるから余り気にならなかったけど…ゲームも娯楽よね…そうだ!
わたしは、早速 物質創作でボードゲームを作る事にした…この星の人々に合わせないと行けないわね
「小梅 腹減った」
「あらあら もうお昼過ぎてましたわね」
「今日はオムライスにしましょう」
「やったーオムライス、オムライス」
「あらあら 私は存じあげませんわね」
「美味いんだぞ」
「あらあら」
養鶏場から毎朝 新鮮な卵が届くようになった 卵の中身は冷凍のケチャップピラフだけどね
****
ランチの後早速3人で出来上がったボードゲームを試してみる、 名付けて マロンの成り上がりゲームだ !
小夏が嫌そうな顔をしているけど、「まあーやってみなさい」「しょうがないのう」なんだ、その渋々感は!「じゃあ、小夏からで良いよ」「じゃあ、回すぞ」…、(わいわいがやがや)「わしじゃわしの番じゃ!」「あらあら、早く進んでもしょうがないですわよ」(わいわいがやがや)大盛り上がった。
平民からスタートして駒を進めて行く 途中 商人になったり冒険者になったりアイドルになったり
駒を進めるごとに精霊に出会ったり魔物に出会ったり 貴族に王様
最後にいち番家族を増やした人が勝ちだ。
勿論転落もある 貧民から 魔物の森で迷ったり
ぴよぴよに追いかけられたり…
そう言えば最近、ぴよぴよの鳴き声 聞いて無いな…?
まぁいっか!
今回は1番が小夏
「はあっはあっはっ恐れ入ったか」
2番が小春
「あらあら 私はアイドルとして生きていきますから」
3番がわたし
「ぴよぴよめー!」
ぴよぴよに追いかけ廻され貧民へ…
「楽しいな此!」
その後四回もやる羽目になり 遅い夕飯だ…今日はレトルトカレーで済ます
「美味いなカレー!」
ご機嫌だな、神!




