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見よう見まねで生産チート  作者: 立風人(りふと)
平和?にお仕事編
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サイドストーリー4 そいつの強さ

4話連続投稿の4話目です

「それで…俺と戦って何か分かりました?」

「あぁ。ダメ出しを言うようで悪いんだが、君の強さは技数と併用性に特化しているが、それらに身体が付いていってない。経験が未熟って感じだな。違うか?」

「そうですね…経験の面で言ったらまだ数えるほどしか戦ってないですね…」

「数えるほどって1番最初に武器を握ったのはいつだ?」

「最初だと…えーっと?矢と杖を作ったのがリースに来るちょっと前で、戦闘面だと…ナッケンジョー作った時だから…スタンピードの前くらいになりますね」

「…スタンピードの時って…2,3ヶ月前じゃねえか?!

ってことは1週間かそこらでこのレベルかよ?!」

「普通に鍛錬してたら間に合ってなかったでしょうけど、俺の場合は戦闘スキルは武器任せなんで。」

「どういうことだ?」

「これ持ってみれば分かります。

グレイスさんって剣術と火属性以外だと何を持ってます?」

「少しではあるが双剣と無属性なら使えるぞ。」

「短剣術は」

「レベル2とかだったから君より下手だと思ってくれ」

ナッケンジョーが各レベル4だから足して6になるか4になるかはわからないが持ったら何かしら分かるだろう。

ナッケンジョーを渡してみる

「こ…これ…ちょっと試してみてもいいか?」

「どうぞ。やるなら雷と光属性も試してみて下さい」

「セイン」

「ん」

模擬戦おわりなのにスパーリングが始まった。

セインさん、そのでっかい盾は毎度どこから…あ、アイテム袋か。


すごいな…初めて持つ武器をあそこまで使いこなすとはさすがAランク。体に持ってるものが違うね。雷落としたり光の球だしたりを動作の中に入っている。


あ、終わったみたい。

「うーん…多分だが、何か余計なものがあるぞ。少し違和感がある。」

「違和感…何ですか?」

「コイツには短剣とナックルと杖の要素があるみたいだが、魔法を使えることは除いて、杖としての役割ってあるのか?」

「あ…」

盲点だった。ナイフの部分はよく使っていて、ナックルの部分も時たま使っていたが、杖の要素は使ったことがなかった。


杖っていうのは普通、体の半分くらいはある物、長い物だと2mはあるが、ナッケンジョーはそもそも40cmくらいの全長で魔法を使う以外だと杖要素0。


ここでグレイスさんが言いたいのは、ひとつの武器を扱うのに3つの戦闘スタイルがごちゃ混ぜになっているので、動きに無駄が出ている。(※ナッケンジョーには格闘術、短剣術、杖術が付与されている)

要するに、「いらん要素は省いたらどうだ」って言ってくれているのだ。


「杖術いらないですね。」

「短剣術と格闘術は相性が悪いわけではないからな。複数の武器を使い分けるより早いかもしれないな。」

「なるほど」


この発見は今回の模擬戦をしてなかったら気づかなかった。今後新しい武器を作ることがあれば相談してみよう。しれっと心に決めた俺だった。



「今日はありがとな、おかげでいろいろ刺激になった。また何かあったら相談させてもらうし、君もいつでも相談してくれ。」

「いえいえ、こちらこそアドバイスとかいろいろありがとうございました。」


特に俺は教えたことはない気がするし、何が分かったのかが分からないがが今朝のような追い込まれた顔をしていないので多分解決に貢献できたんだろう。


握手する手に力が入る。ん?強くね?

「イデデデデデデデデ!!」

「グレイス!離してあげて!」



とてつもない力の差を体に感じながら、その日は別れた。

サイドストーリーですが、時間経過は普通に本編に繋がってます。

次話は多分、模擬戦の次の日になると思います。

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