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イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で最強に・・・(旧:学園最強に・・・)  作者: こたろう文庫


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ラクネの家族

僕はラクネの家に向かっている


アイテムボックスは秘密なので、ケーキとジュースは鞄に入れている。

まぁ、このカバンはお姉ちゃんにあげた物と同じアイテムバッグだけど……


「お姉さんはあれからどう?」


「元気だよ。今は、また学校に通えるように頼んでる所なの」


「学校、退学してたの?」


「半年以上登校してなかったからね、進級のタイミングで最終通告が来たよ」


「そっか、学校にも事情はあると思うけど世知辛いね」


「うん。普通は一度退学したら復学は難しいんだけど、元々、学校の訓練中に起きた事故が原因だから可能性はあるみたいなの。あんまり期待はできないけどね……」


「復学出来るといいね」

何かして助けてあげたいけど、こればかりは願うことしか僕には出来ないよ


「うん」


話しながら歩いているとラクネの家に着いた


「ただいま!エルクくん連れてきたよ」


「…おじゃましまーす」

2回目でもやっぱり異性の同級生の家に入るのは緊張するな


「部屋で待ってて、お姉ちゃん呼んでくるから」


ラクネはお姉さんを呼びに行ってしまった。

えっ、部屋に一人で入るの?なんか恥ずかしいんだけど


僕があたふたしていると、声を掛けられる


「エルクくん、娘を治してくれてありがとうございました」

獣人の女性に頭を下げられる

ラクネのお母さんだ。


「大した事はしてないので、頭を上げてください」


「うふふ。ラクネに聞いた通りの子なのね」

ラクネは僕の事をなんて説明したんだろう


「なんて聞いたんですか?」


「それは、ラクネから聞いてちょうだい。恥ずかしがるかも知れないから」

恥ずかしがるような内容だったら本人に聞きにくいんだけど……


「…聞けたら聞いてみます」


「あれ、エルクくんお母さんに捕まってたの?」

ラクネが戻ってきた。後ろにお姉さんもいる


「捕まえてるなんてひどいわね。ラクネが気になるエルクくんがどんな子かちょっと話してただけじゃない」


なんか聞いちゃいけない事を聞いた気がする


「ちょっと、お母さん!何言ってるの。もう、エルクくん行くよ」

ラクネはアタフタしながら部屋に入っていった


僕は母親にお辞儀してからラクネの部屋に入る


「エルクくん、ありがとう。あの時は動揺しててお礼出来てなかったから、ちゃんとお礼したくて妹に呼んでもらったの」

お姉さんにお礼を言われる


「僕に出来ることをしただけなので、気にしないで下さい」


「気にするわよ。どうやっても恩を返せないようなことをしてもらったんだから。……まだ、名乗っても無かったよね。私はリーナよ」


「聞いてるみたいだけど、エルクだよ。そんな大層なことはしてないので、本当に気にしないで下さいね」

ラクネが貧乏だって言ってたからね。本当はお金があればすぐに治ったことなんだから


「そんな、あれは神のみわざのように感じたわ。神々しい何かが身体に入ってきた感じがしたもの」

ラクネが僕を崇拝する目で見てきたのはリーナの影響のようだ。困るからやめてほしい。


「お姉ちゃん、ちょっと…」

ラクネがリーナを連れて部屋を出て行った。どうしたんだろう?


――――――――――――――――――

廊下にて


「お姉ちゃん、さっき言ったよね。エルクくんは自分の力の異常性に気付いてないけど、それは黙っててって」


「ごめんね。気をつけるよ」


「私も昨日の夜に同級生から事情を聞いて、表情に出ないように気をつけてるんだから」


「わかったよ」


――――――――――――――――――


ラクネ達がお茶とお菓子を持って戻ってきた。

どうしたのかと思ったけど、お茶を持ってきてくれただけか


「ありがとう。それでさっきの話だけど……」

なんか一瞬、リーナの耳がピクッと動いたけど気のせいかな?


「僕の家も貧乏だったからわかるんだけど、スゴイことをされたと勘違いしてるだけで、実際はそこまでの事じゃないからね。僕だって村で猟師さんに肉を分けてもらった時は聖人に見えたもん。必要以上に持ち上げられても僕が困っちゃうだけだから。それに、僕より姉の方が回復魔法を上手く使えるからね」


僕が神なら姉は何になるんだって話だ。神をも超越した存在になってしまう。


「ありがとう、でも感謝してるのは本当だから。その気持ちは受け取ってほしい」


「うん、十分受け取ってるよ」

わかってくれたようでよかった。


「あの、エルクくんお姉さんがいるの?」


「うん、2つ上の姉がいるよ。去年、同じ学校に行くために村から出て行ったはずなんだけど、見当たらないんだよね。初等部の3年にいたはずだったんだけど…」


「え?それって大丈夫なの?」

ラクネが心配してくれる


「心配してないわけではないけど、初等部に行って、死んだとかじゃないって教えてもらったから大丈夫だよ。個人の情報を勝手に漏らす事は出来ないって、教えてもらえなかったからわからないけど、多分何かやらかして村に帰ってると思うし。長い休みの時に村に帰ってみるよ」


「そうなんだ。なら良かった」

僕の姉の事なのに本気で心配してくれるラクネは本当に優しい子だと思う


その後、他愛もない話をした後に僕は帰ることにする。


「これ、ケーキね。みんなで食べてね」

僕はアイテムバッグからケーキとジュースを取り出す。


「ありがとう。みんなで食べるね」


「こんな高い物もらっていいの?何かお返ししたいけど何かあったかしら」

リーナはお返しを気にしているようだ。


「別にそういうつもりじゃないので、気にせず受け取って下さい」


「そういうわけには……あ!そうだ、あれがあったわ。ラクネにさっき聞いたし喜んでくれると思う」

リーナは部屋から出ていき、少しして戻ってきた。

ラクネが僕の好きなものを伝えていたのだろうか?

ラクネにも言った記憶はないけど……


「これ、モデルやった時に記念に私ももらったの。お返しとしてはどうかと思うけど、エルクくんにあげるわ」


リーナからリーナそっくりのフィギュアをもらった。

多分ラクネのフィギュアを作った人が作ったものだと思う。


「……ありがとうございます。一緒に飾っておきます」


正直嬉しいけど、同級生のフィギュアとその姉のフィギュアを部屋に飾ってるのはどうかと思う。変態度が増した気がするな……


僕はモヤモヤしながら寮の部屋に戻ってきて、ラクネのフィギュアの隣にリーナのフィギュアを飾ることにした

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