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イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で最強に・・・(旧:学園最強に・・・)  作者: こたろう文庫


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山登り

翌日、予定より1日遅れて山に登る。


僕達の目の前には道が2つある。どちらの道を行っても頂上に繋がっているらしい。

AコースとBコース。


2つがどういったコースかは事前に聞いていた。


Aコースは簡単に言うとハイキングコースである。時間は掛かるけど、整備された道を景色を楽しみながらゆっくりと進む。


片やBコースは登山コースである。頂上までほぼ最短距離で、短時間で頂上まで着くけど険しい道のりである。


僕は勝手にAコースを進むのだと思っていたのだが、まさか意見が分かれるとは思わなかった。


フレイが「どっちに進むか多数決で決めましょう」と言い出したのだが、アメリがBコースに行きたがるのはなんとなく予想は付いていた。しかし、フレイとエミリーもそっちを選んだのは予想外だ。


そして、僕とセイラとローザはAコースを推した。

最後に残ったラクネ次第になったけど、これがいけなかった。

多分、ラクネは普通ならAコースを選んでくれただろう。

しかし、意見がキレイに分かれたことで決定権を得てしまったラクネは悩み出してしまった。


どちらを選ぶことも出来ないラクネをローザが「企画者のフレイがBコースを推しているならBコースに行きましょう」と言って助けてしまった。

多分ローザ自身はどちらでも良かったのだろう。


そして過酷な登山が始まってしまった。


獣道のような道を進んでいく。この山には凶暴な魔物は住みついていないみたいだけど、いきなり何か出てきそうで怖い。


登り始めてすぐに僕は身体強化魔法を掛けた。

子供にはこの道のりを進み続けるのは無理だと気づいたからだ。


強化したおかげで普通に進めるようになる。


Bコースを選んだ3人は大丈夫なんだろうけど、残りの3人は大丈夫なのだろうか?


僕は確認することにする


「僕は無理そうだから身体強化魔法を使うことにしたけど、みんなにも掛けようか?」


セイラとラクネが掛けて欲しいと言ったので、僕は2人に魔法を掛ける。


「「ありがとう」」


セイラは楽に登れるならその方がいいとの理由で、ラクネは遅れてみんなの足を引っ張りたくないと言っていた。


残りの4人は自力で頑張るそうだ。


僕は荷物を持ってくれている使用人の男性と同行しているメイドさんにも身体強化魔法を掛ける。


「大分運ぶのが楽になりました。ありがとうございます」

使用人の男性からお礼を言われる


身体強化魔法を使っても体力が増えて疲れにくくなるわけではないので、僕は回復魔法で疲れを取りながら進む。


みんなは足場の悪い道をサクサクと進んでいく。

なんでそんなに歩き慣れているのか聞いたら、初等部の時に、何度もこういった山など、足場が悪いところでも戦えるように訓練したそうだ。


僕とは経験が違うようだ。


それにしても暑い。木で影になっている時はいいけど、日光が直射されている時は焼けるように暑い。


僕は耐えられなくなり、水を全身に被る。こうゆう時に水魔法は便利だ。


ふぅ、冷たくて気持ちいい。


そんな僕をみんなが見てるけど、女の子だからだろうか自分にも水をかけて欲しいとは言わない。


「いいな、私にもかけてくれ」

アメリを除いて……


僕はアメリに水をかける


「あー、これは気持ちいいな!」


みんながアメリを羨ましそうに見ている。さすがに勝手に水をかける訳にはいかないので、素直に言ってくれるといいんだけど。


「タオル濡らそうか?それだけでも大分気持ちいいと思うよ」

僕はそんなみんなに提案する。


「うん、お願い」

ラクネがタオルを出したので僕は濡らす。


「はぁ〜、気持ちいい」

ラクネはタオルを首にかけて身体を冷やしている。


他のみんなも続いてくれたので、順番に水魔法で濡らしていく


暑さ対策もしながら進んでいき、半分は登ったであろう時にフレイが休憩しようと言い出した。


僕達は近くにある適当な岩に座って休憩する。


フレイが「少し向こうに行ってくるわ」と言って歩いていった。

お花を摘みにいったのかもしれないし、何をしに行くかなんてわざわざ聞かない。


フレイがしばらくして戻ってきたので、もう少し休憩してから登山を再開する。


暑さと闘いながら登り続けて遂に山頂に到着した


山頂で昼食を食べる。


使用人の男性が荷物から弁当を人数分取り出す。

あの量の弁当を持って、よくあの道を登ったと僕は感心する。


頑張って登ったので、頂上で食べる弁当は一段と美味しく感じた


食べ終わってから、しばらく休み下山することになる。

あの過酷な道を今度は下るのかと思ったけど、今度はアメリ以外ハイキングコースで帰ろうと言った。


みんな、さすがに疲れたようだ。


僕達はゆっくりと自然を楽しみながら山を降りて行く。


見たことない鳥や動物を見て僕は癒される。

ゆったりとした時間の中で過ごすのはやっぱりいいな。


登りはあんなに大変だったのに、下りはあっという間に感じた。実際には下りの方が時間は倍くらい掛かっているのに……


そのくらい楽しかったということか。


別荘に戻ってきた後、部屋でくつろいでいるとフレイがやってきた。


「お願いがあるのですけれど、このペンダントをキレイにしてもらえないかしら?」

フレイに年代物と思われるペンダントを見せられながら頼まれる。拭いた後はあるけど、汚れが落ちないのだろう。


「うん、いいよ」


断る理由も特にない為、僕はペンダントに浄化魔法を掛ける


ペンダントにこびり付いていた汚れがキレイに無くなった。


「ありがとうございます。喜びますわ」

フレイはそう言って部屋から出て行った


フレイのペンダントではないようだ。当たり前か、見た感じかなり古い物だったからね


その後、浴室を借りて湯船に浸かる。

浄化魔法で汚れは取れているし、回復魔法で疲れもないはずだけど、やっぱりお風呂に入るのは気持ちいい。

こんなに大きいお風呂を独り占めする機会なんて普通はないから、余計気持ちよく感じるのかもしれない。


そういえば、別荘にあるって聞いてた温泉には入ってないなぁ。後で聞いてみよう


お風呂から出て少ししてから夕食を頂き、就寝する。


色々あったけど、明日には帰らないといけないのか……


すごく楽しかったから誘ってくれたフレイに感謝しないと


翌日、僕は朝早くに起きて温泉に入っていた。

別荘から5分くらい歩いた所に天然の温泉がある事を教えてもらったので、出発する前に入っているのである。

露天である。しかも目の前には海が広がっていて絶景だ。


さすがに1人では行かせてくれなかったので、護衛としてルドガーさんが付いてきている。


「ルドガーさんも入りませんか?」


僕は誘うけど、入らないようだ


僕は温泉を十分に堪能してから出る。


別荘に戻って朝食を食べたら、帰らないといけない。


そう思っていたけど、僕が温泉に入っていたことを知ったみんなが入りたいと言い出した為、出発はもう少し後になった。

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