異世界へ到着
鳥の声・風の音・木の枝が揺れる音が聞こてきた。
俺はゆっくりと目を開けてみる。目の前にあるのは木・木・木・獣道っぽい地面・木・草・草。紛うことなき森もしくは林だ。どうにか異世界へ無事に来れたらしい。
「さてと、まずは定番の身の回りの物を確認するか」
衣服は地球で着ていたような長袖Tシャツと黒ズボン。ではなく、白いYシャツにスキニー黒のパンツ。よそ行きの時に着てた服だった。今は新たに上着には黒のフード付き長袖コートを薄手にしたようなやつを着ていた。
持ち物は大小何種類かの硬貨が入った皮袋、腰のベルトについてる刃渡20センチくらいのナイフのみ。
町の門番に見せたら、格好では怪しまれないが、持ち物の少なさで怪しまれるタイプだが、まぁ後で考えよ。
そしていよいよステータスの開示だ。
バクバク鳴く心拍を整えるべく深呼吸をして、
「【ステータス】」
ピコンッという音と共に、40×30センチくらいの大きさの半透明なステータスウィンドウが出てきた。
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名前:リョー・ヤマモト
種族:ヒト族
年齢:18
性別:男
HP:8,800
MP:156,000
戦闘系スキル
魔法系スキル
無属性魔法Lv 5
魔力操作Lv2・魔法陣学Lv4・魔力感知Lv1
生活スキル
料理Lv5・演奏Lv 3・歌唱Lv 2
生産系スキル
創造Lv1
薬学Lv4・工学Lv4・構造理解Lv6
戦術スキル付与Lv3・魔法付与Lv7・魔法属性付与Lv 7
耐性系スキル
健康(毒耐性・病魔耐性)Lv7
特殊(その他)スキル
高速思考Lv4・並列思考Lv3・危険察知Lv3
言語理解Lv10
加護
技工神の加護・創造神の加護・魔法神の加護
称号:異世界からの送り者
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生産系スキル以外もなかなかチートだった。
「神達はあぁ言ってたからそこまで期待はしてなかったけど、戦術スキルはないのか…ってか魔法も無属性魔法だけ?魔法神いたよね?どうなってんの?」
いくらその他のチートはなくていいとは思っていても、鍛治とかを行うにも火属性魔法くらいはもらえるはずだ!
俺が嘆いていると空から茶色い何かが落ちてきた。
「わぁ!なんか降ってきた!ほ、本?…えーっと…【神が教える異世界説明書】?」
どうやら神が気を利かせてくれたようだ。まぁ無知識で行くよりいいだろうと思い読むことにした。
[前書き]
すまん!やっぱり戦術スキルは無理じゃった。代わりといってはなんじゃが、他にスキルを充実させることにしたがその代償として魔法が付けられんかった。by神
神達もだいぶ奮闘したようだ。まぁ神には神なりの事情があるのだ。とりあえず説明書を見ながら、充実させてくれたという他のスキルを見てみよう。
俺のスキルに関してはこうだ
・魔力操作・魔法陣学・魔力感知は生産職。アクセサリーや魔法道具なんかを作る時に役立つスキル。
・生産系スキルの薬学・工学は知識タイプのスキルのようでポーションから馬車の作り方までは分かる。
・生活スキルは神界の注文通り
・創造は神達がくれたチートスキル。レベルが上がるといろいろできることが増える
・戦術スキル・魔法付与・魔法属性付与これらは神が戦術・魔法スキルの代わりに用意してくれたもので、物になら付与することができる。
・異世界モノの定番である鑑定は無属性魔法に含まれる。そこそこな規模の商人なら鑑定を使えるため難易度中級くらい。
・高速思考・並列思考は戦闘時〜設計まで役立つためつけてくれた。
続いてこの世界について
・スキルは努力向上タイプ。努力すれば新しいスキルも覚えられる。例えば木剣を数十回振ればそのうち剣術を覚えたりできる。ただ俺は戦術・属性魔法は覚えられない。
・魔法は無・火・水・風・地・雷の基本属性と光・闇・結界・時空などがあり、回復魔法は光属性に含まれる。
・属性魔法の中でも水属性なら水と氷・地属性なら土石と草木など細かく分類すると得意不得意が分かれる人もいる。
・お金の単位はGG、価値は大中小と種類で分けられる。
小銅貨→1円
大銅貨→10円
小銀貨→100円
大銀貨→1,000円
小金貨→10,000円
大金貨→100,000円
小白金貨→1,000,000円
大白金貨→10,000,000円
その先の硬貨もあるにはある。
今の所持金額、小金貨2枚、大銀貨9枚・小銀貨8枚
つまり合計29,800円。29,800GG
とまぁこんな感じだったほんとに神達は至れり尽くせりで、おかげでどうにかやっていけそうだ。
スキル詳細は次話に続きます。




