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イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で最強に・・・(旧:学園最強に・・・)  作者: こたろう文庫


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学院最強の座

10階層のボスを倒した僕達はさらに下へと進む。

11階層からトラップが急に多くなった


今のところは問題なくトラップを発見出来ている


そして14階層にて何故か見たことのある魔物を発見した


「お姉ちゃん、なんでオーガがこんな階層にいるの?」

目の前にはオーガがいる。

あんなに怖かったオーガなのに今はなんとも思わない。

レッドハウンドと同じくらいの強さって言ってたのになんでこんなところにいるんだろうか?


「あれはオーガの変異種よ。ダンジョンに変異種がいるのは珍しいけど、このダンジョンは特殊だからね」


「普通のオーガと何が違うの?」


「普通のオーガよりも力が強いのよ。それに肉体も強靭だからダメージも通りにくいわ。普通のオーガは赤色だけど、変異種は変異したことによって色が違うことが多いわよ。目の前のオーガは青色でしょ?」


「…………。」

僕は言葉を失う


「どうしたの?」


「前にオーガに襲われて逃げたんだけど、変異種だったんだなって」

あの時はギルドに戻ったら変異種が出たって騒いでいたけど、まさか僕を襲ったのが変異種だったなんて思わなかった。

言われてみれば、試験のボスだったオーガは赤色だったな


「逃げて正解よ。その時は勝てないと思ったんでしょ?そんなの気にしなくていいわよ」


「逃げた事は気にしてないんだけど、逃げる時に足止めしようと思って土魔法で拘束したんだ。その後に討伐隊が組まれてたんだよね。さっきの話だと、多分拘束されたままになってたんだろうなって思っただけだよ」

討伐隊の人は動けなくされているオーガを見てどう思ったんだろうか…


「そうね。オーガの変異種くらいだと、エルクの土の拘束を壊すのにはかなり時間が掛かるだろうから、多分拘束されたまま討伐隊に倒されたんでしょうね」


「今更気にしても仕方ないから忘れることにするよ。討伐が簡単になったなら、それは良いことだしね」


「それがいいと思うわ。気になるならその時みたいに拘束してみたら?」


「うん、そうする」

僕はオーガに土魔法を使って膝から下を拘束した


オーガは急に拘束されたことに驚き、周りを見渡す。

隠密の魔法によってオーガは僕達に気づかない


オーガは手に持っていた棍棒で拘束している土を壊そうとする。

しばらく眺めていたら、少しずつ土が剥がれていたけど、先に棍棒の方が折れた。

オーガは手で土を剥がそうとするけど、膝から下が固定されているので力を込めることが出来ずにいる。


「これで分かったでしょ?」


「うん」

これが結果のようだ。

僕は土魔法で石を飛ばして倒す


僕達はさらに奥へと進む


18階層を超えた辺りから、1撃では倒せなくなってきた。

そうは言っても、少し魔力を溜めれば1撃で倒す事も出来る。

そもそも隠密で気づかれないので、不意打ちし放題だ。


「隠密のスキルって凶悪ね。暗殺し放題じゃない」

お姉ちゃんが急に物騒なことを言い出した


「そんなことしないよ」


「エルクがやるとは思ってないけど、変な疑いを掛けられるかもしれないから、このスキルも秘密にしておいた方がいいよ」


「うん、そうする」


「そろそろ20階層のボスね」


「なんでここまでしか攻略されてないの?」

僕は疑問に思った。確かに強敵かもしれないけど、道中の魔物は倒せない相手には思えなかった。


「本当に強い人たちがこのダンジョンに挑んでないってこともあるけど、基本ダンジョンに潜るのって冒険者でしょ?」


「うん、そうだね」


「このダンジョンはうまみが無さすぎるのよ。魔物は強力だけど強さに対して買取額が安いし、お宝はないし、トラップもたくさんある。得られるのは名誉くらいよ。挑むのは目立ちたがりと脳筋くらいよ」

ひどい言いようだ。でも確かにここまで来て宝箱の反応は0だ。難度の高いダンジョンに命懸けで挑むのに、頑張って倒した魔物の買取は安くてお宝もないなら挑む人はいなくなるだろう


「それじゃあ、20階層のボスが強すぎて誰も歯が立たなかったってわけではないんだね」


「以前20階層まで進んだパーティがボスを倒せなかったってだけね」


「そっか、ちょっと安心したよ」


「何も心配ないわよ。時間も結構経ったからボスの前に休もっか。そろそろ眠いでしょ?」


「うん、実は結構眠い」


「見張りはしておくから寝ていいわよ。1日くらいなら私は大丈夫だから。回復魔法で疲れも取れるからね」


「隠密で攻撃されないし、結界も張るから大丈夫。ここまで来て自分の力は大体わかったよ。この辺りの魔物なら寝てても大丈夫」


「そっか…じゃあ私も寝ることにするわ。テントとか持ってる?」


「うん、持ってるよ」

僕はテントを取り出す


「組み立てる必要もないから、そのスキルは本当に便利ね。アイテムバッグも便利だけど、流石にテントを片付けずにそのままは入らないからね」


「テントの周りに結界貼ったから寝よっか」

僕達はテントの中に入る


「エルクと寝るのも久しぶりね」


「なんだか懐かしいね」


「ふふ、そうね」


「聞きたかったんだけど、お姉ちゃんは高等部で1番なんだよね?僕の魔力は桁違いに多いって言ってたけど、僕達が学院で1番ってことになるの?」


「そうね。でも1番は私よ。これは譲れないわ。それに生徒だと私達だけど、学院の中で考えたら1番強いのは間違いなく学院長先生よ」

お姉ちゃんには譲れないものがあるようだ。

ここで待ったを掛けると、お姉ちゃんと戦う流れになるのだろうか……


「そうだね。お姉ちゃんにはまだ勝てないよ。でも学院長ってそんなにスゴいんだね。このダンジョンで戦って、自分がどのくらい強いのかは少しだけわかったけど、だからこそ学院長のヤバさが想像出来ないよ」

僕はお姉ちゃんに逆らうなんてバカなことはしない。


「……正直に言うとエルクの方が優秀よ。創造なんてスキル…ズルいわ。でも1対1なら負けないよ」

別に僕は勝ち負けとか気にしてないんだけど、お姉ちゃんには姉としてのプライドがあるのだろう。

意地で地獄のような苦痛を乗り越えたって言ってたし……


教会を手伝ってる話とか聞くと、ただ楽しく生活出来ればいいと思ってる僕は、人間的に負けてる気がする。


「そんなの関係ないよ。お姉ちゃんはいつでも頼れる僕のお姉ちゃんだよ。……僕はもう寝るね」

僕は言っていて恥ずかしくなったので、照れを隠すために布団を被った


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