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友情が廃るまで  作者: ユキチャ
エピローグ
5/12

焦り


「とりあえずついてこい」


男はラビの手錠を無理やり引っ張って

部屋から出そうとした。

ラビは抵抗しても無意味なことを知っていたので

大人しくついて行った。

ふいに男の足が止まった。


ラビの目に映ったのは辺りに広がる溶岩と

今にも突き落とされそうな両親の姿だった。


そこは2段になっているようで

ラビが連れてかれたところは

ガラス張りになっている2段目だった。

案の定両親がいるのは1段目で

助けることはできない距離だ。


「やめて…はなして…」


聞き覚えのある声が聞こえてきた。

そちらを見ると妹のミラがいた。


「お前ら私の家族に何しようとしてるの?」


そこにいる男を睨めつけながら

低い声で言い放った。


「もうすぐわかるさ」


男はラビの態度には全く動じず軽い口調で言った。

その時だった、辺りに声が響いたのは


「離して、離して、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


誰の悲鳴…!?

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